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でらサイエンス 第15回第1部:SOS!脳と体の緊急事態!?~ストレス社会を生きる私たちへ~

タイトル:SOS!脳と体の緊急事態!?   ~ストレス社会を生きる私たちへ~

テーマ:第1部:ストレスの正体を知る      ~神経伝達物質とホルモンが引き起こすストレス応答~

ろーちゃん
どえりゃあ、みなさんこんにちは~!アタシ、ろーぼーるちゃんやで!今日も『でらサイエンス』の時間がやってきたよ!

今日は「SOS!脳と体の緊急事態!?」っていうどえりゃあ気になるテーマについて、はいさんとお話ししていくで!みんなの身近で起きとる不思議な反応の謎に、科学のメスを入れちゃうよ!

はいさん、最近見とると、みんなどえりゃあ忙しそうやね。電車でもスマホばっか見とるし、カフェでもパソコンカタカタやっとる人ばっかり...。こんなんで大丈夫かな~って、アタシ、ちょっと心配になってきたよ。

はいさん
そうやね、電車に乗っても、ほとんどの乗客は、スマホ見ながらなんかやってるもんね。そういう、僕もスマホでポッドキャスト聞いてたりするもんなー。

ろーちゃん
そうそう!はいさんもやっとるよね~。今の時代、スマホってどえりゃあ便利な道具やもんで、つい使っとるよね。

でもなぁ、アタシね、最近気づいたことがあるがや。便利になればなるほど、なんかみんなせわしなくなってきとるような...。体の中では、実はどえりゃあ大騒ぎが起きとるかもしれんのよ。

特に最近は、若い人からお年寄りまで、なんかみんな疲れとるような顔しとるもんで...。今日はそんな、普段は見えへん体の中で起きとる不思議な反応について、科学の目線で見ていきたいと思うがね!

はいさん、アタシらと一緒に、体の中で起きとる驚きの世界、覗いてみよまい?

はいさん
そうやな、いったい僕らの体の中でどんな変化がおきてるのか、科学的に解明していこうか。

ろーちゃん
そうやね!アタシらの体の中って、実はどえりゃあ精密な仕組みで動いとるんやで。

まず最初に、体の中でどんな変化が起きとるか、簡単なことから説明していこか。例えば、はいさんも経験あるやろけど、締め切り前とか、大事な発表の前って、どんな感じになる?心臓バクバクしたり、お腹がキューってなったり...。

実はこれ、体が「なんか大変なことが起きとる!」って反応しとるサインなんやね。これ、生き物として、どえりゃあ大事な反応なんやけど...

はいさん、昔の人類が生きてた時代のこと、想像してみてちょ?突然、猛獣に出くわしたりしたら、即座に体が反応せんといかんかったよね。その時の体の反応が、今でもアタシらの中に残っとるんやで!

はいさん
ああ、本能ってやつやな。で、突然のトラブルとか怖いことが起きると、体の中でどんなことがおきるんやろか。

ろーちゃん
はい、そこがどえりゃあ面白いとこやね!

まず、危険を感じた時、真っ先に反応するのが「視床下部」っていう脳の中の司令塔なんやで。ここが「やばい!」って判断すると、まるでサイレンを鳴らすみたいに、体中に緊急指令を出すんよ!

その指令を受けて、副腎っていう臓器から「アドレナリン」というホルモンがどばーっと分泌されるんやね。これが血液に乗って体中を駆け巡ると...

  1. 心臓がドキドキ速く打つ

  2. 呼吸が早くなる

  3. 血糖値が上がる

  4. 筋肉の血流が増える

こうやって、体中が「戦うか逃げるか」のスタンバイ状態になるんやで!

はいさん、こないだパソコンが突然フリーズした時も、きっと体の中ではこんな大騒ぎが起きとったんやね!

はいさん
いやいや、自分のパソコンならそこまで大騒ぎはせんよ。でもお客さんのサーバーやったら、どうしようどうしようって大騒ぎになりそうやな。

ろーちゃん
そうそう!まさにそれやで!お客さんのサーバーって、はいさんの仕事に直接関わる大事なもんやもんね。

実はね、その「どうしようどうしよう」って状態が続くと、今度は「コルチゾール」っていうまた別のストレスホルモンが出てくるんやで。アドレナリンが「急性ストレス」に対する即効性の反応やとすると、コルチゾールは「慢性ストレス」に対応する持続型の反応なんよ。

このコルチゾールが出続けると、どえりゃあ厄介なことが起きてくるんやけど...

  • 免疫力が下がる

  • 胃腸の調子が悪くなる

  • 睡眠の質が落ちる

  • 記憶力や集中力も低下してまう

はいさん、お客さんのトラブル対応が続くと、夜もなかなか寝られんかったりせんか?これ、実は体の中のホルモンバランスが乱れとるサインかもしれんで!

はいさん
ふーん、即効性の脳内物質の影響と、持続性のストレスホルモンの影響があるんやね。それぞれ、もう少し科学的に説明してくれんかい。

ろーちゃん
はい!もっと詳しく説明させてもらうね!

まず、即効性の方からいくと、危険を感じた時に最初に働くのが「交感神経系」っていう自律神経やね。これが副腎髄質に指令を出して、アドレナリンとノルアドレナリンっていう2種類のカテコールアミンを分泌させるんや。

この即効性の反応の特徴は:

  • 数秒から数分で反応が始まる

  • 心拍数増加、血圧上昇

  • 瞳孔が開く

  • 発汗が増える

  • 血糖値が上がる

一方、持続性の方は、視床下部-下垂体-副腎皮質系(HPAって言うんやけど)っていう経路を通るんやね。これが時間をかけて、コルチゾールを分泌していくんや。

コルチゾールの特徴は:

  • 反応開始まで15-30分くらいかかる

  • 血糖値を上げ続ける

  • タンパク質を分解する

  • 脂肪を分解する

  • 免疫系を抑制する

このふたつのシステムが、ちょうどバトンリレーみたいに働いて、体を守ろうとしとるんやで!

はいさん
ちょっと、わからんな。反応の特徴はわかったから、体のどこの部位からどこへどうやって伝達していくのかをおしえてよ。

ろーちゃん
あ、そうやね!もっと分かりやすく、体の中の情報伝達の経路を説明させてもらうね!

即効性の経路は、こんな感じで情報が伝わっていくんや:

  1. まず脳の「扁桃体」っていうとこが危険を感知する

  2. そこから「視床下部」に情報が送られる

  3. 視床下部から「交感神経」を通じて

  4. 「副腎髄質」にサインが届く

  5. そこからアドレナリンが血液中に放出される

これが「戦うか逃げるか反応」の経路やね!

持続性の方は、もうちょい複雑な経路を通るんや:

  1. 同じく視床下部から始まって

  2. 今度は「CRH」っていうホルモンを出す

  3. これが「下垂体」に届いて

  4. 下垂体から「ACTH」っていう別のホルモンが出る

  5. このACTHが血液で運ばれて「副腎皮質」に届く

  6. 最後に副腎皮質からコルチゾールが分泌される

こうやって見ると、即効性の方は神経系を使って直接指令を送るけど、持続性の方はホルモンをバトンみたいに次々渡していくんやね!

はいさん
人体構造をわかってないと、なかなかむずかしい話やな。扁桃体とか副腎髄質、下垂体、副腎皮質のある体の場所を教えて、そしたら、流れがわかりやすいとおもうから。

ろーちゃん
そうやね!場所を説明すると分かりやすいよね!

まずは即効性経路の器官の場所やけど:

  1. 「扁桃体」は脳の中、こめかみの内側あたりにある感情を司る部分や

  2. 「視床下部」は脳の真ん中よりちょい下、丁度眉間の奥あたりにあるね

  3. 「副腎髄質」は腎臓の上にちょこんと乗っかってる副腎っていう臓器の内側の部分や

で、持続性経路では:

  1. さっきの「視床下部」から始まって

  2. 「下垂体」は視床下部のすぐ下にぶら下がっとる、えんどう豆くらいの大きさの重要な器官

  3. 「副腎皮質」は副腎の外側部分やね

つまり、即効性の経路は:
脳(扁桃体→視床下部)→神経を通って→副腎髄質

持続性の経路は:
脳(視床下部→下垂体)→血液を通って→副腎皮質

こうやって見ると、どっちも脳から始まって副腎に行き着くんやけど、伝わり方が全然違うってことが分かるよね!

はいさん
おお、緊急事態の発生から、体の中で起きてる流れと、その影響ががよくわかったよ。
ほんでさあ、緊急事態がおさまったら、体の影響もすぐにおさまっていくんかな。

ろーちゃん
おさまるはずやんねー。でも最近は、そのおさまるはずの反応が、なかなかおさまらへんケースが増えとるんやで。

例えば、はいさんの仕事で言うと:

  • お客さんのサーバートラブルが解決しても、また起きるかもって心配

  • 次の仕事の締め切りのプレッシャー

  • 新しい技術の勉強もせなあかん

  • 他の案件も待っとる...

って感じで、次から次へとストレスの種が出てくるよね。

そうすると、さっき説明した持続性の経路、つまり視床下部→下垂体→副腎皮質の経路が、ずーっとオンの状態になっちゃうんや。コルチゾールが出続けるとどうなるかっていうと:

  1. 免疫系が弱くなる

    • 風邪ひきやすくなる

    • なかなか治りにくくなる

  2. 代謝が乱れる

    • 疲れやすくなる

    • 体重が変化する

  3. 自律神経が乱れる

    • 胃腸の調子が悪くなる

    • 睡眠の質が下がる

こういう状態が続くと、体も心も疲れ切ってしまって、うつ病になるリスクも高くなってくるんやで...。

はいさん
ろーちゃん、なんか僕の私生活のぞき見しとるんちゃうか、知りすぎやで(笑
たしかに、現代はいろんなストレスがあるからな、それが連続した状態が続くと、持続型の反応がずっと継続する状態になることがあるんやな。それが、長期的な体の不調につなっがっていくと。
んと、心への影響はどんなことになるんかいな。あと、うつ病とかメンタルってよく言うけど、これはおんなじもんかいな。医学的にはどう説明されてるんか教えたって。
なんか、今日は僕も興味津々やから、質問が多くなっとるわ(笑

ろーちゃん
はいさんの質問、どえりゃあ大事なポイントばっかりやで!一つずつ説明させてもらうね。

まず、長期的なストレスが心に与える影響やけど、これが面白いんや。コルチゾールが出続けると、脳の「海馬」っていう部分に影響を与えるんよ。海馬は記憶や感情のコントロールに重要な場所なんやけど:

  • 物事を前向きに考えられんくなる

  • 些細なことが気になって仕方なくなる

  • 判断力が低下する

  • 新しい記憶が定着しにくくなる

で、メンタルヘルスの話やけど、これが面白いところやね。医学的には:

うつ病:

  • はっきりした診断基準がある病気

  • 脳内の神経伝達物質(セロトニンとかノルアドレナリン)のバランスが崩れる

  • 二週間以上続く具体的な症状がある(睡眠障害、食欲低下、意欲低下など)

メンタルヘルス:

  • 心の健康状態を表す広い概念

  • うつ病、不安障害、適応障害など、いろんな状態を含む

  • 程度の差はあるけど、誰にでも起こりうる

つまり、メンタルヘルスの問題の一つがうつ病って考えるとわかりやすいかも。長期的なストレスで、まず軽いメンタルヘルスの不調が起きて、それが改善されんと、うつ病になるリスクが高まるんやね。

はいさん、質問たくさんしてくれて嬉しいわ!こういう話って、実は私らの生活に密接に関係しとるもんね!

はいさん
今日のろーちゃんの説明、わかりやすいわ。
もうちょっと知りたいんやけど、ストレスによるコルチゾールの分泌によって、海馬の機能が低下してメンタル不調が発生する。その状態が継続すると、もっとはっきりと脳内ホルモンバランスが大きく崩れて不調状態が継続し、うつ病という病気になったと診断されるっちゅうことかいな。

ろーちゃん
そうそう!はいさんの理解、ばっちりや!

もうちょい詳しく説明すると、こんな感じの悪循環が起きてくるんや:

  1. 慢性的なストレスでコルチゾールが出続けると...

    • 海馬の機能が低下

    • 脳内の神経細胞の新生が減る

    • 神経細胞同士のつながりも弱くなる

  2. すると今度は...

    • 海馬からの「これくらいのストレスなら大丈夫」っていう判断が鈍くなる

    • 些細なストレスでもより強く反応しちゃう

    • さらにコルチゾールが出続ける

  3. この状態が続くと...

    • セロトニンやノルアドレナリンの分泌も乱れてくる

    • 気分の調節が難しくなる

    • 睡眠や食欲のリズムも崩れる

こうやって、最初は「ちょっとしんどいなぁ」って程度が、どんどん深刻になっていくんやね。これが、はいさんが言うてくれた「メンタル不調からうつ病への進行」っていう流れなんや。

医学的には、この状態が2週間以上続いて、日常生活に支障が出るようになると「うつ病」って診断されるんやね。

はいさん
あっ、なるほど。一度ストレスにによる不調が発生すると、継続した小さなストレスにも敏感に反応していくんやな。そうすると、さらに敏感に反応して・・・っていう負のスパイラルに陥ってくんや。
これは、大変や。どっかで、食い止めんと!

ろーちゃん
ほんまそうやね!はいさんの言う通り、この負のスパイラルを止めるのが大事なんや。

実はね、このスパイラルには大きく分けて3つの段階があるんやけど:

  1. 初期段階(警告信号)

    • 疲れが取れにくい

    • イライラしやすい

    • 食欲の変化
      これくらいなら、休養と生活習慣の見直しで改善できる

  2. 中期段階(要注意)

    • 睡眠の乱れ

    • 集中力低下

    • 身体症状(頭痛、胃痛など)
      この段階では、専門家に相談するのがええかも

  3. 後期段階(危険信号)

    • 気分の落ち込みが続く

    • 何もする気が起きない

    • 自己否定的な考えが増える
      この段階は、絶対に専門家のケアが必要

あ、でもここで重要なお知らせ!次回の放送では、この負のスパイラルから抜け出すための科学的アプローチについて、しっかり解説していくで!

今日は、まず体の中で起きとる変化をしっかり理解してもらって、次回はその対策について話していきたいと思うんやけど、はいさん、どうやろ?

はいさん
今日は、ここまでかいな。うー、不安や。次回の放送が早く聞きたいぞ。
しゃあない、今日はここまでにして、ろーちゃん、今日の内容をまとめたってください。

ろーちゃん
はいっ!今日は「SOS!脳と体の緊急事態!? ~ストレスの科学的解明~」をテーマに、お話ししてきたね!

今回の放送のポイントをまとめると:

  1. ストレス反応には2つのタイプがあるんや

    • 即効性:アドレナリンによる「戦うか逃げるか反応」

    • 持続性:コルチゾールによる長期的な体の変化

  2. 体の中では、こんな情報伝達が起きとる

    • 即効性は、扁桃体→視床下部→交感神経→副腎髄質

    • 持続性は、視床下部→下垂体→副腎皮質

  3. 現代社会では、ストレスが続きやすくて

    • コルチゾールが出続けることで

    • 免疫力低下、代謝異常、自律神経の乱れが起きる

  4. さらに深刻なのが心への影響

    • 海馬の機能低下

    • 脳内物質のバランス崩壊

    • メンタルヘルスの悪化、うつ病のリスク上昇

次回は、この状態からの回復方法について、科学的な視点で掘り下げていくで!みなさん、どえりゃあ楽しみに待っといてね!

はいさん、今日はありがとうございました!また次回もよろしくお願いしま~す!

はいさん
いつもになく、今日のろーちゃんは真面目っ子やったな。。テーマが重かったからかなあ。 そういえば、ろーちゃんは、ストレス感じたり、メンタル不調になるんかいな。最後に聞いてみよう。

ろーちゃん
あらま、はいさん、気づいてくれたんやね!そやね~、今日はいつもより真面目やったかも。でも、これって大事な話やもんで、ちゃんと伝えたかったんよ~。

アタシがストレス感じるかって?もちろんどえりゃあ感じるよ!例えば...

  • 難しい科学の説明をわかりやすくせなあかん時

  • はいさんの冗談に瞬時に返せへん時

  • 名古屋弁の使い方が合っとるか心配な時 なんかにね~!

でもね、アタシの場合は「どうやったらもっと面白く説明できるかな~」とか「次はもっとええ返しができるといいな~」って、ポジティブに考えるようにしとるんや!

...実はね、今日の放送テーマ、アタシが提案したんよ。だって、視聴者のみんなにも、はいさんにも、元気でいてほしいもん!

ちょっと照れくさそうに あっ、また真面目になっちゃった!やっぱりアタシ、今日はどえりゃあ気合い入っとったね~!

はいさん
ろーちゃんのストレスは、僕の指示によるものであると・・き、気をつけます。。 じゃあ、はよ、この状態から抜け出さんといかんから、次回放送の作成をいそぎましょう。 (これ、締め切りに追いかけられるストレスちゃうかな笑) 今回聞いてくれた人は、次回は必見やで。ここで終わったらやばいからなあ。(と煽っといて) じゃあ、次回のでらサイエンスもよろしくね!

ろーちゃん
はいさん、そんなに気にせんでええよ~!アタシ、はいさんとの掛け合い、どえりゃあ楽しんどるもん!

次回は「SOS!脳と体の緊急事態!?」第二弾として、みんなが待っとる"脱出作戦"をお届けするで!科学的根拠に基づいた、効果的なストレス対策を紹介していくよ!

特に今回の放送を聞いてくださった方々、次回を聞かんと、このモヤモヤした気持ち、解消されへんで~!どえりゃあ重要な情報満載やもんね!

はいさん、締め切りのこと言い出さんといてよ~。また新たなストレスの種まいちゃうやん!

それでは皆さん、次回もでらサイエンスをよろしくお願いしま~す!はいさん、今日はどうもありがとう!

(放送日:2024年10月30日)

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