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休職中の話ーー外に出られず、殻に籠って

「なんか、外に出るのが怖いっていうか、恥ずかしくってさ」

先日、休職を経験したことがある同世代の知人と話す機会があった。
その時に、彼はこんなことを話していた。

とても共感した。
共感しかなかった。

きゅうまる@社労士さんも、
こちらの投稿で同じようなことに触れていた。


僕も休職中、
特に休職初期の頃は外に出られなかった。

特に平日の日中は。

ーみんな働いているのに、僕は平日の昼間から仕事もせず…
ー働いてもいないのに、外出して気分転換する権利なんてない…
ーもし知り合いに遭遇してしまったらどうしよう…

さまざまな負の感情が入り混じっていたと思う。

近所に買い物に出るのさえ億劫だった。

ー平日の昼間から買い物なんて、店員に「こいつ働いてないの?」って思われるんじゃないか…

今考えると自意識過剰以外の何ものでもないのだけれど、
休職中は本当にこんなことばかり思って、
なかなか外を出歩けなかった。

挙句、通院や買い物でどうしても外に出ないといけない時には、
サングラスとマスクを着用して出歩いていた。

どう考えてもその方が怪しい身なり。

職務質問の対象になりそうで、
今思い返しても本当に滑稽だなと思うけれど…。


僕の罹患した適応障害というのは、
「真面目」とか「完璧主義」と言われる人がなりやすいらしい。

僕がそれに当てはまるかどうかは別として、
そういった性格特性の人が、
休んだり、あるいは気分転換に外出したりするのは、
だいぶ難儀なことのように思う。

ーちゃんと働いている人たちと働けない自分
ー社会に適合している人たちと適合できない自分

一歩外に出れば、
否応なくそうした比較が頭の中を駆け巡る。

当然心は耐えきれなくなる。

だから極力外に出ない。

いや出られなくなる。


僕はそんな自分を認められなかったのだと思う。

ー働けない自分
ー社会に適合できない自分

社会から笑いものにされているような気がして、
殻に閉じこもっていた。

陳腐なプライドを守るために。

「こんなはずじゃない」と、
自分の現状を受け入れられず、
被害妄想を膨らませるだけ膨らませて、
自宅に篭るという物理的な方法で、
世間の目から逃れようとした。


今思えば、そんな状態の時には、
無理に外に出ようなんて考える必要はなかったと思う。

一日中家に篭っていても全然構わない。

真面目で完璧主義だと、
一日家の中で過ごすことにすら罪悪感を覚える。

一日を無駄にした気がして、
なんの生産性も無かった気がして。

でも、別にそれで構わないと思う。


もちろん、休職中の一番病んでいた時期は
そんな風に割り切れなくて、
「外に出るのは怖い。でも外に出られず一日中家にこもっている俺なんてクズだ」
と思っていた。

けれど、もしあの時の自分に声をかけることができるなら、
そして、今あの時の自分と同じように苦しんでいる人がいるのなら、
「無理に外になんて出なくても良いんだよ」と、
「自分が一番苦しくない場所にいて良いんだよ」と、
声を掛けたい。


どうせいずれ、また外に出たくなる。
もしくは外に引っ張り出される。
あるいは外に出なくても生きていける道があるのなら、
それはそれでひとつの幸せかもしれない。

僕もまだ絶賛メンヘラ中で、
メンクリ通いで薬も飲んでいるわけだから、
偉そうなことを言える立場じゃないけれど。

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