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「ひゃくえむ。」の言葉から学ぶ、自分を奮い立たせる力

一言感想「極上の100分(106分)」

最近は本当に良作のアニメ映画が多いですね。
「チェンソーマン」や「鬼滅の刃」など、どれも話題作ばかり。
私もそれらを観ましたが、どれも素晴らしい作品でした。

そんな中、私は『ひゃくえむ。』を5回観に行きました。
なぜそこまで?──その理由は4つあります。

  1. 入場者特典

  2. 自分を奮い立たせるため

  3. 自己啓発として

  4. 少しでも作品に貢献したいから

以前、私は『ひゃくえむ。』におけるロトスコープという技法の魅力について記事を書きました。

この記事では、映像表現のリアリティに感動しましたが、
今回改めて何度も観るうちに、今度は“言葉”のリアリティに心を掴まれました。

この記事では、映画『ひゃくえむ。』の魅力を伝えるとともに、
作中のセリフを通して自分を見つめ直す「自己啓発メモ」としても記していきます。

※セリフ引用の一部は、意味が正確に伝わるよう文脈に合わせて補正しています。

🎥本編冒頭6分はこちら👇(※未視聴の方におすすめ)




▶️ ネタバレなしの感想

5回のうち、1~3回目の感想を簡単に。

一回目:完全初見の衝撃

原作を知らない状態で観ました。
この映画はセリフが少ない。でも、それがいい。
言葉がないことで、表情や動き、空気感がすべてを語る──そんな演出が光ります。

エンディングで流れるヒゲダンの「らしさ。」が、物語とリンクしすぎです!。
帰りの車で「らしさ。」を聴きながら、あのシーンの歌詞を思い出して胸が熱くなりました。

結論:一回目は余韻が凄すぎた。

🎥らしさ×ひゃくえむ。のMVはコチラ👇️


二回目:原作を読んで「答え合わせ」

原作を読んだ上で再鑑賞。
あの場面でキャラが何を思っていたのか、細部の意味が分かっていく。
“答え合わせ”のような楽しさがありました。


三回目以降:脳に刻み込みたい

もう単純に、「あのシーンをもう一度観たい!」。
そして入場者特典もほしい。結果、計5回。
それだけ、この作品は自分に刺さったということ。


↖️=第一,二,四,五,六段入場者特典
 ↙️=クリアポスター  ➡️=パンフレット  

▶️ 各シーンから学ぶ「自己啓発」と感想


※ここから軽くネタバレを含みます





🧒 トガシ・小学生時代

「現実より辛いことをすると、現実がぼやける」

― 小宮(小学生)

このセリフが最初の衝撃。
ネガティブにも聞こえるけど、“綺麗事ではないリアルな言葉”だと感じました。
人との関わりが苦手な小宮が言うからこそ、言葉に重みがある。

✏️ 辛いことに挑むとき、「現実をぼやけさせる」という発想を意識してみたい。
(勉強・筋トレ・努力の原動力に)


「たいていのことは、100mだけ誰より早ければ全部解決する」

― トガシ(小学生)

社会人なら「そんなわけない」と思うかもしれない。
でも、この年齢でそう言い切るトガシには不思議な説得力がある。

✏️ 自己啓発メモ

  • 目標はシンプルでいい。単純だからこそ強い。

  •  “一つの強みを極める”ことで、他の悩みは小さくなる。


🏃‍♂️ 小宮・高校時代の財津選手の言葉

「浅く考えろ 世の中舐めろ 保身に走るな 勝っても攻めろ」

― 財津 選手(大学生)

この四つのフレーズを自分なりに解釈すると──

  • 浅く考えろ:考えるより動け

  • 世の中舐めろ:ハードルを下げて行動しろ

  • 保身に走るな:やらない理由を作るな

  • 勝っても攻めろ:慢心するな

✏️ 自己啓発メモ

  • 行動するとき、そして達成したときに、この四つを思い出したい。

  • 「考えすぎて動けない」時こそ、少し“浅く”生きる勇気を


「結論から言うと、不安は対処すべきではない。不安とは君自身が君を試す時の感情だ。」
「人生は常に失う可能性に満ちている、そこに命の醍醐味がある」
「恐怖は不快ではない。安全は愉快ではない。」
「栄光を前に何かを差し出さなきゃいけない時、ちっぽけな細胞の寄せ集めの人生なんてくれてやればいい。君がやりたいことは何ですか?」

― 財津 選手(大学生)

このセリフ、ほんと痺れました。

✏️ 自己啓発メモ

  •  不安は敵ではない。自分の“本気度”を試すサイン。

  •  不安を感じたら、“それだけ本気になれている”と気づこう。


👔 トガシ・社会人時代と海棠選手の教え

現実は勝手に消えてくれない
「俺は“現実”って奴を見せられ続けてる  いつも最後の最後で負ける現実 一歩先に奴がいる現実 小宮なんて若手が台頭した現実 ”万年2位なんて呼ばれる現実 今じゃそのあだ名すら明け渡しちまった現実 1秒1秒老いていく現実 ジリ貧な現実、生まれる時代が違えばなんて腐るほど言われた、不思議なことにこの世は俺が勝てない“現実”で溢れている が これも不思議なことに、とうの俺は 次こそは俺が勝つと信じきれてる、なぜか わかるか?、 現実は逃避できるからだ。 “現実”ごときが俺の意志には追いつけない、俺の勝利が非現実的なら俺は全力で現実から逃避する  現実逃避は俺自身への期待だ 俺が俺を諦めてない姿勢だ たとえ どんな正論 洞察 真理 啓蒙をふりかざそうと 俺は俺を認める それこそが俺の使命 仕事 生きる意味 走る理由  いいかトガシ 何の為に走るのかわかってりゃ 現実なんていくらでも逃避できる

― 新年会のシーン│ 海棠 選手のセリフ

このセリフで“逃避”の意味が変わりました。
目を背けて逃げるのではなく、“自分への期待として逃避する”

✏️ 自己啓発メモ

  • 「逃げる=諦め」ではなく、「逃げる=自分への信頼」と捉え直そう。

  • 限界を感じたときこそ、“自分を信じて逃げる勇気”を持つ。


●トガシ「先日はどうもありがとうございます! あの話を意識しながら走ったら何かいい方向に変わった気がするんです 結果も出ましたし! まだぼんやりとですけど“勝敗じゃなくどこかの誰かの為に走る”これが俺なりの現実逃避法(走る理由)かもしれません!」

■海棠「…そうか、確かに“答え”は人それぞれだ、だが俺はこうも考えてる 現実が何かわかってなきゃ、現実からは逃げられねぇ。 現実に対して目を塞いで立ち止まるのと、目を開いて逃げるのは大きな違いだ。 きっと…現実を直視するのは とてつもなく恐ろしいことだ 認めたくねぇことも認めなきゃいけねぇ、でも本当に変えたいなら…否定するには 向き合った上でやらねぇとダメだ、じゃなきゃ 目を閉じて立ち尽くすことになる、気を付けろよトガシ」

― 新年会から約2ヶ月後のやり取り

真正面から現実を認めることが、最も勇気のいること。
でも、そこからしか“前に進む逃避”は始まらない。

✏️ 自己啓発メモ

  • 現実を見ないまま逃げるのは停滞。見据えた上で逃げるのは前進。

  • 「目を開いて逃げる」姿勢を、仕事・努力・人間関係でも意識していこう。

そして、病院から車で帰るシーンで覚悟を決めたトガシが仁神に言った一言

いつのまにか
明日生きるために死んでいました。

ってシーンも非常に良かったです。これは原作には無い映画オリジナルの部分なのですが、財津選手の「保身に走るな」って言葉ともリンクしていてとても良かった。そして、リンクしているが、そこにトガシは居なかったから、海堂選手の言葉をヒントにたどり着いた答えって事になる、そこも含めて素晴らしかったです。


⚡ 終盤のトガシと小宮

◆小宮
「…トガシくん 君は考えたことはないかい?毎日この距離を繰り返すことの…虚しさを」
「僕らは一体 何の為に走ってるんだ?」

●トガシ
「そんなの当然、ガチ(真剣)になる為、それ以外いらない 小宮くん …俺も最近考えたんだが 自分を振り返ると なんだかテンパってる人生だった 孤立や敗北を恐れたり 逆に負けねぇって開き直ったり そのせいで敗北を直視しなかったり 誰かが見てくれてるとか妙な信仰したり まぁ そんなこんなあってようやく真理に辿り着いた 人は最後まで自分の心しか理解できないし誰にもどこにも居場所なんてない 連帯も共感も愛情も全てこっちの思い込みだ そして極めつけに皆絶対死ぬ 冷静に考えたら こんなヤバい話ってないよ そんな真理が おれらを絶えず不安にさせる …不安にさせる が そんな真理には おれらが本気でいる時の“幸福感”を1ミリも奪えない そんなのを今まで散々見てきた」

◆小宮
「…あいにく こっちはそんな景色見てきてない この“虚しさ”の解決策はない」

●トガシ
「解決策? 小宮くん忘れてるみたいだけど この世にはシンプルなルールがあったはずだ それによると 100mだけ速ければ全部 解決する …速さは君が見つけて 君が目指した 君の特技だろ? それが虚しかったと君は思うのか? 本気で走れば全て吹き飛ぶ 研ぎ澄まされた世界は全て煌めく そうゆう景色を見てきてないなら この100mだけは そうゆう景色を見ようぜ」

― 作中最後の100m走直前のやり取り

「100mだけ速ければ全部解決する」
子どもの頃の言葉がここで再び出てくる。
「ガチになるために走る」──この言葉が全てを貫いている。

✏️ 自己啓発メモ

  • 身体を動かすとき、“ガチになる瞬間”を意識して作ろう。

  • 本気の時間を増やすことで、虚しさは光に変わる。


🎯 まとめ

『ひゃくえむ。』はただのスポーツ映画じゃない。

“現実とどう向き合うか”“ガチになるとは何か”を突きつけてくる作品です。

観るたびに、新しい自分へのメッセージが見つかる。
だから私は、五回観に行った。
そしてこれからも、あの100mのように“本気で生きる瞬間”を増やしていきたい。


✏️自己啓発メモまとめ

作中のセリフから学んだ気づきを、テーマ別に整理しました。

💪 行動・挑戦するとき

  • 「現実をぼやけさせる」──辛いことをする理由を、前向きに置き換える(勉強・筋トレなど)

  • 目標はシンプルに。一つの強みを極めれば、他の悩みは小さくなる

  • 「浅く考えろ」──考えすぎて動けないときこそ、少し“軽く”生きる勇気を

🎯 達成・成功したとき

  • 「保身に走るな」「勝っても攻めろ」──やらない理由を作らず、慢心もしない

😰 不安・恐怖を感じたとき

  • 不安は敵ではなく、自分の本気度を試すサイン

  • 不安を感じたら「それだけ本気になれている」と気づこう

  • 「恐怖は不快ではない。安全は愉快ではない」を思い出す

🚪 逃げたい・限界を感じたとき

  • 「逃げる=諦め」ではなく、「逃げる=自分への信頼」と捉え直す

  • 限界を感じたときこそ、自分を信じて逃げる勇気を

👁️ 辛い現実に直面したとき

  • 現実を見ないまま逃げる=停滞、見据えた上で逃げる=前進

  • 「目を開いて逃げる」姿勢を、仕事や努力、人間関係でも意識する

🔥 日常の中で

  • 身体を動かすとき、“ガチになる瞬間”を意識してつくる

  • 本気の時間を増やすことで、虚しさは光に変わる


💬あとがき

余韻が残りすぎて、この記事を書きながらも胸が熱くなります。
「ひゃくえむ。」を観たことがない人は、ぜひ一度、劇場で体感してほしい。
きっと、あなたの“走る理由”が見えてくるはずです。


🔗ひゃくえむ。関連のリンク先

▼ 『ひゃくえむ。』- Netflix

▼ 映画『ひゃくえむ。』- 公式サイト

▼ 『ひゃくえむ。 新装版』- 漫画(Kindle版(電子書籍))での購入リンク先(アフィリエイトリンク)


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