もうすぐ1年、フォロワーさんが2万人を越えた

寿司を食べる順番みたいな
人から見たらどうでもいいことに
その人らしさが出ることがある
最初はイカ
最後は玉子
醤油はほんの少し……
そういう小さなこだわりの中に
その人が大事にしてきたものが
ひょいっと顔を出すことがある。
フォロワーさんが2万人を超えた
一昨日のことになるけれど
おかげさまで、
このnoteのフォロワーさんが2万人を超えた
読んでくれている方
スキを押してくれる方
コメントをくれる方
そっと見守ってくれている方
本当にありがとう
そのことを知ったのは
昨日、お客さまから届いたメールだった。
「ひなたさん、フォロワー数が2万人を超えてますよ」
そう教えてもらって
あ、そうなんだ!
と思って
そのあと
じわじわとうれしさが湧いてきた。
すごい勢いでガッツポーズをしたわけではない
静かに、でもちゃんとうれしかった
お風呂のお湯が
足元から少しずつ温まってくるみたいなうれしさだった。
noteを書くときの、譲れないこだわり
そのメールの中に
こんな質問も添えられていた
「noteを書くときに、
ここだけは譲れないこだわりってありますか?」
それを読んで
しばらく考え込んでしまった
自分には
そんな立派な「こだわり」があるんだろうか?
あると言えばある
ないと言えばない
寿司は絶対イカから食べる
みたいな明確さは、たぶんない。
むしろ
あまり決めすぎなかったから
ここまで書いてこられた気もする
毎日、肩に力を入れすぎていたら
たぶん途中で折れていた。
でも
ひとつだけ
これがないと書けない
というものはある
それは
この文章を届けたい
誰か一人の存在だ。
私は「みなさん」に向けて書くのが苦手だ
こんなことを書くと
少し怒られてしまうかもしれないけれど
私はnoteを書くとき
読者のみなさんを、あまり意識していない。
もちろん
読んでくれる人の存在には
とても感謝している
フォロワーさんが2万人もいるなんて
ありがたすぎて
ちょっと現実味がない。
でも
2万人をひとりずつ思い浮かべることは
やっぱりできない
それをやろうとすると
頭の中が、満員電車みたいになる
全員に好かれるように
全員に失礼のないように
全員に嫌われないように
そう考えた瞬間に
言葉が急に薄くなる。
だから私は毎回
誰か一人を思い浮かべている
その人に
手紙を書くような感覚で書いている。
その一人は、毎回ちがう
その誰か一人は
毎回ちがう
占い鑑定に来てくれたお客さまだったり
仕事で関わった人だったり
コメントをくれた人だったり
未来の甥っ子や姪っ子だったり
過去のおぼつかない自分だったり
直接言うと
ちょっとお節介かな
今それを言ったら
少し差し出がましいかな
でも
いつかこの言葉が必要になるかもしれない
そういう
胸の中に残った小さなもやもやを
文章にしている。
あるいは
このnoteを書くことで
自分の中のもやもやを整理して
あとから本人に
ちゃんと伝えることもある。
文章は
誰かへの手紙であり
自分の気持ちの下書きでもある。
言いたいことが重なったり、矛盾したりする
毎回、違う誰かを思い浮かべているので
言いたいことが重なることもある
「前にも似たようなことを書いたな」
と思うこともある
前に書いたことと
今回の内容が矛盾して見えることだってある。
でも
それは仕方ないかなと思っている
なぜなら
毎回、相手が違うからだ。
同じ言葉でも
この人には届くけれど
あの人には届かないことがある
前は必要だった言葉が
今はもう違うこともある
逆に
昔の自分には刺さらなかった言葉が
数年後の自分を救うこともある
「誰か一人」に向けて書くって
そういうことなんだと思う。
誰か一人に向かって、まっすぐ書く
もちろん
誰か一人を思い浮かべて書くということは
そこに当てはまらない人を
置いてけぼりにしてしまう危険もある。
実際に
そういう意見をもらうこともある
それはありがたい
私の視野の狭さに気づかせてもらえるから。
でも、その一方で
「まるで私のために書いてもらったのかと思いました」
と言ってもらえることもある
たぶんそれは
万人に向けてぼんやり書くのではなく
目の前の誰か一人に向かって
まっすぐ書いているからなんだと思う。
みんなに向けた言葉は
どうしても少し曖昧になる
でも
あなたに向けた言葉は
ときどき驚くほど深く届く
ラブレターが
世界中の人に向けて書かれないのと
少し似ている
たった一人に向けたからこそ
なぜか
別の誰かの胸にも届くことがある。
寿司はイカから食べるみたいなことは
人から見たらどうでもいい
でも本人にとっては
妙に譲れなかったりする。
書くときに
誰か一人を思い浮かべること
たぶん私にとっては
それがイカなのだ
最初にそこがないと
どうにも箸が進まない。
2万人という数字は
とてもありがたくて
とても大きい
でも
これからも私は
その大きな数字の向こうにいる
たった一人に向けて書いていきたい。
その一人に届いた言葉が
結果として
別の誰かの胸にも届いたら
それはもう
書き手として、これ以上うれしいことはない。
フォロワー1万人から2万人になる半年間、
noteでどんな取り組みをしたのか?
できたこと、できなかったこと、挫折したこと……
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