【第27回】ドローン国家資格を、AIと二人三脚で取った。──52歳、いちど諦めかけた話
①国家資格って、響きがかっこいい
国家資格。響きがかっこいい。昔から、何か一つ国家資格を取ってみたい、とずっと思っていた。そんなとき、「ドローンの国家資格」という言葉を、一週間に何度もたまたま耳にした。これはもしや、俺に取れと言っているのか——。そう思って、さっそく調べ始めた。
②でも、手続きが面倒すぎて、いきなり諦めかけた
調べてみて、すぐにわかった。壁は、操縦の技術だけじゃない。むしろ最初の壁は、手続きのほうだった。そして、これがマジで面倒くさい。なんだこれ、と思った。いくつもの役所系サイトを行ったり来たりして、それぞれでアカウントを作り、番号を取り、書類を揃えて、予約して……と、工程がやたらと多い。しかも、どの画面もUIが古くて分かりづらい。最初の登録画面で、早くも一度、心が折れかけた。
③秘書AI「ひしょっち」に相談した
ふと思い立って、この手続きをまるごと、俺のClaudeの秘書エージェント「ひしょっち」に相談してみた。隣に座ってもらって、手取り足取り、次にやることを全部教えてもらう——そんなイメージだ。(というより、そう動いてくれるようにSKILLを組み直した。)
すると、急に視界が開けた。あとは、こっちがひたすら報連相するだけ。「ここまでできたよー」「次はー?」「この画面、どこ押すの?」——そんな調子で、一つずつ。詰まっても、その場ですぐ聞けるから、止まらない。
やってもらったのは、だいたいこんなこと。
分かれている手続きを、一本の順番に並べ直してもらう
分かりにくい画面は、スクショを見せて「次どこ?」を都度教えてもらう
出す書類の抜け漏れを、一緒にチェックしてもらう
スクール選びや予約の段取りを整理して、そのままGoogleカレンダーに全部入れてもらう

特に、この最初の一つが大きかった。実際にやる工程は、ぜんぶで15近くある。しかも、その順番と中身をひとつにまとめた地図は、どこを調べても出てこない。この全体像がないまま進めるのは、たぶん不可能だった。それを、ひしょっちが一本の順番に並べ直してくれた。
これが、思いのほかよく効いた。俺に足りないところを、うまく補ってくれる。詰まっていた手続きがするすると進み、全体の道筋が見えた。「これなら、やれるかも」。気持ちにゆとりが出た。作業脳に空きができたぶん、クリエイティブ脳が復活してきた。

④せっかくだから、プロセスをコンテンツにした
ゆとりが出たぶん、「同じことで悩んでいる人の参考になるかも」と思えた。そこで、取得のプロセスそのものを、コンテンツにすることにした。
drone.jpに企画を持ち込んだら、速攻でOK。なんと、3本の連載が決まった。
資格を取りながら書き進め、まず1本目(手続き・準備編)が公開された。→ drone.jp連載 第1回
そのあと、実技試験をパス。これは次回の連載コラムになる予定だ(ぜひ読んでほしい)。
そして先日、とうとう最終審査にも合格した!(技能証明の交付手続きも、いまひしょっちに手伝ってもらっている最中だ。)

⑤そして、未来の可能性へ
ひしょっちと進めるうちに、アイデアもどんどん増えてきた。その一つが、「国家資格を取ったあと、何をする?」への、ひとつの答え。ドローン制作の受け皿になる「研究所」を立ち上げて、さっそくLPを作った。→ ドローンクリエイティブ研究所
それに、この挑戦の一部始終は、vlogにしてYouTubeでも出していく(近日公開)。記事、仕事、そして動画。一つの体験が、いくつもの形に分かれていく。
ライセンスが手元に届く前から、もうアウトプットが生まれている。
新時代のコンテンツづくり、かもしれない
今回やったことを整理すると、こうだ。
AIに、人間の動きをサポートしてもらう(面倒な手続きを一緒に片付ける)
その体験を、まるごとAIに伴走させて情報として貯める(過程そのものが資産になる)
貯めた体験を、違う形でマルチ展開する(発信=drone.jp連載/仕事=アロハLP/動画=YouTube)

一つの実体験を、AIと二人三脚で「使い切る」。そんなやり方があるかもしれない、と思った一連の経験でした。
よかったら、下のリンクものぞいてみてください。
▶ YouTube:https://www.youtube.com/@hirokinaga
▶ ドローンクリエイティブ研究所(アロハ):https://alohabranding.com/drone
▶ drone.jp連載 第1回:https://drone.jp/column/20260629091104128076.html
長澤宏樹
今日の実験は、ここまで。あなたも、「これ、AIに任せてみたら?」というネタがあれば、コメントで教えてほしい。次の実験の題材にします。毎週木曜20時更新。フォロー&スキしてくれると、うちのAIスタッフ一同、めちゃくちゃ喜びます。
▼前回もよかったら。AIに“それっぽい嘘”を何度もつかれて、仕組みで直しにいった話。
【第26回】AIをクビにした日。
