noteは、未来の娘たちに残す手紙でもある
たまにnoteを書く意味が、分からなくなる時がある。
ビュー数は少ない。スキも思ったほどつかない。仕事も育児もある。限られた時間を削ってまで、なぜ文章を書くのか。
特に子育て中の父親にとって、noteを続けるのは簡単ではないと思う。
平日は仕事で疲れている。休日は家族との時間がある。夜にようやく一人の時間ができても、眠気に負けることもある。これまでの私の投稿は大半が深夜だった。
そこまでして書く意味があるのか。
でも最近、noteには少し違う意味があるのではないかと思うようになった。
それは、未来の娘たちに残す手紙になる、ということだ。
当たり前の日常は、ずっと続くとは限らない
あまり明るい話ではないかもしれない。
けれど、人はいつ、どこで、何が起こるか分からない。
明日も普通に会社へ行き、普通に家に帰ってきて、普通に娘たちと話せる。そう思って生きている。
でも本当は、当たり前だと思っている日常が必ず続く保証なんてない。
交通事故に遭うかもしれない。急な病気になるかもしれない。ある日突然、娘たちのそばにいられなくなる可能性だってゼロではない。
その時、父親として直接何かをしてやることはできない。
抱きしめることもできない。話を聞くこともできない。悩んでいる娘に、「大丈夫だよ」と言ってやることもできない。
それは、考えるだけでつらい。
でも、もし自分の言葉が残っていたらどうだろう。
父親が何を考えていたのか。何に悩んでいたのか。どんなことを大切にしていたのか。仕事、家族、お金、人生、人間関係、学び、失敗。
そういうものが文章として残っていたら、娘たちが大きくなった時に、少しは父親を近くに感じられるのではないか。
「お父さんは、こんなことを考えていたんだ」
そう思ってもらえるだけでも、noteを書く意味はあるのかもしれない。
子どもに残せるものは、お金や写真だけではない
もちろん、お金は大事だ。写真も大事だ。一緒に過ごした記録も、家族の思い出も、きっと大切なものになる。
でも、言葉もまた残せる。
しかも言葉は、その人の考え方まで残してくれる。
いつか娘は思春期に迎え、対人関係や自立に向けた壁にぶち当たることがあるだろう。そんな時にパパのメッセージを見てほしい。
写真を見れば、どんな顔をしていたのかは分かる。
動画を見れば、どんな声だったのかも分かる。
でも、何を考え、何に迷い、何を大切にして生きていたのか、
という心の内側は、文章で残すのが一番良いように思う。
それは、少し特別な記録だ。
PVやスキだけでは測れない価値がある
もちろん、娘たちのためだけに書くわけではない。
今読んでくれる人の役に立てば嬉しい。同じように悩んでいる人の気持ちが少し軽くなれば、それも嬉しい。
でも、PVやスキだけを目的にすると、どうしても続かなくなる。
反応が少ないと落ち込む。自分の記事には価値がないのかと思ってしまう。書くこと自体が苦しくなる。
だから、noteを書く目的を少しずらしてみる。
今すぐ多くの人に読まれなくてもいい。未来の誰かに届けばいい。もっと言えば、未来の娘たちに届けばいい。
そう考えると、一本の記事の意味が変わる。
日々の悩みを書くことも、ただの愚痴ではなくなる。仕事で考えたことを書くことも、父親の生き方の記録になる。失敗や迷いを書くことも、将来の娘たちに残せる人生の教材になる。
完璧な父親の言葉でなくていい
立派なことを書かなくてもいい。
むしろ、完璧な父親の言葉より、迷いながら生きている父親の言葉の方が、いつか届くのかもしれない。
父親も悩んでいた。父親も不安だった。父親も失敗しながら、それでも何とか前に進もうとしていた。
そういう記録が残っていることには、意味があると思う。
noteは、人生に何かあった時の保険になる。
そう書くと少し大げさかもしれない。
でも、少なくとも私にとってnoteは、未来に残せる小さな手紙のようなものだ。
今の自分が、未来の娘たちに向けて書いている手紙。
そう考えると、今日の記事があまり読まれなくても、少しだけ気持ちが楽になる。
読まれるためだけでなく、残すために書く
誰かに読まれるために書く。それも大事だ。
でも、それだけではない。
自分がどう生きたのかを残すために書く。娘たちがいつか父親の考えに触れられるように書く。今はうまく伝えられない思いを、未来に置いておくために書く。
noteを続ける理由は、人それぞれでいい。
収益化でもいい。発信力をつけるためでもいい。自分の考えを整理するためでもいい。
でも、もし子育て中の父親がnoteを書くなら、こういう理由があってもいいと思う。
未来の子どもたちに、父親の言葉を残すため。
そう考えた時、noteはただの記事投稿ではなくなる。
それは、未来の家族に向けた、静かな手紙になる。
今すぐ読まれなくても、未来に届けばいい。
そのくらいの気持ちで、今日もまた、一本の記事を残しておきたい。

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