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神田ぶらり(15)川のない橋2

前に(第9回)で「川のない橋」を紹介しましたが、埋め立てられて姿を消した竜閑川には、かつては「今川橋」以外にも橋がありました。当然ですね(笑)

「今川橋」から西へ、今は埋め立てられた竜閑川を、日本橋川(江戸城外堀)へ向かって進んでみましょう。

この、ビルの間の狭い路地が、かつての竜閑川の川筋ということです。

古い地図を見ると、「今川橋」のすぐ西には「主水橋(または西仲之橋)」なる橋の名が見えます。「もんどばし」と読むんですかね。今の日銀通りあたりに架かっていたのでしょうか。べつに「八丁堀の旦那」こと中村主水の家があったとかではなさそうですが。現在では、今川橋のような記念碑も何もなく、場所もはっきりしません。

その先には、「乞食橋」という、あんまりな名前の橋もあったようです。どういうネーミングなんだか。あんまりだと思ったのか、近くにある白旗稲荷神社にちなんで「白旗橋」と呼ばれるようにもなったようです。これも正確な場所はよくわかりませんが、その付近にあるのがこれです。

橋があるのは、道路ばかりじゃありません。鉄道だって、川をまたがねばつながりません。

これは、JR(かつての国鉄)の鉄橋。ガード下の道が、竜閑川の川筋跡です。

よく見ると、鉄製ガードの橋梁の幅が、下の道路の幅よりも広いでしょう。このガード幅が、かつての竜閑川の川幅というわけです。川幅が実感できるのは、今ではこの鉄橋だけです。

川が埋めたてられたあと、中央に2メートルほどの道を残して、その両側に建物を建てたんでしょうね。だから両脇の建物の上には、鉄道線路が覆いかぶさった形になってます。窮屈そうですが、その狭い空間には、いかにも神田っぽい一杯飲み屋がひしめいています。

このガード下の飲み屋街、なぜか「今川小路」と名付けられてます。今川橋からはだいぶ離れてる感じですけどね。

ここからほんのちょいと行った先に、日本橋川があり、竜閑川はそこが終点です。

つづきはこちら→ 神田ぶらり(20)川のない橋3 

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