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そのリハビリ、やって大丈夫?CRPで見抜く“攻めどきと引きどき”

■ はじめに

「CRP高いですね、今日は軽めで…」
その判断、なんとなくになってないですか??

CRPはただの炎症マーカーじゃありません!
リハビリの“攻めどき・引きどき”を
決める指標になります
⛰️

■ CRPの基礎知識

CRP(C反応性タンパク)は
炎症時に肝臓で産生される急性期タンパク
・感染、術後、外傷などで上昇
・発症から6〜8時間で上昇開始
・24〜48時間でピーク
・半減期は約19時間 → 改善すれば低下

と言った特徴があります🔥

■ 基準値

0.3 mg/dL以下

■ どれくらいでヤバい?

・1.0以上 → 明らかな炎症あり
・5.0以上 → 強い炎症(感染疑うレベル)
・10以上 → 重症例も視野

※あくまで目安+経過が大事

■ なぜPTがCRPを見るべきか?

CRPで分かるのは炎症の“今のフェーズ”

・CRPが上昇中 → 体の中のダメージが進行中
・CRPが下降中 → 回復フェーズ

👉 つまり治療プログラムを立てる上で
「負荷を上げていいか」が判断できます

■ エビデンス

・術後CRPは通常2〜3日でピークアウト
・その後低下すれば正常経過


👉 逆に
・高値持続
・再上昇
感染や合併症の可能性

さらに
👉 高CRP持続は合併症リスク
     予後不良と関連があるとされています


■ PTがどう治療に使用するか

CRPはこう使います👇

「やる or やらない」ではなく
「どこまでやるか」を決める指標


重要なのは
数値の高さではなく“推移”を見ること👀

■ 具体的リハビリプログラム

▶ フェーズ①:炎症ピーク前〜上昇中

目的:悪化防止・二次障害予防
・ポジショニング
・呼吸リハ(深呼吸・排痰)
・関節可動域運動(他動〜自動介助)
・足関節ポンプなど循環促進
👉 離床は短時間・低負荷
      全身状態と併せて進めていく必要があります


▶ フェーズ②:ピークアウト直後(下降開始)

目的:回復促進・廃用予防
・端座位 → 立位練習など全身運動に移行
・短距離歩行で荷重感覚の入力
・自重レベル筋トレ
・基本動作練習
👉 反応見ながら徐々に負荷アップ

▶ フェーズ③:低下安定期

目的:機能回復・退院準備
・歩行距離延長
・階段練習
・中等度負荷運動(RPE 11〜13)
・実生活動作
👉 通常リハへ移行期


■ ケースで考える

症例①
術後3日目
CRP:8.5 → 10.2(上昇)
体温:38.2℃
👉 炎症ピーク中
この状態で運動を積極的に進めると
→ 炎症悪化・回復遅延リスク
✔ 全身状態の改善が最優先



症例②
術後5日目
CRP:10.2 → 6.0(低下)
体温:37.0℃
👉 回復フェーズ
離床・歩行を積極的に進めるタイミング

■ よくあるミス

・CRP高い=中止 ❌
→ 廃用を進める
・CRP見ずに負荷 ❌
→ リスク増大

👉 正解は
CRP+バイタル+症状で調整していきます

■ チェックリスト(臨床用)

□ CRPは上昇中 or 下降中?
□ 発熱はある?
□ 疼痛・倦怠感は?
□ バイタル安定している?
□ 前日より悪化していない?
👉 1つでも異常 → 負荷は慎重に

■ まとめ

✔ CRPは炎症の有無ではなくフェーズを見る指標
✔ 判断は“数値”ではなく推移
✔ リハは段階的に調整する

炎症マーカーとして有名なCRP
高いか、正常値かだけで見るのではなく
全身状態の管理として
どう推移していっているのかも
意識してみてください👀

今回も最後まで見ていただき
ありがとうございました🌟

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