神田ぶらり(69)消滅する町
会社から靖国通りに抜ける街路の一角が、いつのまにか、こんな状態になってました。

立ち並んだ家々が、軒並みベニヤ板で封鎖されています。ついこの間まで、人が住んでいたり、商売が営まれていたとは思えない状態です。当然ながら、なかは無人の模様。
この一角、けっこう古い町並みや家が残っていて、ビルが並ぶ街路とはひと味違った風情を残していました。まあ江戸とはいわないまでも、昭和の東京の風情が感じられる町並みで、神田にはビルの合間にけっこうこういう風景が残っています。
ベニヤ板で封鎖された家々には、こんな紙が。

「解体工事のお知らせ」おお、そういうことですか。
いかにも下町っぽい風情があったこの路地も、両側が取り壊しの対象になっているらしく、こんな風景に。

うーん、なんとなく「もったいない」って気分になりますね。
でも、神田のビルも耐震基準強化のおかげで次々と建て替えになっているご時世ですからね。それに考えてみれば、この住宅いずれも築50年超の物件(推定)。史跡とかならともかく、自分が住む家だと思えば、そろそろ建て直す時期かなと考えても、不思議ではないでしょう。
よく町並み保存とか簡単に言いますが、そこで生活する人の意向が最優先だと思うのですよ、当然ながら。
さて、遠からず取り壊し工事が行なわれて、家々が姿を消したあと、ここには何ができるんでしょうか。
オフィスビルか、マンションか、あるいは広大なコインパークでしょうか?
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