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中米旅行記9日目”非凡な旅の途中の平凡な移動日”サン・サルバドルinエル・サルバドル→レオンinニカラグア

2013年10月11日
 朝起きると、宿のオーナーの幼い娘が、食卓にて教科書を見ながら動詞の活用を音読していた。大柄で20代前半のシェフをしている息子もいる。もう一人息子のような青年を見たが、彼については良く解らない。
 今日は午前8時に宿からバスでニカラグアのレオンへと移動する予定だった。レオンはサン・サルバドルより海沿いに南東へ行ったところにあり、世界遺産のレオン大聖堂で知られる。しかし何故かバスが来ず、オーナーと彼の奥さんにバス会社へ電話してもらうも不出だったので、私は心配になり別なバス会社での移動も検討し始めた。だが、彼がバス会社に宿の電話番号とバスが来ない旨をメールで送ると、バス会社から電話があり、グアテマラの国境が一時的に閉鎖されているので宿への到着が遅れていると報告された。連絡が取れたことに安心した私は、すっかりリラックスしてベッドの上でテレビを見たり、日本から持って来ていたDSのマリオをしたりして時間を潰した。彼らの親切な姿勢を見て、本当に良い宿に泊まったものだと思った。

 バスは11時頃にホテルに着き、私はそれに乗ってガソリン・スタンドまで移動した後、他の乗客達と共に小型バスに乗り換えさせられた。それから別なガソリン・スタンドで休憩した際、運転手に「エル・サルバドルに入国した時スタンプをもらわなかったが大丈夫か?」訊くと、システムで記録しているから大丈夫だと話してくれた。もうグアテマラでした失敗は繰り返したくなかった。バスには同性の恋人らしき人を連れた左派の中年男性ポルトガル人政治学教授がおり、ポルトガルでの左派への風当たりについて尋ねると、彼はsocialistでなくliberal socialistだから大丈夫と答えてくれた。けれども私は両者の明確な区別が出来る政治素人がどれだけいるのだろうか、疑問だった。私はもっと深く政治に関して彼と意見交換したかったが、一期一会の友人と持てる時間は余りにも限られていた。
 その後、バスはホンジュラスを経由し、雷の光の中を進んで、21時頃にレオンの伝説的ユース・ホステル、Big Footに着いた。このホステルはニカラグアを訪れるバックパッカーやヒッピー達の有名な溜まり場で、バーとレストランが併設され、22時まではダンスミュージックが鳴っていた。このホステルは当中米旅行初日以来のドームで、1階が見下ろせる2階のベッドに滞在することにした。明日はセロ・ネグロと呼ばれる火山と、レオン大聖堂を訪れる予定だ。

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