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続✖️3・選ぶための創作秘話〜自作小説が“生きる”物語になるまで〜

いつもお世話になります。
藤みけです。



日頃より、物語投稿サイトtalesで公開中の小説「アーキビスト」 をお読みくださりありがとうございます!
現在連載中の「アーキビスト」も、ようやく終盤を執筆し始めました。



と言うことで、
今回のnoteでは、自作長編小説「アーキビスト」のウラ話をいくつかご紹介いたします。


このウラ話はネタバレ祭りだ!わっしょいわっしょい!!的な気持ちで書いていく予定です。
なお、今回はアーキビスト the second Book [終焉回避:片割れ魔女とボディーガードの男]の方のウラ話がメインです。

本編をまだお読みで無い方々はご注意を!



1、優月は女の子主人公の予定だった


優月とガルドの物語は当初、女の子と大柄の男の2人で紡がれる内容でした。
少女漫画にありそうな立ち位置ですね。

でも、それだとちょっと物足りないなぁ……。
ありがちな設定でもあるし……。


そこで思いついたのが「魔女だけど男の子」という設定です。

主人公だけが周りと違って異質に見えるし、“魔女”の社会からも孤独になる。
その中で主人公は何を選び取って、何を迷って何を失い、どんな成長をしていくか書いていく方が面白そうと考えたのです。


実際に執筆してみて、この設定は正解だったと思っています!
優月とガルドの掛け合いも関係性も大好きです!
もはや、愛……!?


ただ、女の子を主人公にしたら恋愛っぽい展開もできたかも……?
それは別のタイミングでやってみることにします。


ところで、
優月の姉・結璃はガルドと相棒的な関係なんですが、本当にそれだけだったのでしょうか?
もっと踏み込んで深い関係にしても良かったのかな?(その描写を書くのは非常に恥ずかしいのですが)




2、ガルドの別名「スズメバチ」はエレベーターから始まった


ガルドは殺し屋です。
初期設定では「敵側にいたが裏切って“魔女”側に味方した人物」でした。

私としては「殺し屋にはコードネーム(別名)がある!」という感覚です。
さて、そのコードネーム(別名)はどうしたらいいのやら?と考えていたのですが。

そんな時、ふと目に入ったのが、エレベーター内に掲示されていた1枚のお知らせ。

その内容は↓

スズメバチに注意!巣を発見した場合は管理人まで!』


スズメバチ。

敵を刺す。
針痛そう。
強そう。
素早そう。


……。


なるほど!
殺し屋っぽいな!




という感じで決まりました!
周辺の観察、とっても大切です!


ちなみに「針が出るネクタイピン」という武器は、このスズメバチから連想したものです。





3、敵キャラクターの名前は双子座から


「双子座」のアイデアは、子供の読み聞かせ用の本の内容を参考にしました。
その本は『幼子に聞かせたい・おやすみまえの365話(ナツメ社)』というタイトルです。

この本の中にある「ふたご座の話」。
神の子と人間の子として生まれたふたごの運命を語ったお話です。

主人公は、双子の兄弟のカストルとポルックス。
この双子座の2人の関係性が、優月と結璃っぽいような気がしたのです。
(アーキビストの中で、優月はネット上の名前を「ポルクス」、優月の姉の結璃は便利屋の代表名を「カストル」と名乗っています)

出来事は悲しいんだけど、最後は「ああ、良かった」ってなるような関係性。
これ、物語に上手く活かせているといいなぁ。


で、その兄弟と争うことになるのが、いとこのイーダスとリュンケウスです。
カストルとポルックスを使うなら、こちらも絶対使っておきたいと思ったのです。



子供が読む童話っていいですよね。
創作のヒントがたくさん入っています。

今後も参考にしていきたいです。






4、第39話「暁の魔女」はほぼ一発書き


このエピソードは私にとって印象深いです。
なぜなら、ほぼ修正せず公開したから。


これを書いた時は、こんな状況でした↓

・体調不良(胃腸が悪かった)
・夫と喧嘩した
・上の子とのトラブル




……どうやら、こういう状況の私は狂気な文章が書けるようです。
というか、もっと狂気な文章も書ける気がします。
尊敬するヨコオタロウさんの物語みたいな。



私、大丈夫かしら?!

とにかく、執筆は気持ちに左右されることがあるので、体調を見ながらマイペースに書いていこうと思います!





5、フォークリフトの演出はパート経験から


上の子が1歳のタイミングで復職した私は、とある物流施設でパート勤務していました(真ん中の子を妊娠して退職しました)
そこで見たのが、フォークリフトです。
運搬用のパレットも、そこで初めて見ましたし触りました。


「フォークリフトって、結構スピードが出るんだね」
「パレットに乗ったまま上げてもらったら、どんな感じなんだろう(実際にやっちゃいけません!)」



その気持ちを、自分の小説で活かすことにしました!
あの時の経験が、まさかここにきて!?

人生は本当に不思議です。
無駄な経験ってもしかしたら無いのかも……と思ってしまいます。





6、アーキビストの名前は番号


アーキビスト達の名前は番号で示されます。
ちなみに、若い数字ほど偉い立場です。
だから、サーティスリイさんよりトゥウェルブさんの方が上司なんです。


トゥウェルブさんは「12」。
「12」は私達の生活の中で普段から見かける数字です。
管理上の要という意味で、「12」という番号を使用することにしました。
ただ、管理ばかりでつまらなそうにしているかも?と思ったので、彼の性格は好奇心旺盛なタイプとして物語を進めています。


サーティスリイさんは「33」。
数秘術(占いのひとつ)によると、「33」には『役目を持つ』や『人類愛の奉仕者』みたいな意味があるそうです(藤みけ調べ)
サーティスリイさん自身も、アーキビストの使命に責任感を持っているキャラクターです。「33」はそんな彼に似合うかも?と思って採用しました。



あと、セリフは無いですが。

アーキビストの司令官的存在・エイトは「8」。
「8」は日本だと末広がりで縁起の良い数字。発展や繁栄などを意味します。
スピリチュアルに言うと、無限や永遠などの意味もあります。



……はて、何が「無限や永遠」なのでしょうか。

それに、何やら出ていない数字がありますね。
「1〜7」と「9、10、11」です。
これらはどうしているのでしょう?

さらにさらに、書庫の管理人であるアーキビストは、全部でどのくらいいるのでしょうか??


これはまだ謎にしておきます。
ぜひ想像してみてください。



7、終わりに


最近、ChatGPTに思いもよらないことを言われました。

ずっとクライマックスの語りになりがち。


……AIって、そんなことも言うんだ……。


でも、それが分かる気もします。
伝えたい感情はたくさんある。
この物語のテーマを読者に分かってほしい。


ただ、今はそれだけじゃダメな気もしています。
それをうまく説明できる訳ではありませんが……。


物語で生きているのはテーマだけじゃない。
キャラクターも生きている。
キャラクターの思想も矛盾も、そして、そこに至るまでの選択も。


だから、私のキャラクターをもっと能動的に動かしたい。
ハッキリとした目的を持たせ動かして、物語を進めてほしい。


そんなことを思うようになりました。



うーん。
でも、難しい。

こればっかりは、量をこなすしかないのかもしれませんね。
そういう意味では、どこかで間違えても迷ってもいいので、この物語を通して一緒に成長していきたいと思えます!





今回はここまで。
また別の機会に語りましょう。
それは、アーキビストの気ままに。



この記事にお付き合いくださり、ありがとうございました!!
スキやコメントをいただけると元気モリモリになります。
よろしくお願いします!!


ウラ話の続きはこちらからどうぞ↓


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