HSPやINFJは「あれ?このパターン、前にもあった…」と気づくことで、負のループから脱せられる
今年はホラーの当たり年で「8番出口」が好評である。
こちらの作品は何度も振り出しに戻り、同じような光景がひたすら繰り返される構造なのだが、実はこれ人生のパターンのメタファーだ。
アルベール・カミュの『シーシュポスの神話』の例の話。岩を山頂に押して登ったのに、また最初からやり直す、というように、人間は円環的行為と縁がある。
さて人生脚本という言葉がある。エリック・バーンによって提唱された概念であり、無意識の人生計画を指す概念で、誰もがすでに書かれた脚本を演じていると、バーンは発見した。
「8番出口」と人生脚本に関する考察は、おゆきさんの記事が面白いでぜひどうぞ▼
人生脚本をエンタメ化したものでいえば、ドラえもんの「あらかじめ日記」もあるが、
人は、なぜかパターンを好む。
あなたにもないだろうか。「あれ、このミス前にもやってしまった」という既視感を覚えながら悔いてしまうような苦い出来事を。
これは特定の人を長いスパンで観察しているとよくわかるのだが、自分を傷つける人へあえて近づいていって傷つけられたり、挑発的なことを言って叱られたりなど、結構みんなパターンがある。
その根底にあるのは、寂しさだ。
これはもう無意識の発露なので、自覚は誰しもできないだろうが「人との関わりで〇〇したい、〇〇になりたい」というのが誰しもある。
注意が必要なのは、加害、被害の関係で成り立つコミュニケーション。
わかりやすい例でいえば、自分を傷つける異性とばかり付き合う人だろう。Aという加害的人物と別れたと思ったら、Bと付き合いまた同じように被害に遭うというのは結構なあるあるだ。
これは当人が無意識に選んでいるパターンなので、かなり気づきずらい。
すぐに解決する問題ではないが、パターンに気づいて自分の根底にある寂しさの欲求に向き合うことで、誰でも人生脚本を書き換えられる。
「8番出口」がそうであったように、決意した人からループを抜けられるのだ。
それには勇気がいるので他責の段階にいる人は難しい。
人に向けている刃を自分に向けたあと、一度痛みを受け止め「そもそも刃物を持つ必要がなかったんだ」と気づけたとき、あなたは今のパターンから抜け出せるだろう。
これまで繰り返してきたパターンを抜け出せたあなたの足取りは、以前より軽いものになっているにちがいない。
