【願いを孤島に置いてくる】Asteroid feat. No.7 (arcane.さん)

arcane.さんの声
https://x.com/agemess_

まずは聞いてもろて。

まず一言言いたいのは、neutrinoと言いうボカロソフト。ライブラリーの存在。調べてみると・・・あら素敵。

僕がこの曲に関心を持ったのは、このテンポだったのだろうか。よく覚えていない。静けさだっただろうか。覚えていない。ただ何かしらの、親しみを覚えたことを覚えている。

気になった音は、サビ?の部分。叫びの担当をコーラスにして、メインは平常運転。冷静と情熱。なるほどなぁ。。。。コーラスの力を感じた。きちんと声を聴かせてくれる。コーラスという表現の力を感じた。コーラスで構造作るか・・・

泣いてみたの
何も変わらないままで
空っぽの歌詞だ
下らない曲ばかりだな

誰もいないストーリー
幕を引けたら
少しは楽になれるかな

僕は歌詞をarcane.さんの声だと思って書いている。曲を作る、創作者の不安というか、痛みというか、嘆きというか、戸惑い、憂いが音にも歌詞にも現れていると感じた。サックスが泣いている。ちなみに僕はサックスの音が好きだ。

関連性のある曲?


また埋もれる
砕けた理解に
点滅したモニター
世迷言
泣いてみたの
何も変わらないままで

埋もれる、という言葉で僕が想像するのは、ネットのデータに埋もれる作品のこと。自分の作った曲が埋もれていく。いや、それよりも「砕けた理解が埋もれる」の方が歌詞に沿っている。いや、「また埋もれる」と「砕けた理解」は別の事柄だとも思える。埋もれた→理解が砕けた→モニターが点滅している→世迷言をする。

よまい‐ごとよまひ‥【世迷言】〘 名詞 〙 ひとり言に、愚痴を言うこと。 わけのわからない繰り言を言うこと。 不平をかこつこと。 また、そのことば。

https://kotobank.jp/word/%E4%B8%96%E8%BF%B7%E8%A8%80-406612#:~:text=%E3%82%88%E3%81%BE%E3%81%84%E2%80%90%E3%81%94%E3%81%A8%E3%82%88%E3%81%BE%E3%81%B2,%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%B0%E3%80%82

砕けた理解とは何か。「一体何が起きているのか」「私はどうしてこんな感情を持っているのか」「世界はどうなっているのか」「どうして私は」「どうして世界は」という混乱状態、ではないかと僕は想像した。僕の経験が出典である。「世界がくだらないのか」「自分がくだらないのか」そんな問答をしている混沌とした状態が、モニターの点滅。うまく作動していない心。点滅するモニターの音。ああ、チカチカしちゃってるよお。

嘘のない願いは
見つからないよう
孤島に置いてきた

僕は、その孤島に用があるのです。
(加筆:いやでも誰にも触れられたくないから置いてくるんだよな)

孤島、という言葉一つで僕の中に広がりが生まれた。隔たりが生まれた。生々しい感覚が生まれた。海を渡ってたどり着く孤島。その間、船に揺られる時間。置いてくるという行為へのおもい。「世迷言」。「幕引き」。「裸足で歩く砂漠」。置いてくるものの重みが、孤島という言葉から、言葉の群れから想像することができた。

そしたらサックスの泣きをより一層感じるようになる。コーラスの叫びが響くようになる。泣いている姿をまざまざと、「泣いている」だけでは伝わらないリアリティーを、音は伝えてくれる。言葉が命を持つための音を、音が意味を持つための言葉を、僕はこの曲で感じた。


音楽以外全て投げ捨てただけの
狂った魂だ
気付かないことばかりだな

気づかないことが何なのか、音楽以外のことなのか、わからないけれど。何か大事なことに気がついていない、そんな予感をしているんだろうか。

僕は、音楽の中には全てがあるから、何も捨てたことにはなっていないのではないか、などという世迷言を吐いてみたい。

誰もいないストーリー
幕を引けたら
少しは楽になれるかな


孤島に置いてきた、本当の願いは、笑っているのかな。

いいなと思ったら応援しよう!