[JP] Ep.3|魔法と翼を携えて
From My Closet To You
~ファッションと心を綴る、創作エッセイ~

1.戦士
一人の戦士がいた。かつては師に仕え、旅をしていた。だが突然、師が姿を消し―戦士はある呪いにかかる―多くの戦いの末、信頼し合える盟友と宝を得る。しかし呪いは解けない。苦しむ戦士は「三つの力を持つ魔女」の噂を耳にする。そうして今、魔女の棲む城にたどり着いた。
◆この物語はファンタジー世界を舞台に、パーソナル診断の話を織り交ぜ、進みます。装いは、自分の「在り方」を問うもの。さあ、ともに城へ向かいましょう。
2.魔女
扉を開けると、背の高い赤毛の女が立っていた。「ようこそ。苦しいのね」戦士は黒いローブのフードを脱ぐ。不安と疑問を口にする前に、魔女が言った。「呪いは解けない。私の力は、姿を変える魔法。でも変えたら…知らなかった何かに、気づけるかも」、戦士は頷いた。
◆自分を変えられたなら。パーソナル診断はその願いを叶える、ファッションの魔法です。あなたが気づかずに、通り過ぎてきた何かを、知る鍵になるかもしれません。
3.印象の魔法
「顔をよく見せて」魔女の紅い瞳が近づくーパチンと指を鳴らす音が響いた。「どうぞ」いつのまにか、魔女の隣に大きな鏡が立っていた。長い髪を緩やかに巻いた女が映る。花柄のレースに包まれた、腰から広がるライトグレーのドレスを着ている。「私?」戦士は驚く。
◆顔のパーツやバランスを分析し、その印象に合った髪型や服のテイストがわかる「顔タイプ診断」。似合わないと思っていたものが、新しいあなたへの扉を開くことも。
4.造形の魔法
「次」また魔女が指を鳴らした。戦士は、肌に沿うドレスの感触が変わったことに気づく。鏡には―スクエアに開いた胸元から、くっきり浮き出た鎖骨。ベルスリーブが腕を長く華奢に見せている。シルエットは縦に流れ落ち、美しい直線を描く。「嘘…」戦士は、自分の知らない姿を見た。
◆身体の質感やライン、重心位置。その特徴を活かし、美しい装いへ導いてくれるのが「骨格診断」です。自分の魅せ方を知るきっかけになるはずです。
5.色彩の魔法
「最後よ」指が鳴る音とともに、戦士の視界が一瞬、光で埋まる。目を凝らして、鏡をのぞく。顔にはピンクベージュを基調としたメイク。耳と胸元にゴールドのアクセサリー。ドレスの色が、優しげに輝くコーラルピンクに変化していた。戦士は息をのむ。「すごく…きれい」思わずつぶやいた。
◆「パーソナルカラー診断」は、生来の肌や髪、瞳の色などから、似合う色を教えてくれます。あなたらしい輝きを、授けてくれることでしょう。
6.師
魔女が扉を開け、「気づけると良いね」と微笑む。出た先は、市場だった。人々が戦士を見る。子供が「きれい」と言った、その時。ダークグレーのマントを翻して歩く―師だ。そんな、まさか…「師よ、お待ちください!」ドレスの裾を踏み、戦士は転ぶ。「お願い、行かないで!」無言の背中が遠ざかる。
◆自分が変わったら、何をしますか。会いたい人や行きたい場所に?叶わないとしたら―それでも、あなたは変わりたいと願いますか。
7.盟友と宝
戦士は伏し、顔をあげる。師が歩みを止め、深く見つめていた。そして再び背を向け、彼方へ―いやだ―呪いが騒ぐ。「うるさい…うるさい!」あの子供が駆け寄ってくるのが見えた瞬間、言葉が浮かんだ。「君は強い」ともに戦った盟友の笑顔。「君がいたから、宝を手にした」何より美しい、白く輝く記憶―戦士の胸の奥が揺れ、燃える。
◆何も叶わない。それは「何もない」ということじゃない。過去の全てが、あなたを突き動かす火に―
8.携えて
戦士の手に、子供が触れた。背中に焼けつくような痛みが走る。「わぁ」驚嘆する子供の声で、戦士は内に潜む狂おしい想いに気づく。「わかったのね」魔女の声が聞こえた。「魔法だけじゃない、あなたの―」風が吹く。戦士の背中には、赤い、金粉まとう壮大な翼。目は紅に染まり、頬へ涙が伝う。「もう…行く」戦士は、空へ羽ばたく―魔法と翼を携えて。
◆これは、ある世界の物語。変わりゆくものと向き合い、生きる―私たちの物語。
Fin (Ep.3 魔法と翼を携えて)
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―ファンタジー・グラフィックTシャツの着方― ◁
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