第3/10回:その疲れ、実は細胞の「酸欠」かもしれません
どれだけ寝ても朝からあくびが止まらなかったり、栄養ドリンクを飲んでも一時の気休めですぐにガス欠を感じてしまう。
そんな状態が続いているとき、私たちの体内では栄養不足とは異なる、ある深刻な事態が起きています。
それは、全身の細胞が呼吸できずに苦しんでいる
「酸欠(窒息)」という状態です。
前回の第2回では、現代の不自然な油によって、タンク内の「フィルターの膜」(細胞膜)がワニスで固めたようにガチガチになっているというお話をしました。
このフィルターである細胞膜が柔軟性を失って固まると、真っ先に起きるのが酸素の供給不足です。
想像してみてください。
高性能なエンジンであるミトコンドリアに、どれだけ最高級の燃料を流し込んだとしても、そこに酸素という火種が届かなければ、エンジンは一向に回り出すことはありません。
それどころか、酸素がない状態で無理に燃やそうとした燃料は完全燃焼できずに「黒い煙」を吐き出し、それが過酸化脂質となってさらにタンク内を汚していくという悪循環に陥ってしまうのです。
私たちは普段、肺で呼吸をしていますが、その目的は全身の細胞一つひとつに酸素を届けることにあります。
しかし、オイルタンクである肝臓や全身の細胞のフィルターが目詰まりしていると、酸素は細胞の入り口でシャットアウトされてしまいます。
ため息が頻繁に出たり、集中力が続かず頭に霧がかかったようになったり、あるいは少し動いただけで息が切れてしまう。
これらは単なる体力の衰えではなく、体内の燃焼システムが酸素不足で悲鳴を上げている物理的なサインなのです。
多くの健康情報は、何を足すとか、新しい成分や含有量などという栄養やその摂取量のことばかりを語ります。
しかし、十数年この業界に身を置いて私が確信したのは、入れる前にまず燃やせる環境を整える「循環」の重要性です。
ガチガチに固まってしまったフィルターをしなやかに戻し、細胞の奥深くまで酸素を呼び込む、そして燃焼しエネルギーを産生。
この循環ができて初めて、あなたのオイルタンクは本来のエネルギー産生の循環を取り戻します。
では、どうすればこの細胞の酸欠を解消し、深い呼吸を内臓の隅々まで届けることができるのでしょうか。
次回、細胞を「維持」するだけの栄養と、細胞を「駆動」させるための、現代に必要なオイル、「健康オイル」の決定的な違いについて詳しくお話ししたいと思います。
「身体のオイル交換」
〜一生モノの肝臓を蘇らせる10の知恵〜に込めた願い
私たちが日々当たり前のように使っているこの身体。
本来、私たちには驚異的な自浄システム「肝臓」が備わっています。
しかし、現代のあまりに過酷な環境の中、その肝臓が静かに悲鳴を上げています。
私がこの「10の知恵」をお伝えしようと決めたのは、十数年健康業界に身を置いた自分が健康情報そのものに疑問を持ち続けていたからです。
「身体のオイル交換」とは、
単に何かの栄養素を摂る、という健康情報ではありません。
この発信は、あなたが本来持っている「生きるエネルギー」を呼び覚まし、人生の燃費を劇的に変えるための、自分自身へのリスペクトするための情報です。
この連載が、あなたの内側への気付きを見つけるきっかけになれば、
これ以上の喜びはありません。
【公式ガイド】
ここまで読んでくれたあなたへ。
「なんとなく、気になっている」
そんなあなたへ、それで十分です。
「 知識を増やしに来なくていい。」
「 答えを持ってこなくていい。」
その「なんとなく」を、
一緒に言葉にする場所があります。
個別セッションでは、
あなたの今の状態から始めます。
何が気になっているのか。
何がモヤモヤしているのか。
それだけを、丁寧に聞かせてください。
準備が整った時に、来てください。
でも、「まだ早いかな」と思っている人ほど、
ちょうどいい時期だったりします。
【次回予告】
第4/10回:
ビタミンEは「盾」、では「健康オイル」は?
【おすすめの言葉】
酸化を防ぐだけでは、体は動き出しません。
守るための栄養であるビタミンと、攻めるための健康オイル。
この使い分けを理解することこそが、オイル交換の真髄といえるのです。
次回、その決定的な違いを明らかにします。
