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2026F1第6戦モナコGP感想。~今年も抜けないのにドラマてんこ盛り!?~

こんにちは!
ゲーム実況もできる作曲者?それとも、作曲もできるゲーム実況者?はたまた、ブログライター?オンラインゲーム『キャラフレ』を拠点とするネット活動者・氷河火露也です!
今日は、僕の趣味の1つであるF1のレースレビューを書いていきます。

【前回記事】

今回の舞台は、世界3大レースの1つとも言われているモナコGP。
このnoteでF1の特集を初めてから9か月。
いよいよ、モナコGPがやってきました。

セレブだらけの華やかな場所であり、何と言ってもロイヤルファミリーに見守られ、公国で行われることには特別感があります。
そして、F1とは切り離せないような歴史を築いてきたグランプリ。
ただ、インディ500やル・マン24時間と違って、他のレースと同じルールで行われるため、特別感は薄いかもしれません。

また、「ここは、モナコモンテカルロ!絶対に抜けない!」という有名な実況の通り、3秒遅くても抜けないようなサーキットです。
(最後方のストロールやボッタスでも、トップから3秒は遅くないはず)
そのため、「モナコはF1のお祭りであって、レース自体は退屈だよね」という評判もよく聞きます。

モナコで最も特別感があるのは、予選ラップ。
ここで最速なら、一番かっこいい。
市街地サーキットは他にもあれど、特に壁ギリギリを攻める度胸試しのコースの一つであり続けていることは間違いないでしょう。
ちなみに、場所的に普通に雨が降ることもあり、雨が降ると大荒れのレースになります。完走3台というレースもありました。

さて、モナコGP前にはビッグニュースが飛び込んできました。
ルクレールのフェラーリ契約更新です。
単なる偶然ではなく、ルクレールの母国・モナコGP前に合わせ込んできたと見て、間違いないと思います。
つまり、今の好調が続いていればハミルトンもイギリスGP前に契約更新すればいいなぁ…と思ったりします。

これでルクレールはフェラーリで少なくとも10年を走ることになりました。
別の記事にもまとめましたが、無冠で10年を走る例は史上初であり(もちろん、2028年までにルクレールがチャンピオンを獲れば、話は別!)、フェラーリとともに苦しい時代のエースであり続けてきたルクレールはある意味、チャンピオンを決めたドライバー以上にかっこいいと筆者は思っています。

さて、フリー走行では下馬評通り、パワー不足をシャシーでカバーしているとされるフェラーリが好調。
しかし、2日目に入るとメルセデスもスイートスポットを見つけてきます。
パワー不足に苦しむアストンマーティンはモナコをチャンスと見ていましたが、むしろその逆。
ギアボックス、エンジンのどちらの問題かは不明ですが、とにかくマシンのドライバビリティが悪く、クラッシュせずにマシンを持ち帰るので精一杯。

予選Q1では、アロンソを持ってしても、キャデラック(ペレス)に0.5秒の遅れを取ってしまいます。
逆に、ペレスは実力でQ2に迫る快挙。
好事魔多し、好調ボルトレートがクラッシュしてしまったタイミングは何と、残り時間2分11秒。
アタックできるかわからない。できたとしても自分のペースでタイヤを温められない。
そこでどうにかアタックを決めたサインツはさすがは職人。

今季はシャシーが弱いと言われてきたレッドブルは、Q2からまさかの急浮上。
ポール候補に躍り出て、このままいけば奇跡のポール…と思いきや、最後に決めたのはやはりアントネッリ
ルクレールは最初のアタックで失敗したことでリズムを崩し、最後にはクラッシュもあって4番手に。
ラッセルは8番手とかになってしまいそうな絶不調の中、どうにか6番手まで持ち直しましたが…アントネッリとの差は、一体何なんだろう…?

2番手フェルスタッペンは、アントネッリに1秒遅くスタートすることをアドバイスしたり(ハミルトン「いや、2秒」)、自宅の場所をペレスに教えたりとお茶目な週末でしたが、なんとスタート直後にスローダウンしてレースを終えてしまいます。
その後は、かつてのライコネンのようにクルーザーでレースを観戦したそうな。だいぶキャラが立ってきましたね。

レースはアントネッリvsフェラーリ勢となりますが、アントネッリはまったくフェラーリ勢を寄せ付けません。
一方で、深刻なトラブルを抱えて何度も無線で叫ぶハジャーをラッセルは抜きあぐねます。
抜きやすいレギュレーションの今年ですが、結局、モナコでは安全のために色々禁止され、相変わらずの抜けないレースに。

さて、さすがにハジャーは楽々、アンダーカットできたラッセルでしたが、今度は未ピット組のノリスにつっかえてしまいます。
このまま抑え続ければ、逆にチームメイトのピアストリがラッセルの前に出られるという、ラッセルにとってはあっちを潰せば今度はこっちが…という状況。
しかし、ノリスが急にスローダウンしてしまい、ラッセルの道が開きます。
ラッセルにとっては、ダメージを抑えて終われる希望が見えてきました。

去年、史上最悪のモナコGPを生み出してしまった2ストップ義務は廃止され、去年のようなのろのろ走行でのブロックは横行しないだろう…と思いきや、去年と同じくウィリアムズがまたやってくれました。
まず、サインツに後続を超スローペースで抑えさせ、アルボンにフリーストップを与える。
そして、今度はその逆をやることで、ヒュルケンベルグら超序盤ピットイン組の前に2台とも出る作戦。
その途中、アルボンはヌーベルシケインを直進してしまい、まだピットインしていないリンドブラッドには前に出られてしまいますが、事実的な順位は変わらず。
ボウルズの謝罪メール、今年の相手はアウディ・ビノットでしょうか。

ラッセルは、ハジャー・ノリスとトラブルを抱えたマシンに相次いで引っかかったこともあって、アントネッリに周回遅れにされてしまう苦しい展開に。
さらに、ピットレーンのスピード違反を取られてしまいます。ハミルトンやガスリーも同様に取られていました。
ピットロードの速度違反を取られたマシンは今回、異様に多く、その超過速度のほとんどは0.1km/hでした。
いくつかの情報から、正しく計測されていなかったという疑惑もあります。

キャデラック・ペレスは、ピットレーンスタートを選んだボルトレートのグリッドに間違えてついてしまった(割とF1ではあるある)ことでドライブスルーペナルティを受け、アストンマーティンの後方に沈みます。
一方で、アストン勢はスタート直後にソフトタイヤに交換するという、傍から見たら「レースを捨ててマシンのデータを集めている」かのように見える戦略を採るも、ペースは終盤まで落ちず、2台揃ってペレスの前を維持。順調なレースでした。

しかし、レース終盤、突如ストロールが最終コーナーのアウト側を直進してしまい、クラッシュ。
セーフティカーが出され、多くのドライバーはここでピットインを消化。
しかし、ルクレールはハミルトンの5秒ペナルティ消化の後ろでスタックさせられて不満気。
また、ラッセルはアントネッリのタイヤ交換に手間取った影響か、ペナルティを消化せずにコースへと送り出されてしまい、ドライブスルーペナルティを受けてしまいます。
(異様に重い…ペナ消化違反って、10秒ペナでは…?もしかしたら、0.1秒足りなかったのとガッツリ足りなかったのとでペナルティが異なる説…?)

一方で、ピットインしなかったガスリーはまたもピットロードで速度違反となり、合計10秒のペナルティを抱えながらレース再開。
ハミルトンとハジャーには、セーフティカー中に前のマシンと距離空けすぎ問題で審議されるも、お咎めなし。しかし、ハジャーは赤旗時のルール違反でまた審議。
ペナルティ・審議多すぎだろ…!
誰が実際に何位にいるのかわからないし、ペナルティかどうか決まるまでずっとモヤモヤが続く…!

そして、セーフティカーが明ける直前の最終コーナーでルクレールがまさかのクラッシュ!
最終コーナーの路面はストロール・ルクレールのクラッシュの前後、いつ剥がれたか定かではありませんが、路面修復のため赤旗に。
ルクレールにとっては、またも悲劇の母国GPとなってしまいました。

赤旗なため、スタンディングスタートとなった再スタートでも奇跡は起こらず、アントネッリは課題のスタートを再び決め、これで5連勝
3番手ハジャーはマシン不調のせいかとんでもなく出遅れ、5番手となってしまいますが、幸いにも抜かれた相手はペナルティを抱えたラッセルとガスリー。終始苦しい展開でしたが、これで今シーズン初の3位表彰台を獲得しました。(赤旗違反については審議結果不明ですが、たぶんお咎めなしなはず…)レース後には、疲れ切った様子を見せていました。

ラッセルがペースを落としてから後続を突き放すことで、1つでも前の順位でペナルティを消化しようとした結果、詰まった後続は混乱し、周りのマシンを避けようとしたヒュルケンベルグがサインツに突っ込んでしまいます。
また、赤旗を味方につけ、ピット未消化だったリンドブラッドが6位フィニッシュ。ローソン5位となり、レーシングブルズにとってはビッグポイントとなりました。
リンドブラッドは運に救われた一方、最近はローソンがかつての角田のように目立って好調ですね!これでガスリーと同ポイント!

ガスリーは3位でチェッカーを受けたものの、結局4つ下がって7位になってしまったアルピーヌ。
ピットレーンの速度違反の計測が間違っていたことを証明するため、調査に躍起になっているんだとか。これもF1あるある。
それはいいんだけど、レース後までガスリーはペナルティを教えてもらえず、1人で喜んだという悲しい出来事が…エンジニア、一体何が目的なんだ…!?

最後の混乱で、ペレスに前を行かれてしまったアロンソでしたが、ペレスがまたもスタート位置のミス(今度ははみ出し)で、10位1ポイントが転がり込んできます。
チームを元気付けるために必要な1ポイントでした。
難しすぎるマシンでも、集中力を切らさずに生き残ったアロンソ。
そして、壊れずに生き残ったアストンマーティン・ホンダのマシンに「お疲れさま」と言いたいです。
これを励みに、今度はマシンがコントロールできる代物に改善されることに期待しましょう。

さて、レースの総括ですが…
結局、ドラマはバトル以外の場所で生まれ続け、それぞれの応援するドライバーやチームによっても、様々な感情が渦巻くモナコGPとなりました。
特に、"推し"が多様な日本では、本当にバラバラな感情が入り乱れたのではないでしょうか。
ここまでの6戦で唯一、今年のルールが面白さに影響しなかった例です。
(ある意味、信頼性不足がルールチェンジの影響と言ってしまえば、ルール変更で面白くなったと言えるのかもしれませんが…)

ノーポイントとなったラッセルは、アントネッリに勝てる週末ではなかったものの、またもコントロールできない理由で、レースを失ってしまいました。
一方で、最速のマシンに厳しいことを歴史が証明してきたモナコGPでも、自らの走りでモナコのPPを引き寄せたアントネッリは、もはや止めることが難しい領域に突入してきたように感じます。
数年前のフェルスタッペンや、それまでのハミルトンを彷彿とさせるようなスピードです。

そして、今回も2位を獲得したハミルトンですが、スピードの面では、今シーズンも好不調の波があります。しかし、モナコを終えてランキング2位。
筆者が冒頭で話した通り、イギリスGPで契約更新が決まる線は現実的かも…?
これまでろくにポイントが取れていなかったハジャーにとっても、良い自信に繋がる転機となればいいですね。

余談ですが、遅れているエンジンは追加開発ができるっていう例のアレ(名前忘れた)のためにエンジンの性能を測ったところ、レッドブル・フォードのエンジンが一番高い性能だったという噂が!?
え、じゃあどうしてモナコでこんなに速いんだ…?
チームがマシンを理解できる日が来たとき、レッドブルがダークホースとなる可能性は十二分に秘めているのかもしれませんね。

最後に、F3で予選12番手からリバースグリッドによるスプリントレースで優勝した山越陽悠選手に、モナコで君が代を鳴らしてくれたことに感謝して、記事を締めたいと思います。
最終的に、サスペンションの部品が左右逆についていたせいで彼は失格となってしまうのですが、抜けないモナコといえども、世界に通用する若手が日本にいることを証明したことは間違いないでしょう。
そして、F3には彼以外にも数名、有望な日本人が出ているという物凄い状況にあります。
まずは、F2に上がる選手が出てくることに期待したいですね。

というわけで、今回のnoteは「2026F1第6戦モナコGP感想。~今年も抜けないのにドラマてんこ盛り!?~」でした。
次回は「ひひラジオ #1」です。
それでは、また明日のnoteでお会いしましょう!さようなら!

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