それじゃないだろ。|50代の買い物反省会 #6 コードはまとめるより、見えなくした方が早かった。
部屋は片付けた。
机の上も片付いている。
床にも物は落ちていない。
それなのに、なぜか散らかって見える。
原因は、すぐ見つかりました。
テレビの裏。
デスクの下。
ベッドの横。
床を這う何本ものコードです。
私はずっと、結束バンドでまとめたり、配線チューブに通したり、きれいに束ねることばかり考えていました。
でも、それではダメでした。
束ねても、掃除機をかけるたびに持ち上げる。ホコリが絡まる。充電器を増やせば、また一本増える。
結局、コードを管理する仕事が残っていました。
そこで考え直しました。
それじゃないだろ。
コードを整理したいんじゃない。
コードを意識しない暮らしにしたいんだ。
だから今週、私が見たのはスペックではありません。
「コードを意識する(触る)回数が減ったか。」
それだけです。
コードを「まとめる」のをやめ、「見えなくする」「浮かせる」「固定する」道具だけを検証しました。
評価は今回もシンプルです。
🟢 残した。
🟡 様子見。
🔴 見送った。
【月曜日】床から電源タップを消した。
紹介するのは、デスク裏ケーブルトレーです。
デスクの下でトグロを巻く電源タップとコード類。掃除機をかけるたびに片手でコードを持ち上げ、ノズルを滑り込ませる作業に地味にイライラしていました。
デスクの天板裏にトレーを取り付け、タップもコードもすべてその中に放り込みました。
床からコードが一切消えました。掃除機がそのままスッと通る。たったこれだけで、毎日の掃除の引っかかりが完全になくなりました。
編集部判定: 🟢 残した。
デメリット: デスクの天板の厚みや構造(裏面に補強フレームがあるなど)によっては、クランプ式のトレーが取り付けられない場合があります。
【火曜日】充電ケーブルは、探す物ではなく「いつもある物」だった。
紹介するのは、マグネットケーブルホルダーです。
スマホやタブレットの充電ケーブル。使っていないときはデスクの隙間から床へズルズルと落ちていく。「どこ行った?」と床を這って探すのが日常でした。
デスクの端に小さなマグネットベースを貼り付け、ケーブル先端にクリップを装着。使い終わったらパチンと戻すだけ。
ケーブルの定位置が固定され、床に落ちることがなくなりました。「探す」「拾う」という無駄な一動作が完全に消えました。
編集部判定: 🟢 残した。
デメリット: ケーブルの太さによっては、クリップにはまりにくい・滑りやすい場合があります(極太のナイロン編みケーブルなどは注意が必要です)。
【水曜日】電源タップを隠すだけで、部屋が驚くほど広く見えた。
紹介するのは、ケーブル収納ボックスです。
テレビ横やリビングの隅で、赤や緑のランプを点滅させながらホコリを被っている電源タップ。カラフルなコードが見えているだけで、空間全体が生活感でゴチャついて見えていました。
タップごとボックスの中に丸ごと隠しました。
視界からごちゃごちゃしたコードが消えた瞬間、壁際がすっきりして部屋が広く感じられるようになりました。ボックスの上がフラットになるため、ホコリをサッと拭くだけで掃除が終わるのも快適です。
編集部判定: 🟢 残した。
デメリット: 熱がこもりやすいため、大きな変圧器や高温になるアダプターを詰め込みすぎるのは避ける必要があります。
【木曜日】家具が壁に寄らない原因は、コードの厚みだった。
紹介するのは、TESSAN 延長コード 50cm 超薄型(8-in-1, 20W PD対応)です。
コンセントプラグの厚みのせいで、キャビネットやベッドが壁から数センチ浮いてしまう。そのわずかな隙間にホコリが溜まり、モノが落ちる。掃除機をかけるたびに「ここさえ塞がっていれば」と地味なストレスを感じていませんか?
この商品は、プラグの頭部が極薄設計になっており、壁にピタッと沿うのが最大の特徴です。家具を壁ギリギリまで寄せられるようになり、無駄な隙間とホコリの溜まり場が完全に消滅しました。
さらに素晴らしいのは、これがただの薄い延長コードではなく「8-in-1」の充電ステーションである点です。ACコンセントだけでなく、USB-AやType-C(PD対応)ポートまで備わっているため、アダプターを探す手間なく、スマホやタブレットを直接充電できます。ベッドサイドやデスク下のごちゃつきが、これ一つでスッキリ完結します。
編集部判定: 🟢 残した。
デメリット: ケーブルの長さが「50cm」と絶妙に短いため、遠くまで電源を引っ張る用途には使えません。あくまで「コンセントのすぐそばを、極薄で多機能な充電基地に変える」ための局地戦用アイテムです。また、多機能なぶん本体部分に少しボリュームがあります。
【金曜日】「あの充電器どこ?」その会話が家から消えた。
紹介するのは、USB充電ステーションです。
「私の充電器使った?」「コンセント空いてないんだけど」
家族それぞれがリビングのあちこちでスマホやイヤホンを充電し、コードが絡まり、リビングが充電器の争奪戦になっていました。
一箇所にまとめた充電ステーション(仕切り板付きのスタンドタイプ)を設置し、複数ポートからまとめて給電できるようにしました。
充電する場所が「ここ」と固定されたことで、リビングのあちこちにコードが散乱しなくなり、探す手間も会話の不毛なやり取りも消えました。
編集部判定: 🟢 残した。
残した理由: 家族の「充電器どこ?」に対応する時間がゼロになり、リビングの平和が保たれるようになったから。
【土曜日】隠したのはコードではない。掃除機のストレスだった。
紹介するのは、配線モール(オーム電機 壁・床用モールなど)です。
ドアをまたぐコードや、壁際を這うテレビ線。足に引っかかりそうになるし、掃除機のヘッドが当たるたびにコードが動いてイライラする。
壁の巾木(はばき)や床に沿わせてカバー(モール)を貼り、その中にコードを通しました。木目調のモールを使えばフローリングにも馴染みます。
壁と同化して存在感が消えるだけでなく、掃除機のヘッドがガンガン当たってもコードが痛まず、一気にスッと掃除機をかけられるようになりました。
編集部判定: 🟡 様子見。
残した理由: 粘着テープの粘着力が強く、賃貸で剥がすときに壁紙や床を傷めないか少し気を使うため様子見に。マイホームやマスキングテープ補強なら文句なしの🟢です。
今週の反省
配線整理の記事はネットにたくさんあります。
でも、どれも「コードをきれいに束ねる方法」ばかりです。
私が欲しかったのは、きれいな配線ではありません。
コードの存在を忘れる暮らしでした。
50代になると、片付ける時間をかけるより、最初から「散らからない仕組み」を作るほうがずっと価値があります。
だから今回残した6つも、どれ一つ派手な商品ではありません。
でも、掃除機をかけるたび、充電するたび、机に座るたび、「ラクになった。」
その積み重ねが、一番大きな満足につながりました。
便利そうだから買う。
ランキング上位だから選ぶ。
……それじゃないだろ。
明日の自分が、一本でもコードを触る回数が減る。
私は、これからもその基準だけで道具を残していきます。
次回予告|それじゃないだろ。 50代の買い物反省会 #7
次回のテーマは、
「冷蔵庫は大きいより、中身が見える方がラクだった。」
奥に追いやって賞味期限切れ。奥のドレッシングを取るために手前をどかす。
大きな冷蔵庫に買い替えても「食費と無駄」は減りませんでした。
来週もランキングではなく、冷蔵庫の「奥の放置」を物理的にゼロにしてくれた道具だけを紹介します。
👉 今回紹介した「コードを意識しない」道具たちは、楽天ROOMにまとめています。
「便利そうだから買う」のではなく、
「掃除機をかけるときの、あの引っかかりを消したい。」
そう思えるものがあれば、ぜひのぞいてみてください。
※本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。
シリーズ一覧
[第6回「コードはまとめるより、見えなくした方が早かった。」]
それじゃないだろ。
このシリーズでは、流行やランキングではなく、50代の毎日を少しだけラクにしてくれる道具を、これからも正直にレビューしていきます。
#買ってよかったもの #デスク環境 #配線整理 #デスク周り #ケーブルトレー #充電器 #便利グッズ #生活改善 #50代 #アラフィフ #山崎実業 #tower #暮らしの工夫 #時短 #QOL #スマートライフ #新連載 #note #ブログ #エッセイ
