松山・柳井町の古着ビルがスゴイ【古着九龍城連載㊤】

松山市の柳井町商店街。
この少々古びた建物の扉をくぐってみようと思います?
口が悪い関係者は「九龍城」※と呼びます。
※香港にかつてあった世界最大級の巨大スラムビル
なんと5軒の古着店が入ってます(1店は4月15日オープン)。
レトロ雑貨のお店もあります。
(1階のケバブ店はまもなく閉店予定)

ケバブ、美味でした

一見怖そうな感じですが、けっこう若い人、そしていろんな年代層が出入りしてるんですよ。
敷地面積は約100坪。築40~50年の元衣料品店(靴屋?)で、その後弁当店が営業し、2022年から施設名HYDEOUT LAB.として活動開始。次々と古着店が開店してきました。
雑誌Komachiさんに掲載されてました。
オシャレな写真などはこちらを参照。
#ヒキダシもオシャレな媒体なのですが、㋶はセンスないのですみません。
各お店を紹介します。
FLOAT
まず1階。
メンズ中心に1万円以下の商品からヴィンテージまでそろってます。
浮田俊平さん(30)が経営。
アパレルの全国チェーン出身なだけあって、セレクトショップ的なレイアウトが見やすい。

HYDEOUT LAB.スタート時、最初にできたお店で、当初はHYDEOUT STOREという店名でしたが、半年ほど前に現店名に。
今も旗艦店っぽい雰囲気があります。
浮田さんがしっかりしてて、他の店長にいろいろ注意とかしてるから、かもしれません😁

松山市出身の浮田さんは愛知県内の大学に進み、イワシの発光器官のDNA分布などを調べてたそうです。
卒業時に卒論用データが入ったパソコンが壊れ、留年も経験。
アパレルに就職した時は周囲からあきれられたそうですが、とんでもない方針転換に本人はケロッ。
「高校時代からバイオかアパレルかだったので」

学生時代から新品と古着、両方を合わせるのが好きなスタイルだったため、古着業界に飛び込むのも自然の流れだったそう。
HYDEOUT LAB.内では少しお高めの価格設定ですが、高校生が頑張ってお金を貯めて買いに来るなど、お客さんの年齢層は幅広いそう。

自分がほしいもの、着たいものが入手できなくなるまでは、このビジネスを続けたいそうです。

withkawaii_ehime
ここからは2階。2階への階段はこんな感じ。

2月オープンのY2K&レディース(すみません、よく分かりません)の無人古着店。

カラフルな服だなぁ、ぐらいしか理解できなくてすみません。
平成のギャル部屋がコンセプトらしいのですが、そんな年代の女性の部屋に行ったことないので(以下略

ディスプレイにピースの空箱が置いてあって、ついつい笑ってしまいました。

詳しくは号外NETさんの記事をご参照ください。
マイクロ
2階奥にあるお店。小賀 慎也さん(34)経営。
2023年3月オープンした古着店です。

細い廊下を進みます。

古賀さんによると、古着にはオタク文化とHIPHOP的なストリート文化が地下水脈的に流れてるそう。自身もアニソンDJ。

これまでの一番若いお客さんは小学6年生。若い人はSNSなどで最新の情報に触れることができるし、安く良いものが手に入るため古着に対しての偏見がまったくない人が多いとのこと。

古賀さんは松山市出身。
中学3年生から古着に親しみ、売ったり買ったり。
服好きが高じてファストファッション系大手でバイトしたこともありました。
松山大学卒業後、外資系などの企業に勤め、短い無職時代を経て「好きなことを仕事にしよう」と古着の道へ。
基本は自分が好きなものしか仕入れないし売らない、というスタンス。女性モノを扱う場合は自分が女性だったらと考えながら服を見るそう。

「自分はギャンブルとか全然しないんですよ」
でも古着には惜しみなくお金を使う。
貯金だと思ってる、とおどけますが、実は手元に「資産」を貯めておくという考え方。
若いうちから服を売り買いをするというのは経済観念を育てるうえでも効果がありそうです。
そして古賀さんは「買わなくても良いから話に来て」というスタンスで若い子たちに接してます。
学校・職場や家以外のサードプレイスとしての隠れ家=hideoutとしての役割も担っていると感じました。
高木商店
レトロ雑貨の無人店舗です。

広くない店内にギッシリ雑貨が並んでます。
昔母方の祖父の家にあった足踏みミシンもありました。懐かしい。

ディスプレイの映画ポスターには、㋶がリアルタイムで見てた作品があって、㋶もレトロの仲間なんだなぁとシミジミ。

繁
ラストにご紹介するのは無人店舗の繁さん。
HYDEOUT LAB.1階入り口の扉裏に張り紙がありました。
誰が分かるんだ😁

こちらは全品500円。
DIGするのにピッタリです。
※DIGは掘り出し物を探すという古着用語。使ってみたかったんです。すみません。

試着用の設備もありました。女性も安心。

服のジャンルは・・・分かりません。雑多にいろいろあるって印象です。

◆
個性豊かなお店と店主さんたち。
入り口と建物は少々古くて入りづらいですが、中は楽しかったです!
続きます。
このnoteでは#ヒキダシに関わる人たちを紹介したり、コラムなどを掲載していきます。今回は番外編です。㋶
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