逆算思考を阻む「ゴールとして機能しないゴール」
「目指せ、効率的な仕事!
ゴールから逆算するぞー。よし、この仕事のゴールは『もっと業務効率化を進めて、みんなに喜んでもらうこと』だ!」
落ち着け!
そのゴールだとゴールにならんから!!
「お問い合わせ・CV・リードほしい」を叶えるサービス、ホギコト代表のWebマーケター・コピーライター日野成美です。
更新遅れてごめんなさい…!今日から復帰します🙇♀️
今日まで2回に渡って「デキる大人はゴールから逆算するけど、そもそもゴール設定って激ムズだよね」という話をしてきました。
前回のnoteはこちら💁♀️
その前のnoteはこちら💁
いやゴールから逆算って大変すぎやろ!
これらの他にも逆算思考苦手な人が陥りがちな罠に、「ゴールとしてうまく機能しないゴールを設計してしまう」というものがあるよなぁ。と。
というわけで、今日でゴールから逆算シリーズ最終回!
ゴールとして機能しないゴールを避けて、タイパよくプロジェクトを進めるためのゴール設計の方法についてお話します。
ホギコトのnoteはPRを含みます
目標達成が無理寄りの無理になるゴール設計、3つのパターン
ゴールをなんで設定するかって、目標を明確にしてそこから逆算して仕事のタスクを導き出すため。
たいてい価値判断の基準も明確化されるため、マネジメントでも「昨日言ってたことと違う」みたいなことが起こりづらいメリットをもちます。
しかし!
ゴール設計してもゴールとして機能しないゴールがある。
それがこの3つだ!
漠然としすぎ
自分でも無理だと思う
実現しようとすると打つ手が限られる
順番に解説します!
「漠然としすぎてて最終的に無理ゲー」パターン
漠然としすぎてるゴールは、ゴールとして機能しません
「息子には立派な大人になって、いいお嫁さんもらって幸せに暮らしてほしい」
えーーっと、うん。
そのために何をすればいいのだろう……?
って、なりませんでした?なりましたよね。
漠然としすぎ、解像度が低すぎると、一気に解決難易度が上がります。
企業だとよくあるのが、こんな感じ。
〜弊社のターゲット〜
業務効率化に興味があって、リソース不足に悩んでいる中小企業
なんのニーズも特定できん!!
業務効率化って何の?人事と労務と財務と営業じゃ業務内容まったく違うやろ!
リソースってどのリソース?時間なのか人手なのか金銭なのか。
わからん!わからんの極み!
よってなんの解決もできない!!
「自分でも無理だと思う」パターン
「年収1000万円!毎週合コン開催して、タワーマンションに住んで、プライベートジェットで世界中飛び回りたい」
うんそれ実現しようとすると、どう頑張っても「年収1000万円」を「年収1億円」に修正しないとダメだね!
外資系企業でもそんだけ出せるポジションはないから、起業するとか事業興すのが現実的な路線。もしくは投資で頑張るか。
っていうか書いてる途中で「これ無理やわ」って思わない?
イメージできないものは実現できない!魔法もマーケティングも同じ!
仕事でも似たような「無理やわ目標」立ててませんか?
企業だと「フォロワー10万人」「CVR10%」とか、無理よりの無理な数値目標立てちゃうやつね。
「達成できたらすごいだろうな!でもどうしたらいいかわからない」
迷ったら現状の2倍の数字を出す」ことを中期KPIにしよう!
「月収20万円→副業で月収40万円に」
とかなら無理なくイメージしやすいやろ?
イメージできるものは実現できる可能性がある。
でも、「無理やわ」って思ってしまうと、そこで止まっちゃうから!
「実現しようとすると打つ手が限られる」パターン
パワハラ上司が仕事を回してくれない。暴言ばかり言われる。なんとかして変わってくれないだろうか
この課題で「上司を変革する」をゴールにすると、一気に難易度が上がります。
なぜなら、他人を変えることに関しては人間、打つ手が限りなく限定されるからです。
ただ、このゴールを「スムーズに仕事ができるようにして、楽しくお給料もらう(自分軸)」にすると、打つ手はたくさん出てきます。
転職や副業を考える、パワハラ上司をシカトする、パワハラ上司を逆におちょくる、人事に通報して改善を要求する、まわりと一致団結する、等々……
ただ、「実現しようとすると打つ手が限られる」って、他人に期待しても無駄だから全部1人で抱えこむとかじゃなくて!
周囲にやってほしいこと(してほしくないこと)はきちんと言葉にして伝えないとわからないから伝え続けよう!
ってかパワハラ、ダメ絶対。
人の仕事邪魔するの、いくない。
また、ビジネスでやりがちなのが「今存在しないリソースによって解決しようとする」こと。
「あなたよりもっと安くてできる人はいる」
「全部1人でできる人を採用しよう」
ゾルトラーク!!!
どこにおるんや!そんなレアキャラSSRどこにおるんや!エルフと同じくらい絶滅危惧種や!
今いない他人の力でどうこうしようと考えると絶対そのプロジェクトはポシャる。
自分たちが何できるかという視点で考えてアプローチしよう!!
本物のゴールは、数字と野望=ビジョンの形をしている
さて、ではどうすれば現実的に到達可能なゴール設計ができるのか?
答えはこちら💁♀️
ことばの解像度を上げてイメージしやすくする
数字で定量的に計測可能な形にする
実例を挙げて説明しましょう。
たとえば、このゴール。
息子には立派な大人になって、いいお嫁さんを見つけてほしい
これを「機能するゴール」にするために、解像度を上げてみます。
息子にはできれば健康でいてもらって、まわりに貢献する仕事ができる大人になってもらい、本人が苦手な片付けをしてくれるしっかり者のお嫁さんと楽しく幸せに過ごしてほしい。
ここまで解像度を高めると。
やることが見えてくる!
健康でいてもらう→カップ麺だけでなく美味しい野菜料理も作って食べてもらう、睡眠確保のために環境を整える
まわりに貢献する仕事ができる→ふだんの生活でも周囲をよく観察して会話する。ただ文句を言うのではなく「良くするにはどうしたらいいだろう?」といった対話を心がける
片付けしてくれるしっかり者のお嫁さん→女性に対するやさしい振舞いを心がけるよう、ふだんから躾ける。
息子の明るい未来がみえてくるやろ?お母さんも育児の方針が変わってくる!
あとは、数字で定量的に計測できるゴールにする方法。
このnoteの冒頭で挙げたゴールを例にしましょう。
もっと業務効率化を進めて、みんなに喜んでもらう
これを機能するゴールにするためには、数字を入れて、範囲と期限明確化すること。
膨大なメールの返信業務で毎日3〜4時間かかってしまう。文章生成AIやメール共有ツールの導入で、これを1〜2時間に短縮できるようにしよう。お客様に「返事が早くて助かる」って言ってもらえる状況にして、職場の仲間も「残業時間ゼロになった」と喜んでもらえたらいいな
数字には「物事を具体的にイメージさせるトリガーになる」という役割があります。
「赤いりんごがたくさんあります」と「6個のりんごが箱いっぱいに敷き詰められている」だと、情景を描きやすいのは後者!
範囲と期限を決める理由は、純粋に、人間のリソースには限りがあるから。
「世界平和を実現する」は1人のリソースだと大変だけど、「明日までに夫や仕事仲間の笑顔を引き出す」ならできそうやろ?
結局、自分の対応範囲外のことはできない。やろうとしてもわやくちゃになってしまう。
限られた今あるリソースで対処するために、範囲と期限を定めてしまうとよいのです。
理想のゴールに必要なものは、数字とビジョンです。
イメージさえできれば、そこに向かうまでのルートやタスクが逆算して導き出せる。
たしかにゴール設計は難しい。勇気もいるしスキルも必要です。
でも、ゴールがある仕事には夢があります。
「これを完遂すれば、きっとこんな人が助かる!」
そんな夢が。
あなたもゴール設計のコツをつかんで、夢や野望を叶えてみてください。
きっと、人生や仕事が楽しくなるはずです。
想像してごらん。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
