見出し画像

第2/10回:現代人の「オイルタンク」に起きている異変

前回、私たちの肝臓は
「一生オイル交換のいらない、二人分をまかなえるほど高機能なタンク」
であるとお話ししました。
しかし、現代を生きる私たちの多くは、そのタンクが本来の力を発揮できず、ドロドロに汚れてしまっているのが現実です。

なぜ、そんなことが起きるのでしょうか?
その正体は、私たちの日常生活に潜む「3つの目詰まり」にあります。

1. 「精製」という名の不自然な油

私たちのタンク(肝臓)が最も困惑しているのは、実は「油の質」です。
現代の食卓に溢れている安価で精製された植物油。

この不自然な油は、タンク(肝臓)の中にある「フィルターの膜」に悪影響を及ぼします。
本来なら、必要なものを通し、不要なものを遮断するしなやかで弾力のあるフィルターであるはずが、まるで質の悪いワニスを塗られたように表面が硬く、目詰まりを起こしてしまうのです。

実は、私たちの体を作る約60兆個の細胞一つひとつを包んでいる「膜」も、また「油」で作られています。
「フィルターの膜」とは「細胞膜」のことです。
このフィルター(細胞膜)が弾力を失いガチガチに固まってしまうことで、細胞は必要な酸素を取り込めなくなり窒息状態、細胞機能の低下に陥ってしまうのです。

これが1つ目の目詰まり、細胞膜の質の劣化です。

2. 終わりのない「解毒」という重労働

肝臓は、体内の化学工場として24時間体制で解毒を行っています。
しかし、現代社会は、かつての時代には存在しなかった「化学物質の雨」が降り注いでいるようなものです。

食品添加物、農薬、排気口から吸い込む微細な汚れ、ストレス……。

本来なら予備のエネルギーを作るために使われるはずのタンクの力が、この終わりのない「ゴミ処理」にばかり浪費されています。
自浄作用が追いつかず、処理しきれなかったゴミがタンク全体に溜まっていく。

これが2つ目の目詰まり、解毒キャパシティのオーバーです。

3. 酸素という「火」の消失

栄養素を燃やしてエネルギー(活力)に変えるには、必ず「酸素」という火種が必要です。
しかし、ストレス社会で常に体が強張り、日常的に呼吸が浅くなっている現代人の細胞は、絶えず「酸欠状態」にあります。
どんなに良い栄養素がタンクにあっても、火種がなければそれはただの
「動かない重荷」に変わります。
燃え残った栄養素やオイルは酸化し、さらにタンクを汚していきます。

これが3つ目の目詰まり、エネルギー代謝の停滞です。

あなたのタンクは、今どうなっていますか?

これら3つの目詰まりが重なると、二人分あったはずのタンクは、自分一人を支えることすら精一杯になります。

「なんとなく疲れる」 「やる気が出ない」 「寝ても疲れが取れない」
という感覚は、あなたの精神力の問題ではありません。

あなたのオイルタンクが、古い油とゴミで溢れ、酸欠で火が消えかかっているという物理的なサインなのです。
では、この目詰まりを解消し、もう一度「本来の輝き」を取り戻すにはどうすればいいのか。

次回、その鍵を握る「盾」と「健康オイル」の違いについて詳しくお話しします。


「身体のオイル交換」

〜一生モノの肝臓を蘇らせる10の知恵〜に込めた願い

私たちが日々当たり前のように使っているこの身体。
本来、私たちには驚異的な自浄システム「肝臓」が備わっています。
しかし、現代のあまりに過酷な環境の中、その肝臓が静かに悲鳴を上げています。

私がこの「10の知恵」をお伝えしようと決めたのは、十数年健康業界に身を置いた自分が健康情報そのものに疑問を持ち続けていたからです。

「身体のオイル交換」とは、
単に何かの栄養素を摂る、という健康情報ではありません。

この発信は、あなたが本来持っている「生きるエネルギー」を呼び覚まし、人生の燃費を劇的に変えるための、自分自身へのリスペクトするための情報です。

この連載が、あなたの内側への気付きを見つけるきっかけになれば、
これ以上の喜びはありません。


【公式ガイド】

ここまで読んでくれたあなたへ。

「なんとなく、気になっている」

そんなあなたへ、それで十分です。

「 知識を増やしに来なくていい。」
「 答えを持ってこなくていい。」

その「なんとなく」を、
一緒に言葉にする場所があります。

個別セッションでは、
あなたの今の状態から始めます。

何が気になっているのか。
何がモヤモヤしているのか。

それだけを、丁寧に聞かせてください。
準備が整った時に、来てください。

でも、「まだ早いかな」と思っている人ほど、
ちょうどいい時期だったりします。


【次回予告】

第3/10回:
その疲れ、実は細胞の「酸欠」かもしれません

【おすすめの言葉】

栄養を摂る前に、まずは『呼吸を届ける』ことから。
なぜ、いくら食べても元気が出ないのか。

次回、細胞レベルで起きている『窒息』のメカニズムを解説します。


いいなと思ったら応援しよう!