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稲毛のクラフトビール「ちばやま」から辿り着いた“千葉山”と園生八臂弁財天尊を歩く

千葉開府900年の中心地から少し離れた場所で、ひっそりと続く“千葉山”という場所

千葉開府900年記念メンバー
平成おまけ資料室です。


千葉開府900年という大きな節目を迎えるなかで、今回は千葉市の中心地を離れ、稲毛区園生町(いなげく そんのうちょう)にある”千葉山”に目を向けてみます。

千葉山周辺①

🔹千葉山を訪れることになったきっかけは、
「千葉稲毛ビール醸造所 いなびや」さんのクラフトビール“ちばやま“をいただいたことだった。

千葉市広報より、千葉開府900年 を記念したビールがあると聞き、JR稲毛駅(千葉市稲毛区)から徒歩4分の「いなびや」さんに伺った。

千葉稲毛ビール醸造所「いなびや」
JR稲毛駅 西口 徒歩4分
詳しくはこちら

その名もビール“ちばやま“
柚子の香りがやわらかく残る、静かな味。

いなびや_クラフトビール  ”ちばやま”

🔹ビール「ちばやま」をいただきながら、ふと考えた。

“ちばやま”?

🔻いなびや店内の説明にはこうある。
「ちばやま(千葉山)には、千葉氏の墓があったと言われる。」

🔹そうなのか。
地元なのに、詳しくは知らなかった。
そもそも、千葉市に“山”という名前が残っている場所があること自体、少し意外だった。

気になって調べてみると、稲毛区園生町に“千葉山”の名が残っており、千葉氏累代の墓地だったと伝えられている史跡らしい。
 👉千葉山(千葉市指定史跡)

🔹せっかくだ。
クラフトビールの名前になった場所を、自分の足で歩いてみよう。

🔹いざ、千葉山へ。
千葉都市モノレール スポーツセンター駅から徒歩4分ほど。
国道16号脇の歩道から、少し見上げたところにそれらしい茂みがあった(ここが千葉山か?)。
少し視線をあげると、その茂みの中に建物が見えた。
千葉山という名前から、大きな山を想像するかもしれない。
しかし実際には、周囲より少し高くなった、静かな高台のような場所だった。
それでも昔の人々にとっては、見晴らしがよく、祈りや信仰の対象となる“山”だったのかもしれない。

   千葉山周辺②
茂みの奥に建物が見えた

🔹千葉山に到着。(👉Googleマップはこちら
まずは周辺を探索するため、千葉山付近を一周してみる。
周囲には幹線の国道16号、千葉県総合スポーツセンター、幼稚園、小学校、園生の森公園、スパ施設などがあり、住宅地とも隣接する地域。

千葉山周辺③
左に小学校・スパ施設、右に千葉山
千葉山周辺④
千葉山周辺⑤
千葉山周辺⑥
奥に下ると国道16号

🔹千葉山脇の歩道を国道16号に向かって歩いていくと、「園生八臂弁財天尊(そんのうはっぴべんざいてんそん)」の石碑と木戸が目に入った。

石碑と木戸

🔹木戸は閉まっているように見える。
「ここに入っていいのだろうか?」
少し迷うが、横から入れるようなので、参拝することとした。

🔹一歩中に入ると、空気が変わった。

木戸の内側(振り返って撮影)
左は国道16号

🔹静かな参道が現れた。

奥へ続く真っ直ぐな参道
茂みの先に建物が見えた

🔹何があるのか。
少し不安になりながら進むと、建物が見えてきた。
現れたのは、いわゆる神社とは違う建物だった。どこか近代的な印象の本殿。
しかもその周囲は、水に囲まれている。
(後日、弁財天はもともと「水」と深く結びついた神だと知った。)

本殿(?)

🔹すぐ近くを国道16号が走っているとは思えないほど、この場所は静かだった。

右に千葉県総合スポーツセンターが見える

参拝後、周りを見回すがコンクリート造りの本殿と、木々の緑しか目に入らない。戻ろう。

🔹帰りは、千葉山の向かいにある千葉県総合スポーツセンターにも立ち寄ってみることにした。
少し歩くと、すぐに日常の風景が現れた。

手前は国道16号、奥はスポーツセンター
(千葉山脇の歩道から)

🔹途中で見かけた手書きの地図。
歩道の柵に設置されており、更新されているのかも分からない。縮尺も曖昧。
でも、こういうものが残っていること自体が、
この場所の時間の流れを感じさせる。

いつからあるのか分からない手書きの地図

🔹ふと足元を見るとマンホールがあった。

千葉市のマンホール蓋
市章と鳥のデザインが、この街の落ち着いた
空気に不思議と合っていた

🔹歩道橋を渡りスポーツセンターへ。

園生歩道橋(そんのうほどうきょう)
国道16号(歩道橋上から)
左にスポーツセンター、右に千葉山
歩道橋上から見たスポーツセンター

🔹スポーツセンターを歩いてみる。

陸上競技場
奥には千葉都市モノレールの軌道が伸びていた
一面に広がるネモフィラ
足元にも小さな青空が広がっていた
ふれあい広場
桜の木に囲まれた
お花見の絶好ポイント

🔹スポーツセンターは広く、全てを見る前に帰路につくことにした。

🔹まとめ
今回“千葉山”を訪れたのは、
千葉開府900年の広報に関わっていなければ、きっと無かったと思う。

一杯のクラフトビールから始まり、
気づけば、千葉山と園生八臂弁財天尊を歩いていた。

国道16号のすぐ脇に、
静かな参道と、水に囲まれた本殿。

久々によく歩いた一日。
天候にも恵まれ、この街を少し深く知れた気がした。

🟧平成おまけ資料室は、千葉開府900年記念メンバーとして、これからも“街に残る小さな記憶”を歩いていきたい。

🔻締め
千葉山と園生八臂弁財天尊は、観光地ではなく、都市の中にひっそり現れる異空間だった。

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