松前町とうっすら関係がある国重文・渡部家住宅(松山市)のイベントへ行った
#ヒキダシのクーポン紹介で松前町(愛媛)をウロウロしています。
以前エセ歴史好きとして伊予市と松前町についてシリーズを書きました。
ネットで調べ物してて「森田雷死久」(1872 -1914年)って人を知りました。松前町(旧西高柳村)出身で俳人かつ僧侶。
伊予果物同業組合を結成、努力して活躍した。死後の1937年(昭和12年)に唐川地区は日本一の梨の産地となり、伊予梨の誕生となる。
ビワで有名な伊予市の唐川地区が日本一のナシ産地???
僧侶 & 俳人& ナシ???
そこも大いに引っ掛かったのですが。
「伊予果物同業組合」って字面に見覚えがありまして。
渡部箕田(わたなべ きでん)
明治12年~大正7年(1879~1918)政治家,俳人。明治12年10月9日下浮穴郡東方村(現松山市)に生まれた。名は綱興。
(中略)
俳僧森田雷死久(宝珠院常福寺住職)と,果樹園芸研究会を興し,梨栽培にもつとめた。その大蓮寺の道路を隔てたすぐ北側が渡部邸で,敷地2400平方m、4棟からなる豪農の建物。慶応2年(1866)上棟。国の重要文化財である。(後略)
この渡部さんが伊予果物同業組合の初代組合長なんですね。
組合名をライター㋶がうっすら覚えていたのは、この渡部さん、父方の祖先らしいです。
㋶の本名にある「綱」の字は、この人からもらってます(正式な通字なのか知りません)。

(たぶん)曾祖父さん、松前町出身の人たちと果樹の組合をつくったんですね。(組合は第二次世界大戦で解散)
ネットで初めて知って、明け方なのに「ほぉ」と声が出ました。
なんて書くと㋶がボンボン家系のように思われるかもですが。
早逝したという祖母が勘当(縁切り)されたと聞いてまして。
交流もまったくありません。
ガキのころから貧乏でしたし、今も野良犬人生😁
十分楽しくやってますし、それで言えば他の先祖だって1円も(略
愛媛はカンキツ王国になる前はナシ王国だった、って話はこの論文が詳しいです。
『戦前における中予地方の果樹栽培の展開と販路開拓のプロセスについて』 (窪田重治)
ってなワタクシゴトな思いもあり、渡部家住宅(松山市東方)でイベント「春のフェスタ」が4月5日にあったので行ってみました。
数十年ぶり。

渡部家は、天保15年(1844年)に南方村(現・東温市)から松山藩主の意向により3男が入庄屋として分家したことに始まる。以後この地で庄屋を勤めた。現在の住宅は万延元年(1860年)に着工されて慶応2年(1866年)に上棟されている。南には背面に庇(ひさし)を持つ2階建表門(長屋門)、東に白壁造りの米倉と倉を配し、周囲を土塀でかこっている。主屋は一部2階、入母屋造り、四面庇付、本瓦葺(ぶき)、土間上のみ茅葺かやぶきの越屋根(こしやね)である。

㋶が子供の頃に父親に連れられて行った時は閑散としてましたが、イベントだけあって賑やか。

隣接の駐車場にはキッチンカー。

門をくぐった前庭では荏原小の水軍太鼓のオープニング演奏がありました。

久谷地区まちづくり協議会の野中昭秀会長(75)によると、5年前から年2回フェスタを開催。地域の人たちのパフォーマンス披露やトゥクトゥクでの史跡巡り、住宅の内部ツアーなどで盛り上げています。

2025年9月に寄付を受け、現在は松山市の所有。
野中さんは「地域の象徴的な建物だから活用せんとね」と話されてました。
久谷地区は遍路発祥の地でもあり、それをアピールする場所としても存在を知ってもらいたいとのこと。

建物の中も見学してきました。
庄屋の外観ですが中はドンデン返しがあったり一部が武家屋敷風。
初めて内部を見ましたが、かつての豪農の屋敷って雰囲気をひしひし感じられます。


地元の住民でつくる「渡部家住宅お接待運営委員会」は毎週日曜日、お振る舞いをされてるそうですし(12月〜2月は冬休み)、情報発信も頑張っておられます。
Instagramはこちら。
松山市中心部から車で20分ほど。駐車場あります。
気楽に歴史を感じられる場所なのでドライブがてら行ってみてはいかがでしょう。
◆
㋶が幼稚園に上がる前かな? 昭和47年ごろの話。
亡き父が、存命だった曾祖母に会わせに、渡部家に連れて来られた記憶が薄っすらありました。
今回のフェスタまで敷地に入ったのはこの1回だけ。
勘当された娘の孫、屋敷に上げられなかったのでしょう。
西側の縁側に座る老婦人を庭から見上げた、ぼんやりした映像をかろうじて覚えています。

フラッシュバックのように思い出されたのは池。
あ! 昔来た時にも池あったな、と。
大きい石があって遊びたかったけど、遊ばせてもらえなかった。

建物の中からその風景を想像してみる。
ひぃばぁちゃんは、どういう思いだったんだろう?
ちょっとはセンチメンタルな気分になるかと思ったのですが、こんな立派な屋敷に住む人の気持ちは全然分かりませんでした😁

今回のnoteはワタクシゴトを挟み、失礼しました。
でも、松前町が渡部家住宅を思い出させてくれたからこそのレポートです。
以上です。
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