神田ぶらり(41)学校遺跡
わが地元の川崎市・市北では、マンションが急増したせいか、子供の人口がやたら多い。息子の通っていた小学校は、つい数年前までは児童数日本一だったとかで、いまどきめずらしい新設校ができて分校されたし、中学校は各学年二桁のクラス数を誇ります。だから体育祭、文化祭などのイベントのたびに、校内は大混雑。体育祭の時には、保護者席に収容しきれない保護者のために体育館でパブリックビューイングが開催されました。
いっぽうで、神田の町は人口少な目。そのせいなんでしょうか、鍛冶町には、こんなものがあります。

どっからどう見ても学校ですが、さっぱり人影なし。昼も夜も無人です。
ここ、学校の跡地なんですね。「旧・今川中学校」です。そう、今川橋の今川。
まえに「千葉道場跡地」のところで書いた千桜小学校と同様に統合され、このへんの中学生は、今はちょっと遠くの神田一橋中学校に通っているそうです。
しかし、学校の設備そのほかはそのまま残っています。ちょっともったいないなぁ。表札類は撤去されているようですが、今川中学校の校章でしょうか、こうしたものは残されたまま。

調べてみると、この今川中学校、1947年(昭和22年)の開校で、統合(実際は吸収合併だとか)は2005年(平成17年)。卒業生には女優の星由里子さんや、古舘伊知郎さんがいらっしゃるとか。
今は無人で、完全に都市遺跡と化している「旧・今川中学校」には、かつては生徒たちを見守っていたであろう二宮金次郎の像が取り残されています。どことなく寂しそうに思うのは、感傷的すぎるかな。

どこかに移設するなりなんなりしてやればいいじゃないか、千代田区教育委員会(笑)
それにしてもこのスペース、もったいないぞ。もしも可能なら、わが地元の学校に譲ってくれないモノかな、ダメですか、そうですか。
