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私も傷だらけで奮闘してきたなぁ、感慨深い~トラウマと解離のセミナー感想~

下記のセミナーに参加しました。会場でフル参加できたのは本当に幸運でした。

セミナーの内容ではなく、私の感想を書きます。

トラウマの基本を改めて学べたのは大きな収穫でした。これまでに「ポリヴェーガル理論入門」「身体はトラウマを記録する」「レジリエンスを育む」「トラウマ変容ワークブック」のような優れた関連書や講座を通して、トラウマと私の身に起っていることを学びました。今回の講師中島幸子さんは、最新の理論を元にお話ししてくれたので、知識のリニューアルと復習になりました。

もう一つ、講師がトラウマや解離、アタッチメントについて慎重に扱うところがよかった。こうしたことの認知度が上がるにつれて、思い込みで語る自称支援者が増えているので。セミナーの一か月ほど前にはセルフケアセミナーの講師を務めたのですが、主催者がトラウマのことを非常に軽く扱うので疲弊しました。今回の講師との対比はあまりにも鮮やかです。


思えば子ども時代、親に寄り添ってもらったことがほとんどありません。それがどれほど過酷なことか、改めてよくわかりました。苦労を認めてもらえて嬉しい。とてもネガティブなことなのに嬉しいとはどういうことか。これまでに、「不自由なく育ててもらったのに、いつまでも親に不平不満をいう甘ったれた娘」などとたびたび非難されました。だから、苦しみを正面から認めてもらえるのは、とてもありがたいのです。

解離について理解が深まりました。解離は厳しい状況を生き延びるために身体に備わった仕組みです。幼い私は、もろに全部感じていたら生きられないぐらい凄まじいものを体験したということです。家庭で、幼稚園で、小学校で身に覚えがたくさんあります。恐ろしい場所でした。なのに誰も私の恐怖を知らず、誰も助けてくれませんでした。

私は20年以上かけて回復に努めました。生きづらさはだいぶ減りましたが、克服したといえば嘘になります。いまだに困難を抱えて生きています。そして一生、厳しい幼少期の痕跡は残るでしょう。

昼は汗ばむほどの陽気

重荷を背負って学び、学んだことを伝える講演者から圧倒的なエネルギーを感じました。とても聡明で、同時に色々抱えている方だと思います。

会場で参加できたことを嬉しく思います。話し手と参加者が醸し出す空気感を直接浴びるのは、画面越しに視聴するのとは全く違います。あまりにも堪能して細かいことに神経を遣えなかったせいか、会場に忘れ物をしました。主催者に連絡して受け取りにいかねばなりません。やれやれです。でも、それだけ没頭したということです。

日本社会の「きっちり」したところは、トラウマを抱える人の生きづらさを増大させるようです。日本社会は秩序を重視するあまり息苦しいところがありますね。

例えば山手線が30秒ダイヤ(15秒ダイヤだったかもしれない)で運行されて、少し遅延すると乗客が駅員を怒鳴り散らします。また、最低賃金で働くレジ係は、座って休憩すると客からクレームが来るおそれありとして、ヒマなときも立ちっぱなしで労働させられます。

トラウマや発達障害や精神疾患(この3つはしばしば重複する)がある人に「甘えるな!」と厳しい声が浴びせる人がいます。自分は我慢して秩序に体を押し込めている分、他人に不寛容なのだと思います。

明日からまた普段通りの生活が始まります。うまくまとまらないのですが、新鮮な感動が失われる前に感想を書き残しておきます。

おまけ 
京大でこのようなセミナーを聞けたことはことのほか嬉しい。傷を負って奮闘した学生時代の自分に感謝します。あなたが超人的な努力をしたから、今私はこうしていられるんだよ。

京大病院

最後までお読みいただきありがとうございました💕

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(トラウマ)
「断り方がわからない」のではなく身体が断るモードじゃないから、かも
「トラウマによる解離からの回復」読書中の雑感
脳の火災報知器が“誤作動”しなくなってきた
セラピーを始めて間もない頃の感想~私はだいぶ回復した~

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