韋駄天ママ伝説
ペズリ「お前のママって、俊足だよな」
サンタクロウ「誰に聞いた?」
ペズリ「聞いたというより、見た。この目で」
サンタクロウ「……どうだった?」
ペズリ「速い!」
サンタクロウ「……例えば、買い物しようと街まで出かけたが財布を忘れたとする」
ペズリ「……する!」
サンタクロウ「100m9秒台の足で、財布を取りに戻り、あっという間に帰ってくる……そんなママだ!」
ペズリ「おお……」
サンタクロウ「例えば、俺が朝礼中、校長先生の長話の途中で貧血を起こして倒れそうになったとする」
ペズリ「……する!」
サンタクロウ「100m9秒台の足で、家から飛んできて、倒れる寸前の俺を受け止めてくれる……そんなママだ!」
ペズリ「ブラヴォ!」
サンタクロウ「例えば、俺が修学旅行先にパンツを忘れたまま行ったとする」
ペズリ「……する!」
サンタクロウ「100m9秒台の足で、俺が忘れたことに気づく刹那に、修学旅行先まで届けに来る……そんなママだ!」
ペズリ「ハレルヤッ!!」
(終)
