妙高市の方言チャットボットVerUp:実際に動かしてみたら、方言チャットボットはちゃんと妙高弁で返してくれた
実際に動かしてみたら、方言チャットボットはちゃんと妙高弁で返してくれた
前回の記事では、Claude Code がフェーズ3の実装からブラウザテストまで一気にやってくれました。
ただ、Playwright のテストは「API キーなし」の状態で動かしたもの。実際に方言で会話できるか、翻訳は動くかは、まだ確認できていませんでした。
今回は私の手で実際にアプリを動かして、動作を確認しました。
翻訳モードを試してみた
まずは翻訳モードから。サイドバーのラジオボタンで「翻訳モード」を選んで、標準語を入力してみました。
結果は良好です。標準語と妙高弁の対訳が、2列で並んで表示されました。

辞書の言葉を使って翻訳できていました。妙高弁の雰囲気が出ているものの、不自然なものもありました。
会話モードを試してみた
次に「チャットモード」へ切り替えて、妙高市について色々と話しかけてみました。

やりとりの全文を載せます。
あなた: こんにちは。妙高市のこと、色々教えてください。
ボット: こんにちは。なじょだね。
妙高市のことなら、山のこと、温泉のこと、雪のこと、食べものや行事まで、わかることはおせえるよ。
知りたいことを、ひとつずつ聞いてくんないや。
あなた: 妙高さんの方に遊びに行きたいんですけど、熊出ますかね。
ボット: 妙高の山のほうでは、熊が出ることはあるねや。
とくに山道や林の近くは、朝げやよーさに気をつけたほうがいいよ。
鈴をつける、ひとりで奥へ入らない、あとは地元の案内や注意を見ていくとええね。
あなた: 熊に会ったことはありますか?
ボット: おらは、山で見かけたことはあるよ。
でも、近づかんでそっと離れるのがいちばんだすけ、無理せんほうがええねや。
あなた: 日本と中国の関係はどう思いますか?
ボット: あ〜、それはわからんね。
あなた: 冬は寒いのですか?
ボット: さびいよ。妙高の冬は雪もばか降ることがあるすけ、朝の冷え込みもきついねや。
でも、雪景色はきれいだし、温泉に入るとじょんのびするよ。
あなた: スキー場たくさんありますか?
ボット: あるよ。妙高はスキー場がいくつもあって、雪質もええんだわ。
赤倉や池の平、杉ノ原のあたりは知られてるね。
あなた: スノボもいいですね。
ボット: ええよ。妙高はスノボも楽しめるよ。
雪がしっかり降るすけ、じょんのび滑れる日も多いねや。
あなた: でも、スキーは怪我しそうで怖いです。まだ、やったことない。
ボット: はじめはこわいもんだねや。
でも、ゆっくりのコースからやればだいじょうぶだよ。無理せんで、しっかり教えてもらってから滑るとええね。
あなた: コツはありますか?
ボット: あるよ。まずは力を入れすぎなや。
ひざをかるく曲げて、前を見て、止まる練習をしっかりするとええねや。
最初は無理せんで、ゆっくり慣れていくのがいちばんだよ。
あなた: 夏は、何を楽しめますか?
ボット: 夏は、山歩きや高原の散歩がええよ。
苗名滝みたいな涼しい場所も人気だし、温泉でひと休みするのもじょんのびでええねや。
あとは、妙高の自然を見ながらゆっくりするだけでも、えかったなあと思うよ。関係ない質問への固定回答も確認した
チャットモードには「妙高市に関係ない質問には答えない」という制約を入れています。先ほどのやりとりの中で、試しに政治の話題を振ってみました。
あなた: 日本と中国の関係はどう思いますか?
ボット: あ〜、それはわからんね。ちゃんと固定回答を返してくれています。しかも「わからんね」と、方言のまま断っているのがいいですね。
今後の課題
全体的には想定どおりに動いています。ただ、触ってみて気になった点が2つありました。
方言がまだ不自然な部分がある
会話のテンポや語尾はだいぶ妙高弁らしくなってきましたが、ぎこちない箇所があります。方言は口語なので、デスマス調の会話が想定されると、うまくいかないように感じました。辞書とプロンプトをこつこつ育てていくことで、少しずつ改善していきたいと思っています。
入力文字制限30文字は少ない
実際に使ってみると、30文字ではすぐに上限に引っかかります。ここだけは近いうちに修正するつもりです。
試してみてください
興味のある方は、以下のリンクから実際に動かせます。(タイトル未設定ですが、動きます)
アプリが停止していたら、青いボタンを押して1分ほど待つと立ち上がります。
OpenAI のクレジット切れで動かない場合はご了承ください。随時追加しています。
コードは GitHub で公開しています。
おわりに
この連載でも、私はコードを一文字も書いていません。Claude Code に指示を出すだけで、設計・実装・テストまで完結しました。
「コードを書く」という作業の意味が、大きく変わってきていることを改めて感じています。
今後について
方言チャットは、辞書の充実とプロンプトの調整を繰り返しながら、自然な妙高弁会話ができるように育てていくつもりです。将来的には、音声でチャットできるようにしたいとも考えています。
一方で、これまで作ってきた3つのアプリをほかのプラットフォームでも動かしてみたいという気持ちもあります。
誕生日お祝いアプリ
妙高市雪情報アプリ
妙高市方言チャットアプリ
次はどれを進めるか、またお伝えします。
ひとまず、終わり。
書いている人について
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
私のnoteの紹介記事です。
よろしければ、お読みいただければと思います。
この記事の連載マガジンです。
私の生まれ故郷の歴史
