男性不妊治療|TESE(精巣内精子搾取術)の体験談
私が男性不妊症であることが分かり男性不妊治療を行うことを決めたのは、今から6年前の2020年のことです
カウンセリングと精液検査、超音波検査等を行なった結果、私は射精しても精子が精巣内に留まっており放出されない体質であることが判明しました
そのためTESE(精巣内精子搾取術)を行う必要があり、色々悩んだ結果TESE術を受け入れる決断をしました
今回は、私が受けたTESE術がとのように行われたのか、術前と術後の身体の影響や感情などの体験談をお伝えします
○TESE術はどのように行われるのか
男性不妊治療の流れは前の記事で紹介していますので、詳しく知りたい方はそちらでご確認ください
手術は当日行われて、その日のうちに帰宅することができます
また局所麻酔なので身体への負担も少ないです
・手術が始まるまでの気持ち
私自身極端な心配性なので、前日の夜はほとんど眠れないほど緊張しました
手術当日はクリニックに着くまで落ち着くことができず、手術の痛みや良質な精子が採取されるのかなど心配が絶えませんでした
・TESE術スタート
クリニックで受付を済ませたら、まずは医師から手術の説明と当日の体調確認が行われたました
そして手術室に入ると手術台に仰向けに寝て左手から点滴を入れます
その後睾丸に直接麻酔を打つのですが、それがとても痛かったです
ただ痛いのはほんの一瞬で、その後は何も感じないほど麻酔はよく効いていました
局所麻酔なので意識ははっきりしており、手術の様子が聞こえてきます
睾丸を切開し精子を採取するのですが、その時はなにかやってるなという感じで、先生が優しく声かけをしてくれたおかげて安心して手術を受けることができました
採取された精子はすぐに凍結保存されます
凍結容器1本に約10個程度の精子を保存され、私の場合もともと精子の数が少なかったので、凍結容器は10本保存されました
つまり採取できた精子数は約100個ということです
手術の時間は1時間弱くらいだったと思います
切開した場所を縫い合せ・消毒・ガーゼ保護をし手術は終了しました
手術後は麻酔が効いていたので特に問題なく歩いて帰ることができました
ただ麻酔が切れてから徐々に痛くなり鎮痛剤でなんとか歩ける状態てした
次の日は仕事でしたがそこまで辛くはなかったです
意外と回復は早かったように思います
・凍結保存された精子をレディスクリニックへ
手術後1週間ほどで局部の経過観察と凍結した精子をレディスクリニックへ運ぶ作業があります
運ぶのは業者に依頼することも可能ですが私たちは自分で行いました
凍結容器は液体窒素の大きなガスボンベに入っており、20〜30kg程の重さがありました
当然車で運搬しレディスクリニックへ運ぶのですが台車がないと無理です
○TESE術を行った感想
TESE(精巣内精子採取術)は男性にとってとても恐怖を感じるものだと思います
私自身もさすがに睾丸に直接麻酔を打たれた時の痛みにはびっくりしました
しかしそれ以降は麻酔がしっかり効いているので辛さはほとんどなかったです
手術を受ける前の緊張感はものすごかったですが、手術後の安心感も相当大きかったです
私たちの場合、私がTESE術を受けなければそもそも不妊治療が始まらないという状況で、私たちはどうしても子供が欲しいという気持ちがあったので、TESE術を受けないという選択肢はありませんでした
なので手術を受ける覚悟は持っていました
これから男性不妊治療が必要と判断されたカップルがTESE術を受けなければならない状況となった場合、やはり十分な時間話し合いをして、やるやらないを決める必要があるでしょう
どちらを選んだとしても後悔のないようになればいいですね
私たちの場合は結果的に最後の最後で不妊治療が成功し赤ちゃんを授かることができましたが、もし失敗していたとしても後悔はなかったです
私たちと同じように男性不妊治療を受けている方々が無事赤ちゃん誕生に成就できることを願います
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