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【noteでBL】『キビナゴの刺身』あとがき

こちらの企画に参加しています。

 書いた作品はこちら↓

(文字数:約2500文字)



エロはマナー(@メッセンジャーあいはらさん)

 姑息? 失敬な。
 noteというやや公共の場に公開するに当たっては、必要な配慮だ。

 ラブコメからガチエロまで、様々なハプニングが期待される定番イベントである温泉宿を、私も書いてみようと思った。
 しかし書いてみると同性カップルの、特に男性の場合は何かと困るところがあるような気がした。

 ちなみに今回脳内に浮かぶ度に「違う」と消しにかかった楽曲は、
 吉田拓郎『旅の宿』です。

 良い歌だけど歌詞をどう読み込んでも男女だからね。


舞台は2000年頃だったはずだが

 そうなの。2000年当時西九州新幹線はまだ開通していなかったの。

 とは言えせっかく舞台を佐賀県の嬉野温泉にしたからには、行ってみたくなった人のために、長崎ー武雄までしか通っていない新幹線のもの珍しさを伝えて注意を促しておいた方がよろしかろう。

 一種のパラレルワールドだと思って下さい。

 そして大学生の二人にしては、やたら高級な宿を食事付きで予約しているが、実際2000年頃まではバブルもすでに弾けていたとは言え、豪華な旅行が出来ていた学生も少なからずいたんだが、
 真一郎の趣味は小学生時代から貯蓄なので、今回の旅費は貯金から工面しました。

 どうして彼がこんな贅沢に踏み切ったかと言えば、正味な話神仏に誓えるわけでもなく、友人知人たちから祝福されるとも限らない二人は、如何にして将来を約束し合えますか?
 といった思いが裏側に潜んでいます。

 何のかの言って世間に認められる事は、一つの安心材料です。裏切られない保証は無いけど、周囲に知らせて誓う機会くらいは存在する。

 この宿泊は真一郎にしてみれば、男でありながらお輿入れ感覚。

 約束、の重みが真一郎と拓海とでは異なるんですよ。
 とは言え拓海は(その方が真一郎が安心してくれるから)軽く見えるように振る舞っているだけで、重くないわけでは決してない。


九州男のこんな見栄を可愛く思えてしまったなら終了です

 当初は風呂上がりの休憩所とか、食事中にも色々会話をさせていたのですが、今回お題の一つが「食事シーン」ということで、食事をメインに持ってきて他は結構削りました。

 二人の帰省時期は冬だったこともあり、メニューは今の私がめちゃくちゃ食いたい嬉野温泉の湯豆腐とキビナゴの刺身にしました。
 キビナゴは私も捌けます。

 ところで真一郎の麦焼酎選びは今回ちょっとばかり背伸びしています。
 いつもは『壱岐娘いきっこ』か『かぴたん』、せいぜい『じゃがたらお春』を選ぶんですけどね。
 猿川さるこうを置いている店は珍しいのでまぁ呑んでみたくなりますよね。

 そこは筆者の個人的な好みだが、酒は。あるいはロック。割っている人を否定はしないが、私は割らない。

 しかしアルコール度数が高いとは言え、麦焼酎ロックをグラスに1杯程度では、真一郎は酔っ払いません。
 拓海の前でだけ気を抜けるというだけで、あとシラフで「お願い」なんか恥ずかしくて言えない、という次第で、翌朝目を覚ました時にも昨晩の記憶はしっかり残っているだろう酔い具合に留めてあります。

 悲しいかな。国の法律は田舎にまで適用されません。それ以前に警察すら見た事がありません。誉められた事じゃないんですよ本当に。

 そうそう。もう一つのお題「脊髄反射」についてなんだが……。  


拓海は何を言われたの?((((;゚Д゚))))gkbr

 書きません。
 と言うより私は絶対に書けません。

 だけど、それが何であるかだけなら言えるよ♪
 えっとね、私の故郷に伝わる、呪いの言葉なんだ♪

 土地の者は決して口に出してはならないし、耳に入れるのも宜しくない。
 ぶつけられた者は今後決してその土地にいられないし、もし居続けたなら身の安全は保証されないほどに祟られる、ってヤツです♪

 すげぇだろ。怖ぇだろ。ガチで呪いが息づいている土地が、この国には今でも残っているんだぞ。ミラクルワールド九州だろう。
 あぁもちろん、九州の全域でも広範囲でもないです。私の故郷はだから、とんでもなく田舎なんだってば。

 ちなみに両親は歓迎どころか、方言なら分からないだろうと侮って拓海に失礼を言いたい放題、昼食を作ろうとする母親を、真一郎は止めに入っていたのでした。
 てめぇらとメシ食いたかねぇし拓海に食わせたかねぇよ。

 つまり真一郎は、呪われた拓海とは即座に縁を切るよう迫られたわけですが、親の意に反して真一郎は、二度とこの家と土地に足を踏み入れない事を選んだわけです。

 でも本当のことを言うと、真一郎は呪いの正体を知っていますから怖くはないよ。むしろ実質的に縁が切れて万々歳な望むところだよ。

 とは言え初見の他人にそんなもんをぶつけ切れる両親である事には失望した。


執筆リアルドキュメント

 せっかくなので記録してみた。
 1月時点の構想を流用したので割とスムーズ。

 4月27日、12時頃「やってやんよ」宣言。
 さっそく下書きを作ってあらすじを書いたがマジで大丈夫か自分。
 思い余ってタイトルを今一番食いたい郷土料理にしてしまったが尚更大丈夫か自分。
 そして書き出すとやはり出来得る限りを執筆に費やすよな。家事の合間に5時間。

 4月28日。詰め切る直前に寝てしまったもので夢の中でも考え続けあまり眠れていない。明日からちょっと自由には動きづらくなるので今日書き上げてしまいたいな。
 とは言えアウトラインは書き終えたので微調整、なんだがその微調整が難しくて結果2時間掛かる。
 あとがきを1時間書いて計8時間。見直し校正は別途ですがとりあえず、お疲れ様でした。

 5月2日。今回で2万文字を超えるから、創作大賞に応募できると気付いてTalesに移設公開。

 5月5日。加えた方が伝わり良さそうな文章を、二つ三つ思いついたもので追加。

 5月8日。改めて読み返して、浴衣に羽織り姿である事には触れておかなくてはならない、と強く思ったので追加。

 拓海と真一郎のシリーズをTalesに移設して、創作大賞にも恋愛部門で応募しました。

以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございました。

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岡埜 由木古(偏光) 何かしら心に残りましたらお願いします。頂いたサポートは切実に、私と配偶者の生活費の足しになります!