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人類と科学の旅路をふりかえる『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』:フェア本の紹介

ひとひら books『新たなまなざしが芽生える一冊』フェアの選書本をしていきます!


まずは書籍情報を

ゼロからどうすれば文明を再建できるのか? 穀物の栽培や紡績、製鉄、発電、電気通信など、生活を取り巻く科学技術について知り、「科学とは何か?」を考える、世界十五カ国で刊行のベストセラー!

《著者》
ルイス・ダートネル(著)
イギリス・レスター大学のイギリス宇宙局の研究者で、宇宙生物学が専門。火星における生命の痕跡を探すプロジェクトに関わっている。サイエンス・ライティングで数々の賞を受賞し、BBCテレビにも出演している。

東郷 えりか(翻訳)
上智大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書にアンソニー『馬・車輪・言語』、コーニング『幕末オランダ商人見聞録』、フェイガン『海を渡った人類の遥かな歴史』『人類と家畜の世界史』など。

河出書房新社

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店主のおすすめポイント

この本はまず人類滅亡から始まります。
戦争、疫病、隕石衝突、様々な要因によって現代文明がリセットされたとしたら...。
そんな思考実験から始まり、滅亡時点からどう私たちの生活を取り戻していくか?具体的に必要な知識は?実現可能な手法は?ハリウッド映画みたいな前提の上で、至極現実的な手段を考えていくのがエキサイティングな一冊です。
映画化もされたアンディ・ウィアーのSF小説『火星の人』が好きな人はきっと好みでしょう。

しかも書かれている科学分野の幅が本当に広い。農業から医療、エネルギーから服飾など生活に関わるあらゆる方面の解決策が網羅的に詰め込まれています。
そして、読むうちに自然と実感させられます。
私達の便利な生活は、長い長い人類のトライ&エラーの上に成り立っていることに。
科学という悠久の歩みをたった一冊で振り返る事が出来る本書は、今風に言えばきっと長い目でみてタイパの良い一冊です(タイパって初めて使いました)

最後に、ここまで読んでくれた方の中には「なんか似たような漫画があったような...」と思われた方も居るんじゃないでしょうか。そう、この本は完結済みの人気漫画『Dr.STORNE』の参考文献です。この漫画が好きな方にもぜひ本書をおすすめしたい。
漫画よりも詳細で幅広い科学知識がきっとあなたの知的好奇心を満足させてくれるはずです。

『新たなまなざしが芽生える一冊』の選書一覧


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