風鈴。鳴りやんだあとに残る静けさが、夏の中にありました。
つい耳を澄ませてしまいます。
けれど、
私が好きなのは、
鳴っている音よりも、
そのあとに訪れる静けさでした。
音が消えたはずなのに、
どこかに残っている余韻。
その静けさが、
ゆっくり心の奥へ広がっていくようでした。
最近、
そんな時間を大切にしています。
何かが解決したわけではありません。
忙しさがなくなったわけでも、
不安が消えたわけでもありません。
それでも、
ふとした瞬間に、
心が休んでいることがあります。
何かを変えようとしなくても、
無理に元気になろうとしなくても、
ただ静かに、
今の自分でいる時間。
風鈴の音は、
鳴っている時だけではなく、
消えたあとにも何かを残してくれます。
心にも、
そんな静かな時間が必要でした。
頑張るためでもなく、
前を向くためでもなく、
ただ、自分を置いてあげるための時間。
その短い休息を、
少しずつ大切にできるようになりました。
風鈴が鳴りやんだあとも、
夏は静かに続いています。
私もまた、
この静かな時間を抱えながら、
今日を過ごしていきます。🌙
