君影草(スズラン)に捧ぐ
翠深き野辺に風はそよぎ
秘めやかな調べを奏でる
白亜の鈴を君影草は揺らし
清き姿を翠に隠して咲き誇る
気高く凛と君はそこに在り
刹那の夢か白亜の幻影か
触れれば消えゆく淡き面影
過ぎし日の温もり
指に微かに残る
生の哀しみ胸に深く染み
ああ嘆くな 君影草よ
君が教えし光 今もなお輝き
愛する喜び、胸に満ち溢れむ
忘れ得ぬ君の面影を永遠に抱かん。
この胸に深く静かに刻み込む
悠久の時を風と共に生き
白き鈴の音 高らかに野に響かせ
翠の調べに君影草は咲き
白亜の夢幻 美しく織りなして
気高く美しく緑の野辺に
永遠に咲き続けん その清らな姿
_君影草に捧ぐ


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