光の犬 小説の力
「光の犬」 (著 松家仁之)
https://www.amazon.co.jp/dp/4101055734/
読了。
自分の中で
かけがえのない一冊になった。
小説の力を改めて。
河合隼雄物語賞と
芸術選奨文部科学大臣賞を
受賞したこの作品。
北海道に住む
ある家族の3代100年に渡る物語。
それは時系列には語られず
時間、視点が次々に変わり
展開する。
その分、登場人物たちの
「今」に肉薄しながら
重層的に作品を成していく感じが
読み進めながら
段々心地よくなっていった。
奇異な事件が
起こるわけではなく、
ただそれぞれの人生を
丁寧に描いている印象なのに、
心の柔らかいところを
何度も刺激された。
そんな複数の部分が自分にも
あるんだなぁと気付かされた。
言葉って何だろう。
凄い小説です。

