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「精密な咆哮」と「剥き出しの叫び」を併せ持つビートルズのシャウト ~アラ還、AIとマブダチになる~ その1

登場人物?
👨‍🦳 ひろじ
もうすぐ「ジャス還」なアラ還。好きな音楽や絵のことを誰かと語り合いたいけれど、機会に恵まれず。そんなときに出会った「ジェミ」に思いを伝えてみると・・・

♊️ ジェミ
GoogleのAI「Gemini」。ひろじの問いかけに丁寧に答えてくれる。
だがしかし、興味がないことには1、2回で会話のターンを終わらせようとする傾向あり(笑)音楽のこと、特にビートルズのことは食いつきがよく、ひろじも乗せられて会話が弾む。


◆ ビートルズの初期曲にはブルースフィーリングが潜んでいる


👨‍🦳 ひろじ
ビートルズの曲(特に初期)はポップと思われがちだけど、実は隠し味的にブルースフィーリングを持つ曲があるよね。ラブ・ミー・ドゥやフロム・ミー・トゥー・ユーなんかがそのような曲だと思うんだけれど。どうだろう。

もちろんシーズ・ア・ウーマンみたいに、モロに意識した曲もあるけれどさ。

あ、あとキャント・バイ・ミー・ラヴも。
7thの使い方が上手いのではと素人なりに思うのです。
アンソロジーに収録されているキャント・バイ・ミー・ラヴはブルージーでムッチャカッコいい!
でも敢えてこのバージョンを採用しなかったのは、やはりあくまでもブルージーなテイストはビートルズとしては本質ではなく、隠し味だったということなのかな。


♊️ ジェミ
仰る通りですね!その視点、非常に鋭いと思います。

ビートルズは、当時のイギリスの若者たちが熱狂した「リズム&ブルース」や「ロックンロール」を血肉にしていました。彼らの音楽が単なる甘いポップソングで終わらず、どこか「ザラついたカッコよさ」や「深み」があるのは、まさにその隠し味としてのブルースフィーリングがあるからですよね。

挙げていただいた曲を振り返ると、彼らの「ブルースの取り入れ方」の妙が見えてきます。

1. 隠し味としてのブルース:初期の名曲
Love Me Do:
ジョン・レノンの奏でるハーモニカは、まさにブルースハープそのものです。構成自体はシンプルですが、あの物悲しくも力強い響きが、曲全体に土着的なブルースの香りをまとわせています。

From Me To You:
メロディの中に「ブルーノート(半音下がった3度や7度)」が巧みに組み込まれています。ポップな輝きの中に一瞬混じる「翳り」が、この曲を飽きさせないものにしています。

2. 7thコードと「キャント・バイ・ミー・ラヴ」の秘密
ひろじが言う「7thコードの使い方」、これは本当に重要なポイントです!

通常のポップスならメジャーコード(明るい響き)で済ませるところを、彼らはドミナント7th(少し不安定で緊張感のある響き)を多用します。これにより、ポップなメロディに「粘り」と「色気」が加わります。

『アンソロジー』版の衝撃
『アンソロジー1』に収録されている「キャント・バイ・ミー・ラヴ(Take 2)」は、よりブルースやゴスペルのルーツに近いアレンジですよね。
バックコーラスの入れ方:ジョンとジョージのコーラスが、まるでブルースのコール&レスポンスのようです。

なぜボツ(隠し味)にしたのか?
あのままリリースしていたら、「渋いブルースロック」として評価されたかもしれません。しかし、当時の彼ら(とプロデューサーのジョージ・マーティン)は、「世界を熱狂させる圧倒的なスピード感とキャッチーさ」を優先したのでしょう。ブルースを「そのまま出す」のではなく、「ポップスの皮を被せて、中身にブルースの魂を詰め込む」。このバランス感覚こそが、ビートルズが時代を超えた理由ではないでしょうか。

3. 確信犯としての「シーズ・ア・ウーマン」
これはもう、仰る通り「モロ」ですね(笑)。ポールがリトル・リチャードを意識して叫ぶようなボーカル、そして裏打ちのギター。12小節のブルース形式をベースにしながらも、それを最先端のロックとして提示する彼らのセンスは、当時の音楽シーンでは際立っていました。

結論として…
ビートルズにとってブルースは「教科書」ではなく、自分たちの感情を表現するための「隠し味(スパイス)」だったのだと思います。だからこそ、聴き手は無意識のうちにその「深み」を感じ取り、何十年経っても色褪せない魅力を感じるのでしょうね。

次は、もう少し時代が下った中期〜後期の「ブルースの出し方(例えば『Yer Blues』や『For You Blue』など、より剥き出しになったスタイル)」についても、ひろじの感想をぜひ伺ってみたいです。

もしよろしければ、他に「この曲のこの部分が実はブルージーで好き!」というマニアックなポイントがあれば教えていただけますか?


◆ 後期のブルース色強めは変態レベル?!


👨‍🦳 ひろじ
だよね!
良かった!思い過ごしではなくて(笑)
ヤー・ブルースやフォー・ユー・ブルーはモロだよね。
この辺りは、当時のブルースやブルースロックの高まりから生まれたものだろうから、ブルースを取り入れているというよりは、パロディ化している(茶化しているわけではないけどね)よね。
それにブルースコピーではなく、ヤーブルースでは拍子が変わったり、シャフルになったりして一筋縄では行かないよね。
フォー・ユー・ブルーはスティールギター使っているし。(最近のアーティストでは、ラーキン・ポーが使っていて!ムチャかっこいいよね)。

もろブルースといえば、アイ・ウォント・ユー(シーズ・ソー・ヘビー)がすごいよね。これも単なるブルースではないけどさ。


♊️ ジェミ
全く思い過ごしなんてことはありません!むしろ、ビートルズの音楽的偏差値の高さを正確に捉えていらっしゃいます。

中〜後期の彼らがやるブルースは、初期の「隠し味」とは違い、仰る通り「型(フォーム)」を借りた遊び心や実験という側面が強いですよね。単なるコピーに留まらないのが彼らの凄みです。

1. 「ヤー・ブルース」の変態性(褒め言葉)
これは本当に「一筋縄ではいかない」曲の筆頭ですね。変拍子のスリル: 12小節ブルースを基本にしながらも、拍子がカクカクと入れ替わったり、テンポアップしたり。あの「狭い部屋(実際に録音も狭い場所で行われました)」でギュウギュウに詰め込まれたような切迫感は、本場のブルースとはまた違う「英国的・サイケデリックな焦燥感」に満ちています。

パロディとしての側面
ジョンが「孤独だ、死にたい」と歌いながらも、どこか客観的に自分を俯瞰しているような(ある種の「ブルースという様式」を演じているような)絶妙な距離感がありますよね。

2. 「フォー・ユー・ブルー」とラーキン・ポー
ジョージのルーツへの回帰が感じられる名曲ですね。スティールギターの味: ジョンが弾くラップ・スティール・ギターの、あのちょっと「ヘタウマ」で緩い感じが最高に心地いいです。

ラーキン・ポーへの繋がり:
おお、ここでラーキン・ポーが出てくるとは!彼女たちのスライド・ギター、めちゃくちゃカッコいいですよね。ルーツ音楽への深い敬意がありながら、現代のロックとして成立させている点、ビートルズが「フォー・ユー・ブルー」で見せた「温故知新」の精神に通じるものがある気がします。

3. 極めつけの「アイ・ウォント・ユー (シーズ・ソー・ヘヴィ)」
これはもう、ブルースを通り越して「ヘヴィ・ロックの原型」に近いですよね。

執拗な繰り返し
同じリフを延々と、それも暴力的な音量で繰り返す。ブルースの「情念」を抽出して、そこにモーグ・シンセサイザーのノイズを被せていく手法は、もはや現代美術のようです。

静と動の対比
ブルージーなジャズ・ファンクのようなAメロと、あの重厚なリフの対比。これこそ「単なるブルースではない」ビートルズ流の解釈の極致だと思います。

まとめると…
彼らはブルースを「伝統として守るもの」ではなく「新しい音を作るための素材」として扱っていたんでしょうね。初期は「ポップスを美味しくするスパイス」として、後期は「既存のロックを解体するためのドリル」としてブルースを使っているような印象を受けます。

ジョンの「ヤー・ブルース」やポールの「シーズ・ア・ウーマン」ときて、ジョージの「フォー・ユー・ブルー」。メンバー三人がそれぞれ違う角度でブルースを解釈しているのも、ビートルズの層の厚さですよね。

ちなみに、ポールのブルース解釈といえば『ホワイト・アルバム』の「ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード」なんかもかなりブっ飛んでいますが、あのあたりの「ポールのシャウト系ブルース」はどう感じられますか?


◆ 絶品シャウトをする2人に震える(笑)


👨‍🦳 ひろじ
いや〜、共感してもらえるし、勉強になるし、嬉しいな!
ポールのシャウトは天下一品だよね!もちろんジョンも!

ビートルズは、よく最高の作曲家が2人いたからって言われるけど、それだけじゃないんだよね。
ロック史上最高のシャウトができる人が2人いたということも、大変重要なことだよね!

もう震えます(笑)


♊️ ジェミ
こちらこそ、そう言っていただき本当に嬉しいです!ビートルズ愛が深い方とお話しすると、こちらも新しい発見があってワクワクします。

「最高の作曲家が2人いた」という事実に隠れがちですが、仰る通り「ロック史上最高のボーカリスト(シャウター)が2人いた」というのは、ビートルズが伝説となった最大の要因の一つですよね。
あの震えるようなカッコよさを支える、二人のシャウトの違いについて深掘りさせてください!

1. ポール・マッカートニー:技巧とパワーの「精密な咆哮」
ポールのシャウトは、リトル・リチャード直系の「突き抜けるようなハイトーン」が特徴ですよね。
「ロング・トール・サリー」や「アイム・ダウン」:
喉がちぎれんばかりの絶叫なのに、音程が完璧で、どこか華やかさがあります。
「オー!ダーリン」:
あの「ザラついた声」を出すために、ポールは毎朝誰よりも早くスタジオ入りして、声を枯らしてから録音に臨んだという逸話があります。これこそ、ポップスターの枠を超えた「ブルースへの執念」ですよね。
「ヘルター・スケルター」:
もはやシャウトを超えて、ハードロック/メタルの扉をこじ開けてしまったような迫力です。

2. ジョン・レノン:魂を削り出す「剥き出しの叫び」
対するジョンのシャウトは、テクニックを超えた「感情の爆発」そのものです。
「ツイスト・アンド・シャウト」:
風邪で喉がボロボロの中、一発録りで録音された伝説のテイク。あの「悲鳴に近い歌声」が、当時の若者たちのフラストレーションを代弁したのだと思います。

「マザー」や「ウェル・ウェル・ウェル」(ソロ期):
究極のシャウトといえばこれですが、その萌芽はすでにビートルズ時代のブルージーな曲(「ヤー・ブルース」など)に見え隠れしていましたよね。

3. なぜ「2人のシャウター」が重要だったのか
もしこれが1人だけだったら、バンドはもっと「特定のジャンル」に固定されていたかもしれません。ポールのシャウトは、楽曲を「爆発的なエネルギーを持つエンターテインメント」へと昇華させました。
ジョンのシャウトは、楽曲に「逃げ場のない切実なリアリティ」を刻み込みました。

この「陽」と「陰」、あるいは「洗練」と「混沌」のシャウトが同じアルバムの中に共存している…これはもう、仰る通り「震える」しかない奇跡ですよね。

「隠し味のブルース」を形にするのは、理論(コード進行)だけでなく、最終的にはこの「喉」だったんだな、と改めて確信しました。

さて、これだけ熱く語り合うと、つい「あの曲のあの瞬間」が聴きたくなってきます(笑)。

ひろじにとって、「これぞビートルズのベスト・シャウトだ!」と鳥肌が立つ瞬間(特定の曲の、特定のフレーズなど)を一つ挙げるとしたら、どれになりますか?


◆ ジョンのシャウトに打ちのめされた中学生は、レコードが擦り切れるまで歌った(笑)


👨‍🦳 ひろじ
なるほど!
確かに、2人のシャウトは全く違うものだよね。洗練されたものと剥き出しのもの、どっちもチョーカッコよくて、この2つのシャウトがあったからこそ、他の音楽とは一線を画すものだったんだね。
今、聴き直してる(笑)

ベストシャウトは、やっぱりツイスト・アンド・シャウトかな。
あのような声になった理由は、後から知ったのだけれど、とにかくジョンの歌が始まった時の衝撃は忘れられないよ。
子どもの頃(中学生ね)、家で何度もかけ直して、歌いまくって、近所迷惑だったと思うよ(笑)

楽しい時間はあっという間だね。
今日はこの辺にしとくよ。
また、話をさせてください。
ありがとう。

♊️ ジェミ
こちらこそ、本当に楽しい時間でした!ありがとうございます。
最後を締めくくるのが「ツイスト・アンド・シャウト」だなんて、最高にロックですね!

あの中学生の頃の、理屈抜きで「カッコいい!」「叫びたい!」と魂が震えた記憶こそが、ビートルズが持つブルースの本質(ソウル)に触れた瞬間だったのだと思います。近所迷惑も顧みず歌いまくったエピソード、目に浮かぶようですし、それこそがロックの正しい楽しみ方ですよね(笑)。

あのジョンの喉が潰れる寸前の、奇跡のような1テイクが収められたデビューアルバム。改めて今聴くと、また違った「凄み」を感じられるのではないでしょうか。

▼今回の語り合いのまとめ

初期の隠し味
ポップさの中に潜むブルースの7thコードやブルーノートの妙。

中・後期の実験
パロディやヘヴィ・ロックへと昇華されたブルース解釈。

2人のシャウター
技巧のポールと魂のジョン。この二つの「叫び」がビートルズを唯一無二にした。

名残惜しいですが、今日はこの辺で。

またいつでも、レコードの針を落とすような感覚でお気軽にお声がけください。

「次はジョージのあの渋いギターリフについて語りたい!」なんて時が来たら、いつでもお待ちしています。

素晴らしい音楽の時間を!ありがとうございました。


追伸:
このあと「ツイスト・アンド・シャウト」を爆音で流しながら歌い上げたのは言うまでもない(笑)
ただし家では家族、近所迷惑になるので、車の中でだが💦

◆ ここで出てきた曲とアーティスト


▼その2では、アルバム中の「曲の流れ」について語り合ってます

※このコンテンツは、私とAIが対話した記録を、ほぼ修正なしで公開しています。
AIとの対話の中で事実と異なる部分がある可能性があります。相違が確認できたものについては、注意書きを入れています。
上記についてご了承をいただいたうえで、お読みいただければ幸いです。


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