【小説】たまきへの手紙📩011〜時の魔法と鉄の箱〜
【前回までのあらすじ】
清掃ロッカーに閉じ込められた🧊の魔女たまきは、🔥の魔女ひなたに助けられる。しかし、たまきを閉じ込めていた三人娘は魔獣に姿を変え、たまきに襲いかかる。
【登場人物】
🧊たまき、14歳の女の子、氷の魔女
🔥ひなた、〃、たまきのクラスメイト
🍃フーゴ、同じ学校に通う男の子
💀ネビュラ、魔法学校の先生
1.OP曲『巡る巡る』
2.本編『たまきへの手紙📩』
たまきの放った🧊氷の弾丸は、首が三つある、冥界の番犬ケルベロスに当たったが、まるで効いていない様子だった。
🧊「くそっ‥ダメか」
たまきは自分の力でどうにもならないと、判断し、右手で右の耳にある小型の通信機のボタンを押し、通信をした。
🧊「ネビュラ先生、聞こえる?」
しばらくして、ガガッとラジオの雑音みたいな音の後に、落ち着いた老人の声が響いた。
💀「はいよ、聞こえとるよ」
🧊「先生‥はいよじゃないわよ、かわいい生徒がヤバい時に、ずいぶん余裕ね、ふざけてるの?」
💀「まあ、怒るなよ、こっちもいろいろ準備があるんじゃよ、ところで魔獣にマーキングはできたかの?」
🧊「とっくにやってるわよ!のんびりしてないで、そっちでモニターしてよ、ご丁寧に魔獣の頭に撃ちこんでやったわよ」
💀「さすがじゃの、どれどれ見てみるか‥ありゃ?、マジか!」
🧊「どうしたのよ!」
💀「こいつ‥、ケルベロスじゃないか!」

🧊「だから、ヤバいって最初からいってんじゃん!」
💀「マズい、たまき逃げろ!今のお前じゃ相手にならん」
🧊「えっ!どーすんのよ、思いっきりこっちにらんでるんだけど!」
💀「ふっ‥こんなこともあろうかと、先生はちゃんと、準備しあるのじゃよ」
🧊「あのねぇ‥、もったいぶってないで、どうすればいいか教えてよ!」
💀「🕗時の魔法、″時の棺桶⚰″を使う」
🧊「えっ?ワタシ、🕗時の魔法なんて使えないよ」
💀「安心せい、ワシのほうで、魔法陣は準備してある。たまき、そこから中庭が見えるじゃろ」
🧊「えっ?中庭?、校舎のまんなかの花壇があるところ?」
💀「そうじゃ、そこにケルベロスをおびきよせてくれ」
🧊「簡単そうにいわないで!」
💀「あっ、それから🕗時の棺桶⚰の魔法を使うために、鉄の箱が必要じゃ」
🧊「だから、かんたんそうにいわないでよ!」
🧊たまきは、まわりを見渡した、″鉄の箱″って‥、あっそうだ、清掃ロッカーだ!、たまきは、清掃ロッカーに近づいた、でもコレどうやって、中庭まで運ぼう…
🧊たまきは、ケルベロスの攻撃に警戒しながら考えた‥、たまきがいるのは、2階の廊下、中庭はすぐ下に見える。
🧊「あっ!そうか‥、でも一人じゃムリだな‥どうしよう」
3.ED曲
(つづく)
【次回】「氷の壁」
