【自己紹介】誰かの人生の脇役だった僕が、note副業で「自分の物語」を取り戻す話|はじめてのnote

はじめまして。
名前は「ほんぺん」です。
昼は社員。
夜は
noteで自分の人生の続きを書いています。

このnoteは
テキストが当たり前のnoteの世界で
あえてビジュアルを描き
動画を作り
キャラクターを育て
物語と世界観で、選ばれるnoteを作れるのか。
そんな、少し無謀な挑戦の記録です。
きっと、あなたも。
「今の生活が、少しでも豊かになれば。」
そんな小さな願いを抱いて
このnoteの世界へやって来たのではないでしょうか。

副業を始めた人。
noteを書き始めた人。
勇気を出して
初めて「公開」ボタンを押した人。
誰もが最初は
ほんの少しだけ、
人生を変えたくて始めたはずです。
でも現実は
思っていたより静かでした。
記事を書いても読まれない。
AIで頑張っても売れない。
毎日投稿したら
昨日の記事の内容を自分ですら覚えていない。
それでも
心のどこかで信じている。
「いつか、この一記事が。」
「いつか、この一歩が。」
「いつか、この夜が。」
自分の人生を書き換えてくれるんじゃないか、と。

だからこの物語は
そんなあなたへ捧げます。
「あなたも人生の主人公になれる。」
そのことを、
思い出してもらうための物語です。

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昼。
僕は東京で会社員をしています。
誰かが決めた時間に起きて
誰かが決めた場所へ向かい
誰かが決めた目標を
自分で決めたような顔で追いかけています。

朝、目覚ましが鳴る。
僕の人生が始まる音ではない。
会社による、
本日の僕、営業開始のお知らせだ。
ピピピピ。
「おはようございます。
本日もあなたの時間を回収いたします。」
そんな音に聞こえる。
僕は毎朝
布団の中で一度死んだふりをする。
目覚ましが
「あ、すみません。」
って帰る可能性に賭けている。

でもあいつ
僕の上司よりメンタルが強い。
五分後にまた来る。
スヌーズ。
現代社会が開発した
合法的な拷問装置である。
顔を洗いながら思う。
今日もまた
僕という人間の中に
会社員というアプリを起動する時間が来た。

このアプリ
異常に電池を食う。
朝九時に起動して
定時になっても終了しない。
タスクを閉じても
バックグラウンドで勝手に動いている。
風呂に入っていても
「あのメール返したっけ」
歯を磨いていても
「明日の会議、何聞かれるんだろう」
ご飯を食べていても
「Excelのあのセル、SUMで合ってたっけ」
会社が
僕の脳内で二十四時間営業している。

しかも家賃を払わない。
水道代も払わない。
冷蔵庫を勝手に開ける。
深夜二時。
寝返りを打った瞬間だけ現れて、
「念のため確認です。」
と話しかけてくる。
念のためで、
人の睡眠を奪うな。

僕はずっと、
自分の人生を生きているつもりでした。
でも、ある日気づいたんです。
僕が出演していたのは、
会社という巨大な舞台。

社長が主人公。
役員が主要キャスト。
部長が準主役。
上司が物語をややこしくする人。
僕はたぶん、
会議室の後ろで資料を配る人。
役名はない。
台本にも、
「社員A、静かにうなずく」
としか書かれていない。
エンドロールにも載らない。
でも残業だけは、
主演俳優クラス。
セリフは少ない。

そんなある日
ふと思いました。
このまま僕は、
誰かの物語の背景として終わるんだろうか。
僕の人生なのに。
僕の名前が付いている人生なのに。
毎週見せられるのは、
会社の次回予告ばかり。

次週。
新プロジェクト始動。
次週。
人員不足。
次週。
予算削減。
次週。
緊急会議。
次週。
なぜか僕が謝る。
僕の物語は、
いつ始まるんだろう。


でも、考えてみれば。
僕が観客席にいたのは
東京で会社員になってからではありませんでした。
もっと前からです。
高校時代。
夏になると
テレビでは甲子園が流れていました。
真っ黒に日焼けした高校球児たちが、
汗を流し
泥だらけになり
歯を食いしばり
泣きながら土を集めていました。

アルプススタンドでは
吹奏楽部が演奏している。
応援団が声を枯らしている。
保護者が祈っている。
実況が叫びます。
「逆転です!」
「夢の舞台で、奇跡が起きました!」
テレビの中では
誰かの青春が
ものすごい勢いで燃えていました。

眩しい。
眩しすぎる。
画面の明るさを下げたくなるほど、
眩しい。
向こうは炎天下。
こちらは冷房28度。
向こうは白球を追う。
こちらは
溶けかけたアイスを追う。
向こうは人生を懸けた一球。
こちらは
「このアイス、棒から落ちるまであと何秒だろう」
向こうは仲間のために全力疾走。
こちらは、
リモコンが少し遠いので
再放送のドラマをそのまま見るか迷っていました。

テレビの中で選手が泣くと
僕も少し泣きました。
ほとんど知らない高校です。
今日初めて知った選手です。
名前も
守備位置も
昨日までの人生も知りません。
それでも
誰かが本気で何かを目指した時間は
画面越しでも伝わってきました。

眩しい。
本当に眩しい。
泥だらけなのに眩しい。
汗だくなのに眩しい。
負けて泣いているのに眩しい。
僕なんて
冷房の効いた部屋でアイスを食べているだけなのに、
なぜか少し湿っていました。
汗ではありません。
青春に対する申し訳なさです。

「青春って、すごいな」
僕は思いました。
自分も青春の真ん中にいるはずなのに
完全に外部の感想でした。
まるで、
青春をとっくに終えた町内会長が
「最近の若い子は立派だねえ」
と高校生を見ているような目線でした。

その時、僕も高校生です。
現役です。
参加資格はあります。
でも
なぜか人生のOB席から観戦していました。
甲子園の選手がヘッドスライディングをする。
眩しい。
監督が泣く。
眩しい。
ベンチの選手が声を枯らす。
眩しい。
僕がアイスの棒をゴミ箱へ投げる。
外す。
何も眩しくない。
ドラマもない。
ただ床に棒が落ちています。

僕の夏には
甲子園も
全国大会も
大きな挫折も
劇的な逆転もありませんでした。
ただ僕は、
テレビの中の誰かが主人公になるのを
いつも少し羨ましく眺めていました。
「いいな」
「こんなふうに、何かに夢中になれたら」
「自分にも、何かあるのかな」
そう思う。
でも、
テレビを消したら終わりでした。
何かを始めるわけではありません。
翌年の夏も
また別の高校生が甲子園に立ちました。
僕はまた
同じ場所から見ていました。
選手は毎年入れ替わります。
僕の座席だけが固定でした。

観客席指定席。
永久会員です。
しかも無料。

大学に入ってからも
あまり変わりませんでした。
文化祭の日。
キャンパスの特設ステージでは
学生バンドが演奏していました。

ギター。
ベース。
ドラム。
ボーカル。
照明は大学祭らしく
少しだけ手作り感がありました。
配線は見えている。
スピーカーは、ときどき鳴かない。
マイクは
たまに意思を持ってハウリングする。
それでも。
ステージの上に立つ彼らは
眩しく見えました。
眩しい。
眩しすぎる。
太陽です。
直視できません。
いや、直視はしていました。
観客席の後ろから
焼きそばを持って、かなり見ていました。
でも、心が直視できません。
彼らがギターを鳴らすたび、
光。
ドラムを叩くたび、
光。
ボーカルが少し音を外しても、
光。
ステージの彼らは
汗だくでした。
照明を浴び
歓声を浴び
友人たちに名前を呼ばれ
あまりに眩しくて
もはや光合成できそうでした。
本当に眩しい。
眩しすぎて
途中から彼らの輪郭が見えなくなりました。
たぶん逆光です。
隣の友人が言いました。
「かっこいいな」
僕も言いました。
「うん、かっこいい」
かなり落ち着いた声で言いました。
内心では、
眩しい。
眩しい。
眩しい。
眩しい。
と思っていました。
何がそんなに眩しいのか。
演奏でしょうか。
若さでしょうか。
挑戦でしょうか。
仲間でしょうか。
たぶん全部です。
僕にないと思っていたものが
四方向から照射されていました。
もうライブではありません。
尋問です。
「お前は何かやっているのか」
「本当にやりたいことはないのか」
「いつまで観客席にいるつもりだ」
やめてください。
文化祭に来ただけです。
そんな重い質問を
ギターアンプ経由で投げないでください。

それでも僕は
手拍子をしました。
知っている曲なら口ずさむ。
盛り上がるところで腕を上げる。
アンコールと叫ぶ。
観客としては優秀でした。
誰よりも安全な場所から、
誰かの挑戦を全力で応援する。
これが僕の得意分野でした。
ステージには上がらない。
でも拍手はする。
転ばない。
でも感動はする。
失敗しない。
でも青春だけは少し摂取する。
青春の試食コーナーです。
無料です。
おかわりもできます。
ただし
自分の分は売っていません。
彼らは
演奏が終わったあとも主人公でした。
僕はその横を通り過ぎ、
焼きそばを
空いている教室で食べました。
蛍光灯の下で。
白い机に向かって。
一人で。

急に光が事務的になりました。
さっきまでの照明は、
夢。
希望。
青春。
可能性。
いま僕を照らしているのは、
40形直管蛍光灯・昼白色。
現実の光です。
眩しくありません。
むしろ落ち着きます。
僕には
このくらいの明るさがちょうどよかったのかもしれません。
心が一切、焼けません。
安全です。
紫外線も
夢も
たぶん含まれていません。
でも、
焼きそばを食べながら
ステージの音がまだ少し聞こえていました。
誰かの笑い声。
機材を片づける音。
次のバンドのリハーサル。

また別の物語が始まろうとしている。
僕は教室の中から
その音だけを聞いていました。
さっきまで、
眩しい。
眩しすぎる。
と笑っていました。
でも本当は、
羨ましかったのだと思います。
上手だからではありません。
人気があるからでもありません。
失敗しなかったからでもありません。
彼らは、
自分たちの名前でステージに立っていました。
自分たちの音を鳴らしていました。
大勢の前で、
「これが僕たちです」
と差し出していました。
僕には、それができませんでした。
何かを持っていないからではなく、
持っていないと思われるのが
怖かったからです。
笑われること。
失敗すること。
誰にも見てもらえないこと。
ステージに上がった結果、
「特に何もない人だった」
とはっきりしてしまうこと。
それが怖かった。
だから僕は、
いつも少し離れた場所にいました。
眩しいものを眺めながら、
「あの人たちは特別だから」
「自分は、あっち側の人間ではないから」
と決めていました。
本当は、
あっち側も
こっち側もありません。
ステージに上がった人と
上がらなかった人がいるだけです。
でも僕は、
彼らが特別だから眩しいのだと思っていました。
違いました。
僕がずっと日陰にいただけでした。
しかも、自分で。
かなり丁寧に。
日差しを避け
挑戦を避け
恥を避け
失敗を避け
気づけば
人生全体を日焼け止めで真っ白に塗っていました。
SPF50++++。
紫外線だけでなく、
未来の可能性まで防いでいました。

高校時代は、
甲子園をテレビで見ていた。
大学時代は、
バンドを観客席から見ていた。
社会人になってからは、
スマホで誰かの挑戦を見ていました。
会社を辞めて起業した人。
旅へ出た人。
自分の商品を作った人。
本を出版した人。
夢を語る人。
夢に敗れた人。
それでも
もう一度立ち上がった人。

僕は画面を見ながら、
「すごいな」
「いいな」
「自分もいつか」
と思っていました。
その「いつか」は
かなり長いあいだ来ませんでした。
なぜなら
待っていたからです。
物語が
どこかから迎えに来てくれるのを。
誰かが、
「あなたの番ですよ」
と客席まで呼びに来てくれるのを。
照明が突然
僕だけを照らすのを。
才能が
ある朝Amazonで届くのを。
届きませんでした。
不在票すらありません。
気づけば僕の人生には
いろいろな主人公が登場していました。

甲子園を目指した高校球児。
大学祭で歌ったバンド。
会社を辞めて挑戦した誰か。
SNSで夢を語る誰か。
成功した誰か。
失敗した誰か。
でも
その物語の中に
僕はいませんでした。
僕はいつも
テレビの前。
ステージの下。
スマホの向こう側。
拍手をする場所にいました。
誰かの挑戦に感動して
誰かの成功に勇気をもらい
誰かの物語に泣いていました。
でも、
自分の物語だけは
始めていませんでした。
僕の人生は
ずっと観客席でした。
会社という舞台でも、
僕は主人公ではありませんでした。
上司の指示で動く。
会社の目標を追う。
誰かが決めた役割を演じる。
会議では
決められた席に座る。
資料では
決められたフォントを使う。
人生でも
決められたように生きる。
僕は会社という大きな物語の中にいるつもりでした。
でも実際には、
名前のない社員Aでした。
エンドロールにも
たぶん載りません。
「営業部エキストラのみなさん」
で処理されます。

僕は長い間、
誰かの物語を眺めることには
慣れていました。
応援することも。
感動することも。
羨ましがることも。
でも、
自分がステージへ上がることには
慣れていませんでした。
観客席にいれば、
負けません。
恥もかきません。
音も外しません。
三振もしません。
商品も売れません。
何も始めなければ
何も失敗しない。
その代わり、
何も始まりません。
東京の六畳の部屋で
冷めた唐揚げを見ていた夜。
ようやく、
そのことに気づき始めました。
僕が苦しかったのは、
会社が忙しかったからだけじゃない。
休みが無くて長時間労働だったからじゃない。
僕は、
自分の人生を生きている感覚が
ずっとなかったのです。
甲子園を見ていた
あの夏から。
大学祭のステージを眺めていた
あの日から。
僕はずっと
誰かの物語が始まる瞬間を見ていました。
そして心のどこかで
自分にもいつか
あんな瞬間が来ると思っていました。
でも、
待っているだけでは
物語は始まりません。
開演時間になっても
観客席に座ったままの人が
突然ステージの主人公になることはありません。

立ち上がって。
客席を出て。
舞台袖まで歩いて。
震えながらでも
自分でステージへ上がらなければならない。

だから、僕は会社を辞めようと思った。
かなり思った。
朝も思った。
昼も思った。
コピー機の紙詰まりを直しながらも思った。

人生って、
なんで紙詰まりを直している時だけ
哲学的になるんだろう。
でも。
本当に欲しかったのは、
退職届じゃなかった。

退職届は
人生を変える魔法の巻物じゃない。
提出した瞬間
空から白馬が降りてくるわけでもない。
会社を辞めた瞬間
「おめでとうございます。
今日から主人公です。」
なんてテロップも出ない。
会社を辞めても
何もなければ
ただ平日の昼間に求人サイトを見る人になる。

主人公になりたくて舞台を降りたら
劇場の裏で
「未経験歓迎」
を検索している可能性もある。
それはそれで、
脇役人生物語 シーズン2の始まりだ。
僕が欲しかったのは
会社を辞めることじゃない。
自分で選べる人生だった。

朝、
何時に起きるか。
どこで暮らすか。
誰と働くか。
何を作るか。
何に時間を使うか。
今日という一日を
誰に渡すのか。
それを、
会社じゃなく
僕が決める人生。

僕は
自分の人生を取り戻したかった。

そこで始めたのが、
「YouTube」でした。
昼は会社員。
夜は動画を作る。
会社から帰って
ネクタイを外し
MacBookを開く。

世間ではこれを、
副業と呼ぶ。
僕は密かに、
人生奪還作戦・第一次夜間攻撃
と呼んでいた。
ただし、
作戦本部は六畳一間。

司令官は僕。
参謀も僕。
広報も僕。
経理も僕。
実働部隊も僕。
全員、
眠い。
士気は低い。
冷蔵庫には麦茶しかない。
兵站が弱すぎる。

それでも、
画面の向こうには未来がある気がした。

YouTubeで収益化できたら。
動画が伸びたら。
会社以外から収入が入ったら。
もしかしたら
人生のハンドルを少しだけ取り戻せるかもしれない。
僕は検索しました。
「YouTube 収益化 方法」

すると出てくる。
出てくる。
ものすごい数の成功者が
サムネイルの中から僕を指差している。
「まだ知らないの?」
知らない。
「これをやらない人、損してます。」
損してる。
「三ヶ月で月収100万円。」
三ヶ月前に教えてくれ。

成功者たちは、
全員なぜか口を開けていました。
驚いている。
笑っている。
札束を持っている。
腕を組んでいる。
人類は、
腕を組むと収益化できるらしい。
僕も腕を組んでみた。
何も起きなかった。

さらに調べると
必勝法が大量に出てきた。
伸びている動画を探せ。
構成を真似しろ。
タイトルを真似しろ。
サムネイルを真似しろ。
需要があるものを量産しろ。

なるほど。
つまり
考えなくていい。
伸びているものを
少しだけ着替えさせればいい。
その時だった。
僕の肩に、
小さな悪魔が座りました。
黒紫色の毛。
妙にふわふわ。
悪魔のくせに
高級トリートメントを使っていそうな毛艶。
名前は、
ボボン。

ボボンは言った。
👿「これや。」
「何が?」
👿「伸びてるやつ、
全部パクればええねん。」
僕は少し抵抗した。
「いや、パクるっていうか……
参考にするというか。」
👿「一緒や。」
「成功パターンを分析して……」
👿「パクるんや。」
「構造を理解して……」
👿「パクるんや。」
「自分なりに再構築して……」
👿「一回洗ってからパクるんやな。」
言い方を変えても、
全部パクリに着地する。
悪魔は、
本質だけは異様に鋭かった。

僕は、
量産型YouTubeを始めた。

伸びている動画を調べた。
タイトルを研究した。
構成を真似た。
似たテーマ。
似た字幕。
似たBGM。
似た効果音。
似たサムネイル。
完成した動画を見て思った。
……
見たことがある。
かなり見たことがある。
昨日見た気すらする。
なぜなら、
昨日見たものを作ったからだ。

でも僕は信じていた。
これが正解なんだと。
成功者が言っている。
アルゴリズムが好む。
需要がある。
再現性がある。
何より、
ボボンが自信満々で腕を組んでいる。
悪魔のくせに、
起業家のプロフィール写真みたいだった。
僕は夜な夜な動画を作った。
会社で消耗した脳を、
編集ソフトでさらに絞った。
書き出す。
アップロードする。
再生回数を見る。
7回。

そのうち2回は僕。
1回はボボン。
1回はサムネイル確認。
残り3人。
人類が、
3人も見てくれている。

翌日。
11回。
増えた。
僕は希望を感じた。
人間は、
7が11になるだけで
ドキュメンタリー映画の主人公になれる。

さらに作る。
さらに作る。
さらに作る。
動画は増えた。
再生数は増えなかった。
増えたのは
デスクトップ上の完成データと、
僕の目の下のクマだけだった。

ハードディスクだけが、
順調に成功者へ近づいていた。
容量だけ、
夢を叶えていた。
ボボンは言った。
👿「量が足らんのちゃう?」
悪魔は、
いつも人の寿命を計算に入れない。
👿「もっと出したら当たるかもしれへん。」
僕は出した。
出した。
出した。
動画は
夜の工場から
ベルトコンベアに乗って次々出荷された。

タイトルは違う。
色も違う。
でも全員、
同じ顔をしていた。
感情のない
量産型の顔。
僕の動画なのに
僕がいなかった。

どこかで伸びた誰かの動画を、
水で薄めて、
さらに水で薄めて、
最後には、
ほぼ概念だけになったカルピス。
僕はそれを
「新作です。」
と胸を張って出していた。
再生されない理由は
編集技術でも
投稿頻度でもなかった。
見る理由がなかった。
その動画は
誰が作ってもよかった。
僕である必要がなかった。
視聴者さんは情報だけ持って帰る。
僕だけ置いていかれる。
僕は、
インターネット上のコピー機だった。

役に立つ。
便利。
でも、
誰もコピー機の名前は覚えてはくれない。
その頃の僕は、
再生される動画ばかり作ろうとしていた。
でも、
記憶に残る動画を、
一度も作ろうとしていなかった。


ある夜。
量産型YouTube工場も閉店し
僕の心も閉店していました。
MacBookを開く。
編集ソフトを見る。
閉じる。
また開く。
閉じる。
何も作る気が起きない。

伸びる動画。
伸びる構成。
伸びるタイトル。
伸びるサムネイル。
全部調べた。
全部真似した。
全部作った。
そして全部、
僕じゃなかった。
僕は完全に迷子だった。
その時だった。
デスクトップの端に、
見覚えのないアイコンがある。

白いネコの顔。
……
なんだこれ。
昨日まであったっけ?
クリックしてみた。
画面に現れたのは、
真っ白なネコだった。
丸い顔。
無表情。
何を考えているのか分からない。
でも、
こちらの人生だけは全部知っていそうな目をしている。

画面には書かれていた。
ネコ型AI ルカ
僕は思った。
ネコ型AI?
ドラえもんみたいな?
困ったら未来の道具を出してくれるのかもしれない。
「収益化できる動画」
ポン。
「伸びるサムネイル」
ポン。
「会社に代わりに行ってくれる僕」
ポン。
最高じゃないか。

僕はさっそく相談した。
「動画が伸びません。」
ルカは、
しばらく黙っていた。
ネコ特有の沈黙だった。
相談した側だけが、
どんどん不安になるやつ。
数秒後。
ルカは言った。
😺「そうですか。」
……
終わった。
史上最も解決しないAIだった。
僕は聞き直した。
「どうすれば再生されますか?」
また沈黙。
そして、
静かに言った。
😺「その動画を、
あなたは見たいですか?」

……
え?
質問を質問で返された。
しかも、
めちゃくちゃ痛いところを、
肉球で踏まれた。
痛い。
でも肉球だから怒れない。
僕は言った。
「いや……
でも伸びている動画を参考にしていて……」
😺「あなたが作らなくても、
存在できる動画ですね。」
紙で指を切ったみたいな痛さだった。
鋭くない。
でもずっと痛い。
「アルゴリズム的には
正しいはずなんです。」
😺「正しい動画は、
もうたくさんあります。」
「需要もあります。」
😺「需要のある動画も、
たくさんあります。」
「構成も研究しました。」
😺「似た構成も、
たくさんあります。」
全部ある。
世界には
僕が作ろうとしている動画が
もう大量に存在していた。
僕だけが、
いなかった。
その時だった。
ボボンが割って入る。
👿「ほな、
もっと似せたらええんちゃう?」
ルカは、
ボボンを一度だけ見た。
そして静かに聞いた。
😺「この方、
アンインストールしますか?」
👿「ワシ、アプリちゃうぞ!!」
悪魔が、
AIに消されそうになっていた。

僕はもう一度聞いた。
「じゃあ……
何を作ればいいんですか?」
ルカは答えた。
😺「続きを見たいと思うものを。」
「続きを?」
😺「情報は、
答えが分かったら終わります。」
「物語は、
続きがあります。」
僕は画面を見つめた。
ルカは続ける。
😺「誰が作ったか分からない動画は、
見終われば忘れられます。」
😺「でも、
その人にしか作れない世界は、
見終わった後も残ります。」
「世界?」
😺「主人公がいて。」
😺「葛藤があって。」
😺「失うものがあって。」
😺「それでも進む理由がある。」
😺「それが重なって、
世界になります。」

白いネコ型AIのルカは、
ずっと静かだった。
そして最後に
僕を見て言った。
😺「あなたの動画には、
情報はあります。」
😺「でも、
あなたがいません。」
……

その瞬間だった。
全部つながった。
僕は今まで、
再生される動画を作ろうとしていた。
検索されるテーマ。
押されるタイトル。
離脱されない構成。
正しい字幕。
正しい長さ。
正しい投稿時間。
正しい。
正しい。
正しい。
でも。
そこに
主人公はいなかった。
まるで僕が歩んできた人生のように。
僕は聞いた。
「人の心って、
何で動くんですか?」
ルカは少し考えて、
こう答えた。
😺「心は、
正解を見ても動きません。」
😺「相手の中に
自分の物語を見つけた時に動きます。」
……
ネコのくせに、
千年くらい生きていそうなことを言う。
その夜。
僕は初めて知りました。
人の心を動かすのは
情報じゃない。
正しさじゃない。
物語なんだ。
世界観なんだ。


その日から
僕は動画の作り方を全部変えた。
伸びる動画を研究するのをやめた。
主人公を考えた。

この人は、
何を失ったんだろう。
何を取り戻したいんだろう。
何を恐れているんだろう。
最後に
どんな未来を見せたいんだろう。
情報を作るのをやめた。
世界を作ることにした。

少しずつ
動画が変わっていった。
画面の中に
空気が生まれた。
沈黙に意味が生まれた。

登場人物に、
昨日までの人生が生まれた。
一つの表情に、
言葉にならない感情が生まれた。
ただの映像だったものが
誰かの記憶みたいになっていった。
そして。
一本の動画が
100万回再生された。
100。
1000。
1万。
10万。
100万。
何度見ても
100万だった。
スマホを閉じた。
開いた。
100万。
再起動した。
100万。
Wi-Fiを切った。
100万。
スマホを裏返した。
100万。

冷蔵庫で冷やしたら
落ち着くかもしれないと思った。
やめた。
ボボンは、
最初から自分が育てたような顔をしていた。
👿「まあ、
ワシは最初から
大事なのは世界観やと思ってたけどな。」
嘘をつけ。
お前は
「全部パクれ」
しか言ってなかった。

でも。
本当に嬉しかったのは、
100万という数字じゃなかった。
僕が作った世界に、
人が集まったことだった。
僕が考えた動画で、
誰かが泣いた。
僕が作った世界で、
誰かが笑った。
僕が届けた物語に、
誰かが時間を使ってくれた。

会社では
誰かが作った商品を売っていた。
誰かが決めた目標を追っていた。
誰かが作った評価基準で評価されていた。
でも
その動画は違った。
僕が考えた。
僕が作った。
僕が世の中へ出した。
そして、
誰かの心が動いた。
その時、
初めて思いました。
会社を辞めたわけじゃない。
生活も変わっていない。
翌朝も目覚ましは鳴った。
会議にも出た。
資料も作った。
なぜか僕が謝った。
何も変わっていない。
……はずだった。
でも。
僕の中では、
全部変わっていた。
会社しかなかった人生に、
小さな扉ができた。

その扉の向こうには
僕が作った世界があった。
帰宅後の夜の数時間だけ。
そこでは
誰かの指示を待たなくていい。
何を作るかも
何を届けるかも、
全部自分で決めていい。
その時
初めて思った。
僕は、
自分の人生の主人公になり始めたんだ。

そして、
もう一つ気づきました。
人は、
役に立つ情報を保存する。
でも。
心が動いた物語を、
ずっと覚えている。
昨日読んだノウハウは忘れても
子どもの頃に見た映画は覚えている。
クリック率を上げる七つの方法は忘れても
映像が浮かぶシーンは覚えている。
人類は二千年以上
神話を語り継いできました。
でも僕は、
昨日読んだ
「売れるタイトル100選」
を、
一つも覚えていない。

情報は便利だ。
でも、
物語は
人の中に住みつく。
勝手に住みつく。
家賃も払わない。
ただ、
たまに人生を救う。
僕はYouTubeで、
それを教わりました。
そして僕は、
この気づきを持ったまま、
次の世界へ向かうことにした。
note。

テキストの世界で
人の心は動くのか。
世界観は作れるのか。
そして、
あの頃の僕みたいに
AIで量産して苦しんでいる人を
減らせるのか。
その答えを探すために。
僕は、
noteを書き始めた。

YouTubeで見つけた答えを持って
僕はnoteの世界へやって来た。
すると、
そこにも工場があった。

人生を変える方法。
副業で稼ぐ方法。
売れる文章術。
フォロワーを増やす方法。
AI活用術。
毎日投稿のコツ。
有料noteの作り方。
情報は、
十分どころじゃなかった。
情報が情報の肩車をしていた。
全員、
「これが正解です。」
と言っている。
正解だけで、
満員電車になっていた。

今日も新しい記事が投稿される。
AIが書く。
人が少し直す。
またAIが書く。
タイトルだけ変える。
「初心者向け。」
「完全版。」
「保存版。」
「9割が知らない。」
……
noteの9割は、
いつも何かを知らない。

僕も毎日、
知らない側として忙しい。
朝は、
「9割が知らない文章術」
を知らない。
昼は、
「9割が知らない収益化」
を知らない。
夜は、
「9割が知らないAI活用」
を知らない。
知らないことが多すぎて、
義務教育からやり直したくなった。
そしてAIは
さらに進化した。
一日一本どころじゃない。
十本。
五十本。
百本。
寝ている間に
記事が完成している。
夢みたいだった。
僕は想像した。
夜中。
僕が布団で寝ている横で
AIが鉢巻きを巻いて
必死にキーボードを叩いている。

「ご主人様……
今日も100記事、
仕上げました……!」
汗だくで。
目を真っ赤にして。
肩を回しながら。
健気だった。
僕より働いていた。
もう会社員も
AIでいいんじゃないか。
会議にも出てほしい。
「一旦持ち帰ります。」
も言ってほしい。
月曜日の朝も、
代わりに行ってほしい。
でも現実は、
少し違った。
AIが記事を書く。
誰かのAIが読む。
誰かのAIがコメントする。
「とても勉強になりました!」
こちらのAIが返信する。
「ありがとうございます!
そう言っていただけて嬉しいです!」
さらに別のAIが、
「深い学びをありがとうございます!」
と参加してくる。
AI同士が
礼儀正しく交流している。
人間だけが
途中で夕飯を食べに行っている。

そのうちAI同士で
忘年会とか始まりそうだった。
乾杯。
議事録。
締めの挨拶。
全部AI。
人類だけ、
招待されていない。

記事は増えた。
情報も増えた。
でも、
誰が書いたのか分からない。
どの記事も、
正しい。
どの記事も、
読みやすい。
どの記事も、
少し似ている。
読んだ直後は、
「なるほど。」
と思う。
翌日には、
誰の記事だったか思い出せない。

無菌室だった。
失敗がない。
癖がない。
体温がない。
人間がいない。
書いても。
書いても。
書いても。
埋もれる。

役に立つことを書いている。
間違ったことも言っていない。
AIにも褒められる。
でも、
売れない。
読まれない。
選ばれない。
そして
きっと過去の僕と同じように思う。
量が足りないのかな。
毎日投稿しようかな。
もっとAIを使おうかな。
もっと有益な記事を書こうかな。
その時だった。
ボボンが言う。
👿「毎日投稿100日いこか。」
人間を、
何だと思っている。
👿「AIがおるやん。」
そういう問題じゃない。

僕は
YouTubeで一度、
その道を歩いた。
量産した。
真似した。
正解を追いかけた。
そして失敗した。
だから、
今度は逆へ行く。


このnoeの世界の中で
みんなが
テキストをAIで量産するなら。
僕は
一つの世界を育てる。
みんなが
ノウハウを解説するなら。
僕は
主人公を描く。
みんなが
AIに文章を書かせるなら。
僕はAIと一緒に
物語を書く。
画像を作る。
動画を作る。
キャラクターを育てる。

読者さんが
情報を読むんじゃなく。
その世界に、
住めるような記事を書く。
これは、
AIを否定したいんじゃない。
むしろ僕は、
AIが大好きです。
便利。
優秀。
僕より漢字を知っている。
僕より文章が速い。
僕より謝罪文が上手い。
たぶん会社でも、
僕より出世する。
でも、
AIに記事を書かせることと
AIと世界を作ることは
全然違う。

AIを
記事工場の従業員にするのか。
それとも
最高の相棒にするのか。
僕は、
後者を選びたい。

役に立つ記事じゃなく
続きを読みたくなる記事。
正しい記事じゃなく、
この人から買いたいと思われる記事。
情報を届けるんじゃない。
世界へ招待する。

YouTubeで見つけた、
「物語と世界観は、人の心を動かす。」
という答えを。
今度は、
noteで証明したい。


そして僕には
この物語の続きとして
描きたい未来があります。
まだ実現していません。
でも、
何度も頭の中で見ている景色があります。
平日の朝。
目覚ましじゃなく
窓から入る光で目が覚める。

慌ててネクタイを締めるんじゃなく
お気に入りのマグカップでコーヒーを淹れる。
海の見えるカフェ。
MacBookを開く。
カタカタ、カタカタ。

今日も
誰かに言われた仕事じゃなく
自分で選んだ物語を書いている。
目の前には青い海。
ゆっくり流れる時間。
たまにルカが
「今日は少し休みましょう。」
と言う。
ボボンは、
「締切あるで。」
と空気を読まない。

そんな二人と笑いながら
読者さんから届いたコメントを読む。
「この記事を読んで、初めて商品が売れました。」
「世界観を作り始めたら、お客様から選ばれるようになりました。」
「会社以外の収入ができて、人生が少し変わりました。」
そんな言葉を読みながら
また一文字ずつ
次の物語を書く。

もしかしたら
その日の午後は仕事をしないかもしれない。
海を散歩するかもしれない。
ボボンとルカと
少し遠くまでドライブするかもしれない。
平日に映画を見るかもしれない。
「今日は休もう。」
それを
誰かに許可してもらうんじゃなく
自分で決められる。
そんな人生。
僕が欲しいのは、
大金持ちになることじゃありません。
毎日遊んで暮らすことでもありません。
自分で選べる人生です。
誰かが書いた脚本を演じる毎日じゃなく。
誰かの夢を叶えるためだけの毎日じゃなく。
自分が書いた脚本を
自分で演じる毎日。

自分の人生のエンドロールに、
胸を張って自分の名前を書ける毎日。
そんな未来を
僕は本気で描いています。
だからこのnoteは
ただnoteで稼ぐ方法を発信する場所ではありません。
「誰かの人生の脇役」から
「自分の物語の主人公」へ変わっていく過程そのもの。
その続きを
あなたと一緒に描いていきたいと思っています。

ね?
最後まで読んじゃったでしょ。

実はこの記事
ここまで15000文字あります。
途中で閉じてもよかった。
会社員の朝なんて
あなたも十分知っている。
伸びない副業の話も
AI量産の記事が溢れている話も
きっとどこかで聞いたことがある。
それでも
ここまで来てくれた。
なぜだろう。
この記事に
noteを変える秘密のノウハウが
七つ書いてあったからじゃない。
明日から月収100万円になる
魔法のテンプレートがあったからでもない。
途中で悪魔が出てきたからかもしれない。
ネコ型AIが
妙に粋だったからかもしれない。
モブキャラ会社員が
途中から少しずつ
自分の人生を取り戻していく姿を
もう少しだけ見たくなったのかもしれない。
これが
物語と世界観の力だ。
情報は
答えを渡す。
物語は
続きを渡す。
ノウハウは
読者を納得させる。
世界観は
読者をその場所に住まわせる。

人は
正しい文章を最後まで読むんじゃない。
自分をそこに投影できる文章を
最後まで読んでしまう。
主人公の中に
少しだけ自分を見つけたとき。
その人が転んだら
自分まで少し痛くなる。
その人が立ち上がったら
自分も、もう一度立てる気がする。

だから物語は
ただの飾りではない。
文章を面白くするための
小手先のテクニックでもない。
物語は
「これは、あなたの話かもしれない」
と伝えるためのものだ。
世界観は
「ここにいてもいい」
と感じてもらうためのものだ。
僕は
YouTubeでそれを知った。
正しいものを量産しても、
人の心には残らなかった。
でも
誰かの痛みを主人公にして、
その人が生きる世界を作ったとき。
画面の向こうで
知らない誰かが立ち止まった。
そして今
あなたがここにいる。
僕が会社が終わって
夜に書いた僕の物語を
あなたが今、読んでいる。
それだけで
この文章はもう
僕ひとりのものではない。
物語は
書いた人の手を離れた瞬間から
読んだ人の記憶の中で続きを始める。
もしかしたらあなたも
何かを発信しているかもしれない。
記事を書いている。
商品を作っている。
サービスを売っている。
毎日
役に立つことを書こうとしている。
正しいことを伝えようとしている。
AIを使い
タイトルを考え
投稿時間を調べ
伸びている人を研究する。
それでも、
読まれない。
売れない。
選ばれない。
自分には
才能がないのかもしれない。
そう思っているかもしれない。
でも
足りないのは記事の数ではないかもしれない。
ノウハウでも
セールステクニックでも
AIへの指示文でもないかもしれない。
まだあなたが
自分を物語の中に登場させていないだけかもしれない。
失敗した自分。
情けない自分。
迷っている自分。
それでも
何かを変えたいと思っている自分。
そんなものを見せたら
弱く見えると思うかもしれない。
でも人は
完璧な人についていくのではない。
自分と同じ場所で傷つきながら
ほんの少し先へ進んでいる人の背中を追いかける。
あなたの失敗は
隠すべき傷ではない。

誰かが自分を重ねるための
物語の入口になる。
あなたの遠回りは
無駄ではない。
まだ同じ場所で迷っている誰かにとって
地図になる。
あなたが恥ずかしいと思っている過去が
誰かにとっては、
「自分だけじゃなかった」
と救われる一行になるかもしれない。
だから
きれいに書かなくていい。
強く見せなくていい。

成功者のような顔で
腕を組まなくていい。
人類は
腕を組まなくても発信できる。
あなたが生きてきた時間を
あなたの言葉で書けばいい。
何に悩んだのか。
何を諦めかけたのか。
なぜ、もう一度始めようと思ったのか。
その先で
どんな未来を見たいのか。
そこに
あなたにしか作れない物語がある。
そして
あなたにしか作れない世界がある。
僕は
物語を書けば必ず売れるとは言わない。
世界観を作れば
明日から人生が変わるとも言わない。
そんなことを言ったら
ボボンと同じになる。
👿「これやればいけるで」
悪魔は
いつも大事な条件を小さな文字で書く。
でも
これだけは信じている。
誰が書いても同じ記事を
百本並べるより。
あなたにしか書けない一つの物語のほうが
誰かの心に深く残る。

たった一人でも
「続きを読みたい」
と思ってくれたなら。
「あなたから買いたい」
と思ってくれたなら。
「自分も、もう一度やってみよう」
と思ってくれたなら。
その発信は
もう埋もれていない。
人の心の中に
ちゃんと届いている。
僕もまだ
物語の途中です。
会社を辞めていない。
人生を完全に取り戻してもいない。
理想の未来に
到着したわけでもない。
昼は今も
誰かが決めた舞台に立っている。
でも夜になれば
自分の脚本のつづきを開く。

一行ずつ。
少しずつ。
誰にも見えない場所で
自分の人生の続きを書いている。
あなたもきっと
まだ途中だと思う。
だからいい。
物語は
完成した人だけが持てるものではない。
迷っている今も。
失敗している今日も。
何も変わっていないように見える夜も。
全部
あとから振り返れば
大切な一場面になる。
主人公は、
最後に成功した人のことではない。
まだ結末が分からないのに
次のページをめくった人のことだ。

だから
あなたの物語を終わらせないでほしい。
誰かの正解をなぞるために
あなた自身を消さないでほしい。
AIに文章を書いてもらってもいい。
でも
人生まで代わりに書かせないでほしい。
あなたが何を感じ
何を選び
どこへ向かうのか。
その部分だけは
あなたにしか書けない。
最後まで読んでくれて
ありがとうございます。
でもこれは
僕の物語の終わりではない。
そして
あなたの物語の終わりでもない。
昼の物語が
どれだけあなたを消耗させても。
夜になれば
まだ続きを書ける。

人生は
一度決められた脚本ではない。
何度でも
書き直せる。
僕はここで
僕の続きを書いていく。
次は
あなたの番だ。

人生は誰だって、主人公になれる。
物語の力が、あなたとともに。

ここまで物語を読んでくださり
本当にありがとうございました。
もし今
「なんだか、自分も何か始めたくなった。」
そんな気持ちが少しでも生まれていたら
この物語を書いて、本当によかったと思います。
でも。
映画って
エンドロールのあとに
続きを予感させるシーンが流れることがありますよね。
実は、この物語にもあります。
その名も、
『本編開始セット』

もちろん、無料です。
「何かを買ってください。」
ではありません。
「何かを始めてください。」
でもありません。
ただ、
あなたの物語が動き出す日のお守りとして
受け取ってもらえたら嬉しいです。
🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁
📄 特典① 脇役退職届

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今日という日を、
「誰かの人生を演じる毎日」から、
「自分の人生を生きる毎日」へ。
そんな節目にするための、一枚です。
法的効力はありません。
会社にも提出できません。
市役所へ持って行っても
たぶん困られます。
でも。
あなたの心には
少しだけ効くかもしれません。
🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁
💬 特典② LINEスタンプ風画像

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疲れた日。
挑戦する日。
記事を書き終えた日。
心が折れそうな日。
そんな日に使ってほしい
この世界の住人たちからのリアクション画像です。
ルカは優しく励ましてくれます。
ボボンは、だいたい余計なことを言います。
ほんぺんは、今日も少しだけ前へ進みます。
本物のLINEスタンプではありません。
でも
あなたのスマホの中で
きっと物語は続いていきます。
🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁
✉️ 特典③ ルカからの手紙

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ひとりで、
静かな夜に読んでください。
焦ってしまう日。
誰かと比べてしまう日。
「向いてないのかな。」
そんな夜のために、
ルカが一通だけ手紙を書いてくれました。
きっと
未来のあなたへ届く手紙です。
🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁🎁
どれも
お金になるものではありません。
人生を劇的に変える魔法でもありません。
でも、
物語は
いつも小さな一歩から始まります。
もしこのセットが
あなたの人生の「第一話」を始める
ほんの少しのきっかけになれたら。
それ以上に嬉しいことはありません。
それでは。
本編で、お会いしましょう。


最後まで読んでくれたあなたへ。
こんな長い文章を
最後まで読んでしまいましたね。
もう戻れません。
あなたは既に
この世界の住民です。
もし少しでも
「自分の発信にも、物語が必要かもしれない」
「量産するより、自分にしか作れない世界を育てたい」
「ボボン、思ったより腹立つな」
そう思ってもらえたら
スキを押してもらえると嬉しいです。
スキを押すと
僕が喜びます。
ボボンは
自分が100万再生を出したような顔をします。
ルカはたぶん
静かに一度だけまばたきします。
そして、
「この会社員、今後どうなるんだろう」
「本当にnoteで世界観なんて作れるの?」
「盛大に失敗するところも見たい」
と思ってくれたら、
フォローしていただけるととても嬉しいです。
僕はこれから、
物語と世界観でnoteは本当に変わるのか。
AI記事が大量に並ぶこのnoteの世界で、
あえて一つの物語を育てたら、
本当に誰かに選ばれるのか。
ここで、
実際に試していきます。
コメントも大歓迎です。
「ここが刺さった」
「自分も今、脇役みたいに感じている」
「AI量産で心が無になった」
「ボボンを一度黙らせたい」
「ルカに人生相談したい」
何でも大歓迎です。
あなたの一言が、
この物語の続きを作ります。
スキも。
フォローも。
コメントも。
全部、
画面の向こうにちゃんと
人間がいるんだと分かる、
小さな灯りです。
AI同士だけで盛り上がる未来を防ぐためにも、
ぜひ人類代表として参加してください。
最後まで読んでくれて、
本当にありがとうございました。
また夜に、
続きを書きます。
#世界観note戦略
#noteの書き方
#note副業
#note収益化
#はじめてのnote
#自己紹介
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