【健康診断2026レポ②】中高年限定特典について
40歳を過ぎたら、
介護保険の徴収が始まるとともに、
健康診断の項目が増える。
これが、「ようこそ、中高年の世界へ」の合図。
現在50歳。もうベテラン中年の私が、中年になる前の健診を振り返ります。
当時の中年たちが、聴力検査と腹囲測定を行う別室に列をなす横を、私は「お先に〜」とでも言うように軽やかに駆け抜けて行きました。
売場では、
「〇〇さん、まだ戻ってこないね」
「後から行った私の方が先に終わってるじゃん」
なんて他人ごとのように話していたでしょうか。
あの頃の私に告ぐ。
あっという間に自分ごとになるからね。
こうして私は今、「中高年限定特典」を受け取りながらの健康診断に臨んでいます。
【中高年限定特典・一覧】
聴力検査
聴力検査は、静かな別室で、ヘッドホンを装着して、「キーン」とか、「ピッピッ」みたいな音を聞かされて、聞こえたらボタンを押す方式です。
お暇な方はどうぞやってみてください👇
50歳の私は、46歳あたりから聞こえ始めました。
年相応。
音が聞こえ始めたのが52歳あたりからだったら、そんな数字は書かないくせに、実年齢より若い結果が出たら、話を中断させてでも、そこはしっかり拾いに行くのが中年というものよ!
私はまだ若いのよ!とは言わない。でもね、老化への歩みがゆっくりであることの証明、特に数値化された結果は、信憑性はどうであれ、青春の記憶のように、胸にしっかり抱いて生きていきたいの。
モスキート音の活用としては、若者だけが聞こえる周波数の音を流したら、コンビニにたむろすることがなくなったみたいな事例がありましたよね?
「これでもを喰らえ!!!」と言って、コンビニ店員さんが、「かめはめ波」的に放つモスキート音で、ヤンキーが次々と倒れていく姿を想像して、ひとりニヤけてしまうのは私だけ?

腹囲測定
聴力検査と同じ部屋で行われる腹囲測定も、10年目ともなると慣れたものよ。
なんとなく力を入れてないふりをしながら、お腹を完全にゆるめない、みたいな微細技をあみ出せるようになりました。多分この技で、マイナス7ミリぐらいはごまかせているのではないでしょうか。
胃がん検査
そして、胃のバリウム検査も項目としてはあるのですが、いつもパスしています。
理由は、私がバリウム未体験で、自分がそれを飲むことによってどんな状態になるかを確認したことがないから。
私は必ず健康診断の日を出勤にします。
年中無休のシフト制だから、みんなが休んで健診を受けるのは不可能。だけど、公休日に健康診断にわざわざ行くのは嫌なので、健診の日は必ず出勤日にしてもらいます。
ですので、健診の後は仕事に戻らないといけません。どれぐらいのお腹ゴロゴロ具合になるのか想像できず、いまだに胃のバリウム検査に踏み込めません。
だけど、50歳という節目の年。休みの日に市の健康診断を利用して受けてみようかどうか、考え中。←考え中の人は結局みんなやらない説。
大腸がん検査
そして、中高年追加項目のもう一つが、大腸がん検査です。検便方式です。
39歳の春、それは突然やってきました。
「40歳以上の人は、事前に大腸がん検査の同意書に印鑑を押しておいてくださいね」
健康診断を2週間後に控えた昼のミーティングで、総務さんからそのようなお知らせがありました。
39歳でしかない私の脳は、「40歳うんぬんかんぬん」のお知らせを、「その情報は私には関係ない」と判断し、聞くのをやめました。
それから数日後、総務さんから、
「モネさん、印鑑まだ押してないよ」
とご連絡をいただき、健康診断というものは、数え年で実施されることを知りました。
みなし40歳
見込み40歳
フライングゲット40歳
プレ40歳
そうか・・・。
私はもう、40歳の扉のドアノブを握るところまで来てるのね。
大腸がん検査の同意書が急に、
「新入生歓迎会の参加申込書」に見えてきた。
「ようこそ、素晴らしき中高年の世界へ」
私は、「参加します」の印鑑を押した。
今年は、誰よりも早く同意書に印鑑を押しましたとも!同意する前に、いろいろ書いてある文章なんて一切読んでないけれど、「あ〜、いつものアレね」と、もはや反射で印鑑を押すようになった私は、立派なベテラン中年💪
さて、前回の投稿で検尿のことを書きましたが、
今回は検便のことを書いてもいい?
検尿と同じく、検便キットが事前に渡されます。

多分、だいぶ前の画像と思われます。
今はこれに+便器に敷くシートが入っています。
このキットがまた、ちょっと一筋縄ではいかないんですよ。
洋式トイレの水たまりに、トイレットペーパーを3〜4折りして浮かべます。溜まっている水を塞ぎ込むイメージでしょうか。その上に、付属のシート(水に流せる)を敷きます。
しかし、私のやり方が下手なのか、シートはジワジワ水に浸っていきます。
で、浸ったシートの端の浸ってないところをつまんで引っ張り上げるのですが、何度やっても浸るし、シートは水分を含んで重くなるし、ちぎれそうだし。指も浸かるし・・・。
あら?私、検尿でも指を浸したような?(前記事参照)
なんとか溺れさせずに引っ張り上げたシートの上に、ようやく・・・。
重みで沈まないように、なるべく手前に・・・。
便器の傾斜に負けて転がり落ちてしまわないことだけを祈りながら・・・ね。
そんなに乾燥してないか。
なんのはなしですか(回収期間外だけど、これは使う場面だな)
は〜、なんとか採取できそう。
今回で採取も10回目を迎えたわけだけど、過去には失敗もあった。
あれは、数えで47歳の時だったかしら。
4日ぐらい前に採取して、説明書で推奨されていたように、冷蔵庫に保管(ビニール袋を何重にしたことか)。ひと仕事やり終えて安心した私。見事に健診当日持参し忘れるという・・・。
貴重な検体を、燃えるゴミと化してしまいました。
検便は、当日のものを提出しなくてもいいんです。1週間前からの「モノ」でOKという、余裕のある期間設定です。持参さえ忘れないようにリマインドしておけば、早めに採取し、冷蔵庫に厳重保管可能です。
そして、失敗(何をもってして失敗?)しても、期間が長いのでやり直しがききます!
ただ、付属のシートは使えないので、そこだけなんとかすれば。
ちなみに、私が小学生の頃の検便は、トイレの床に新聞紙を厚めに敷いて、そこに用を足しました。(シートをダメにした方は、この方法でいきましょう!)
そして新聞の上の「モノ」を母が割り箸で取り、容器に入れてたような…。
あっ、今は新聞も購読しないかな?私もしてないし。
子どもの頃、まだ汲み取り式トイレだった。若い方にはわからない世界よ。たまに、奈落の底にスリッパを落としていました。子どもながらに切ない気持ちになったのをおぼえています。
こうやって書いてみると、本当に私、「時をかけるババアだわ」と思います。今では信じられない昭和のいろいろ、また書きます。
日本語って本当に素敵な言葉が多いのですが、「用を足す」もその一つですね。
こういう、曖昧にぼかした表現、直接言わない表現、品があって大好きです。
今回は、内容が内容ですので、最後ぐらい美しく〆たいと思い、日本語の婉曲表現に触れてみました。
『消臭力・トイレ用プレミアムアロマスプレー』をシューッと撒いたように、一瞬で脳がフレグランスの香りに切り替わったことでしょう🌺
こうして無事、バリウム以外の中高年特典を享受し、39歳以下の方にはできない体験をさせていただきました。
老いに逆らったり、諦めて受け入れたり、いや、まだまだイケると思い直したり…。これを繰り返す「中年の悪あがき」みたいなのって、男女問わずかわいいと思いませんか?
私は自分のそういうところを「かわいい」と思うことにしました。
次回は、どの年代の皆様も楽しめる、基本の検査項目についてレポしたいと思います。
今回も、このような内容にもかかわらず読んでいただきありがとうございました🫶
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