東京2日目③


 遊就館の展示を見て数時間打ちひしがれていたため、14時半過ぎになってようやく靖國神社の敷地を出て、呆然としながら歩いているうちに、わたしは市ヶ谷駅に着きました。

 「さて、これからどこに行こう…。わたしはどこへ行けばいいんだろう…」とシュンとしながら。

 ふと、「そういえば世田谷に文学館があったよな。今、どんな催しをしているんだろう?」と思い、スマホで検索。

 すると、企画展『漫画家・森薫と入江亜季展』を開催中との情報を入手!!

 「わたしが行くべきところ、あったー!!」

 と確信し、

 やって来ました世田谷へ。

 市ヶ谷駅から結構離れているけれど、やって来ました世田谷へ。

 寺山修司展も気になるけれど、今回はとにかく時間がないので、『漫画家・森薫と入江亜季展』に集中させていただきます。

 これは世田谷文学館入り口の自動ドアです。

 これってある種のトラップですよね?

 自動ドアに貼られた美麗なイラストをジッと見ていたいのに、わたしが建物内に入ろうとして自動ドアが開いちゃったら、イラストを見られないから、立ち止まったままになってしまうという巧妙なトラップ。

 ある意味、漫画『HUNTER×HUNTER』の「試しの門」並みに開けるのが難しいドアです…。

 無事に世田谷文学館の「試しの門」をクリア。

 中に入ると、またしても美麗なイラスト現る。

 いや〜美しい…。

 ロビーで『乱と灰色の世界』の乱ちゃんと『乙嫁語り』のアミルさんを発見。

 とっても可愛いおふたり😍

 お友達になったのでしょうか。

 鯉が羨ましそうに二人の後ろを通り過ぎていきます。

 さて、小腹が空いたので、世田谷文学館内の『喫茶どんぐり』へ。

 紅茶とアップルパイを注文🫖🥧

 美味しくてペロリでした😋

 パイ生地は結構しっとりめ。

 小腹が満たされたので、海外版コミックの展示コーナーへ。

 ※残念ながらここで海外コミックを販売しているわけではありません。

 世界各国で出版されているとは凄いですね。

 ムムッ、『エマ』と『シャーリー』の洋書版…だと…?

 欲しい!

 超欲しい!

 …日本語版を全巻持っているけれど…。



 さて、わたしは世田谷文学館に到着して30分以上経ってからようやく展示室へと向かいました。

 するとスタッフさんがこうおっしゃいました。

 「フラッシュ撮影、動画撮影、自撮り棒や三脚の使用はご遠慮いただいていますが、携帯電話やスマートフォンでしたら全ての作品を写真撮影していただけます

 と…。

 わたしの聞き間違いかと思って「え? スマホで、フラッシュを使わなかったら、全ての作品の写真を撮っていいんですか?」と聞くと、スタッフさんは「はい、全ての作品です」とおっしゃいました。

 やったーーー!

 なんと寛大な!🙌

 …この後わたしはスマホの充電が3%になるまでバッシャバッシャ写真を撮りまくりました📷

 そして後で『ChargeSPOT』のお世話になりました。

 ありがとうChargeSPOT。

 いつもお世話になっております。

 それでは、我が大量のデータフォルダの一部をご覧に入れましょう。

 ガラスに反射してしまったものが何枚もあるのですが、会場まで足を運べない方のために一部をお裾分けします。

 なるべく漫画のネタバレにならない範囲で。

 さりげなくマメたんが描き込まれているところも好き。

 どんなに著名な作家さんにも駆け出しの頃があるのですね。

 当たり前のことでしょうが、改めて見ると感動✨

 先生方が参考になさっている文献を展示しているコーナー。

 わたしも全部読みたい!

 なんて精緻な描き込み…。

 一体何時間かけて描いていらっしゃるのでしょうか…。

 写真真ん中はカルルクの狩りのシーン。

 青空と雪のコントラストに目を奪われます。

 ちなみに、写真の右にはサービスショット♨️

 個人的には、森先生の描く女性たちのムチムチ感が好きです。

 ガリガリよりもムチムチの方が好みです。
 (何の告白だ!)

 なんて美しいカラー原稿。

 吸い込まれそう。

 こういう熨斗やイラストって貴重ですよね✨

 受け取った方、嬉しかったろうなあ。

 キラッキラ…✨

 どの原稿もまるで宝石のよう💎

 タラスさんの性格や透明感が伝わってくる一枚。

 こんなに美しいのに幸薄い方ではありますが、これからはどうか幸せになって欲しいです。

 にゃんこの表情とふわふわ感もたまらない。

 子どもたちもラブリー♡

 どの時代のどの国のどの子どもたちもこうして安心しきってスクスクと育って欲しいですね。

 この狼のシーンも好きです。

 どんなに強い狼もいつかは老いるけれど、いつまでも誇り高い狼のまま。

 そう言ってくれるアミルさんも、いつまでもわたしの憧れの女性です。

 この作品を見ていたらお腹がギュウ〜と鳴りました。

 さっきアップルパイ食べたでしょうに!

 だって、入江先生の描く食べ物って妙に美味しそうで…。

 麗しのエマさん✨

 可愛いうちわ!

 イナセな感じ✨

 この作品を見ていたら水瓶を買いたくなりました。

 水を張ってそっとしておいたら、妖精が一休みに来ないかな?

 森先生のこのコメントは、特に時代モノの創作に携わる方々にとって励みになりそうですよね。

 時代考証的に間違っているものを描いてしまうというのはよくあることだとは思いますが、間違いを指摘されるのは辛いことでしょう。

 けれども、ミスを恐れていたのでは、創作の手は止まってしまいます。

 思い切って作品を世に出すことも、創作者にとっては必要なこと。

 間違いに気づいたら、次から直せばいい。

 くよくよしない。

 立ち止まらない。

 作品を生み出し続ける。

 森先生のコメントは、その大切さに気づかせてくれました。

 また、入江先生の『漫画の未来と未来の漫画家へ』と題したメッセージにも心を打たれました。

 創作に携わっている方に是非、直接会場に行ってこのメッセージを読んでいただきたいです。

 漫画に限らず、たとえば音楽、小説、演劇、ドラマ、映画…、ありとあらゆる作品作りに励む方の心を動かす素晴らしいメッセージが込められていますから。

 そんな素敵な先生方のデスク周りコーナー。

 0を1に、1を何倍にもしていく作業ですね。

 ネームを見た後で完成原稿を見ると、「プロって凄い…」と驚嘆させられます。

 アナログの手書き原稿の細やかさも伝わってきました。

 森先生の中央アジア取材写真コーナー。

 こうした参考資料をもとに漫画の世界が構築されていくのですね✨

 そしていつまでも読者たちに愛されていく…。

 ご覧ください、この私物コーナーの溢れんばかりの中央アジア愛!

 森先生が目をキラキラさせながらこれらの宝物を集めているお姿が目に浮かぶようです。

 こちらは展示会場外に貼られたイラスト。

 今後、世田谷文学館まで足を運ぶ予定のある方は、是非このイラストがどこにあるかも探してみてくださいね。

 『漫画家・森薫と入江亜季展』の開催は令和7年2月24日まで。




 さて、わたしはバッシャバッシャ写真を撮りまくっていたら、なんと閉館時間間際になってしまいました!

 慌ててミュージアムショップに行きましたが、どれも魅力的なラインナップ…。

 どの複製画も超絶美麗ですっごく欲しかったのですが、今回はこちらのグッズたちをセレクト。

 額装してお部屋に飾ります✨

 ポストカードと、刺繍缶バッジと、アクリルスタンド。

 これらも大事に飾ります✨



 東京3日目に続く。

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