九州・台湾未来研究所さんのイベントに登壇し、日台がAI時代に歩むべき方向についてお話してきました。
こんにちは。アートディレクター・デザイナーの市角です。
普段はデザインや映像制作したり、
大学の経営学部で准教授としてデザイン思考について教えてみたり、デザインの考え方をビジネスに活かすワークショップを全国でやったりしています。
noteではデザイナーの頭の中シリーズを毎週火曜日、noteに書いています。
師走の中、ご多分に漏れず忙殺されてしまい水曜日の投稿となりましたことお詫びします。
本日は先日行ってきた日本と台湾を結ぶデザイン思考のワークショップについて!
日本と台湾から領域横断で活躍する経営者やビジネスマンが集合
先日、福岡の西南大学において「GENxBORDER(ジェン・バイ・ボーダー)」という、熱量の高いプログラムに登壇してきました。

これは一般社団法人 九州・台湾未来研究所(KTVI)が主催する、日台の次世代リーダー育成プロジェクト。約2ヶ月間にわたり、文化や産業、そしてAIという「境界」を越えて新しいリーダーシップを模索する試みです。
今回、僕に与えられたテーマは『問いをデザインする力 ― 感性と構造をつなぐ創造の方法論』。 AIが瞬時に答えを出してくれる時代に、私たち人間は、一体何を「感じ」、どう「考える」べきなのか。日台混成の若手リーダーたちと共に、正解のない問いの深淵へと潜った150分間の記録を、ここに記しておこうと思います。


ちなみに台湾は大好きで2013年くらいには本気で移住しようとおもって物件探してたことがあります。台湾の人って本当あったかくて優しいんですよね。同時に自分の地域の課題に対して真摯かつ聡明に活躍される方が多く感銘を受けています。
問いをデザインする力
このプログラムは、日本と台湾の若手リーダーたちが混成チームを組み、「越境」「多様性」「循環」といった現代の重要テーマを数ヶ月かけて探究していくというもの。これまでの講義ではTSMCに象徴される産業論や、最新のAI論などが語られてきましたが、僕が担当した回はその総仕上げに近い位置づけです。
題して、「問いをデザインする力」。 「あなたは最近、誰かと“本気で問い合った”のはいつですか?」 そんな事前課題を投げかけて始まったセッション。国境や言語の壁を超えて、参加者一人ひとりの内側にある「まだ言葉にならない問い」が形になっていく時間は、講師である僕自身にとっても大きな気づきに満ちたものでした。
2035年のトレンドを元に身体感覚から事業をデザインする。
この日は2つのイベント同時開催で午前中のワークのタイトルは台湾でのフィールドワークを元に発見した現在のマイクロトレンドから、2035年には大衆化し当たり前になっているであろうムーブメントを予測するというもの。
僕はこのワークを受けてさらに「その未来で起きる様々な課題を発見し事業アイデアにする」という「問いを作り出すワークショップ」となっております。
そもそも私がデザイン思考×AIでのワークでいつも用いているのが「身体感覚」を知覚・言語化しそこからクリエイティブなアイデアを創出するというもの。
今回のテーマはレイチェル・カーソンのセンス・オブ・ワンダーです。


AIがもたらす変化とその反作用について述べつつ、私たちが何に取り組み、何を任さればいいのかという話から入っていきます。

身体を持ち、死を経験できる一過性の時間を生きる私たち人間だからこそ発見できる課題と立ち上がる実感を言語化し、2035年の人類になりきって解像度を上げて課題発見をしていきました。
「デザイン身体思考」の根拠として、アントニオ・ダマシオ博士のソマティックマーカー仮説を引き合いに出しています。


終わったあとはもちろん福岡なので焼き鳥屋さんで楽しい時間を皆さんと過ごしました。
次は台湾フィールドワークにも同行してまた鶏肉飯食べ比べと担仔麺食べくらべをして過ごしたいものです。おいしいよね。。
こんな感じで毎週火曜日はデザイナーの頭の中シリーズ書いていきます!
そうげん近況:最近やたらとカシオの腕時計のデザインが気になる。チープカシオは何故欲しくなるのかをデザイナー目線で記事書こうかな。
こちらはよく読まれている記事。
こちらは好きな人が多いフォントの話
その他のデザインのお話はこちら。
私のデザイン事務所のサイト。普段はこんなものを作ってます。
