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「手に魂を込め、歩いてみれば」。世界中の大勢の人々が、なんとしてでも観なくてはいけない映画だと思います。どんなに悲痛で厳しい現実を記録した作品だとしても。

「手に魂を込め、歩いてみれば」
セピデ・ファルシ監督

イラン人のセピデ・ファルシ監督が、
SNSでパレスチナ・ガザ在住のフォト・ジャーナリスト、
ファトナ・ハッスーナ(享年25歳)と交流した様子を
記録したドキュメンタリーです。

25歳。
うちの次女のふたつ上…。

生まれてから、ずっとガザに住むファトナ。
「屋根のない牢獄」と言われ続けてきたガザ。
ずっと戦争  (かなり一方的だから、戦争と言えるのかどうか) 状態の街で
生きてきたことになります。

ヒューマントラストシネマ渋谷にて観ました。

そうなんですよ。

ファトマはイスラエルに殺害される。


それまでの、ファルシ監督との
約1年の交流が綴られていきます。

これは、彼女が亡くなることが分かっていながら、
観る映画なのです…。

厳しい環境で生きるファトマ。
その笑顔が、こちらを複雑な気持ちにさせます。

笑顔が切ないです。

それでも前向きに生きようとする姿勢は凄い。
ガザの街は、廃墟の如くだし、
知人も、どんどん爆撃で亡くなり続けているのに…。

映画の中で紹介される、
ファトマの撮った写真の数々も、なんとも生々しいです。

パンフレットの写真より。
こちらもパンフから。

「ガザで生まれ育ったから、ここから離れられない。
 思い出もあるし、家族も、ここにいるし。」

そう語るファトマですが、
連日続く爆撃や人々の死で、
ちょっと表情も生気を失っていく。

そりゃ、そうなるよ!!


自身も、政治的な理由で
故郷のイランに帰れないという、
ファルシ監督(帰国すると逮捕とのこと)は、
ファトマに、
やってみたいことを考えてみて、
と質問したりする。

笑顔で、

「旅行がしてみたい!!遊園地に行ってみたい!!」


と、答えるファトマ。
繰り返しになりますが、
彼女、ガザから出たことがないんだもんなぁ。

そして、もたらされる死亡報告。
しかも、家族もろとも。
やるせなさすぎます。

チラシの裏です。

「もし死ぬのなら、響き渡る死を望む」


なんて悲痛な言葉でしょう。

世界は、何かできることはなかったのか??
と、思いますよね…。

でも、

ファトマが生きていた証は、残った。


我々は、それを目撃し、
できるだけ多くの人に見てもらえるように、
伝えて、広めていくことが大事になるでしょうか。

チラシより。様々な方々からのコメント。

たびたび途切れるSNS の通信。
繋がった瞬間、訪れる安堵感も
何やら
特別なものでした。
ある種のサスペンスだったなぁ。

パンフレットの表紙です。

死ななくてもいい命が失われ、
なんの意味もない殺戮と破壊が行われる。
それで罰せられることもない。

こんなのどう考えてもおかしいし、理不尽です。

なんとかしたいものです。

厳しすぎる現実を

直視しなければならない作品ですが、
本当に大勢の方々に観ていただきたいです。


イスラエル側の言質の一端を記録した、
「ネタニヤフ調書」

と合わせて観ていただきたいと思います。

本当に腹立たしく、
イカれた状況ですよ、
イスラエルとネタニヤフ。
真っ当なイスラエル人も大勢いるとは思うのですが…。

こんなのも書いたので、
よろしければ、こちらも読んでいただければ。

本当に、

戦争、殺戮、破壊をやめろ。


高市政権、戦争を煽るな!!
軍需産業が儲かるだけなんてダメな国だ。
兵器、武器を売って、
儲ける「さもしい国」にしてはイカンです。

「新しい戦前」
なんて、とんでもない!!









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