見出し画像

見て、知って、踊って、味わう―インドネシア文化交流イベントを開催しました

7月25日(土)14時から16時まで、ほどがや市民活動センター アワーズで、Duta Melatiとの共催による「インドネシア文化交流イベント」を開催した。15名の方に参加していただいた。

NPO法人アジアの窓口にとって、こうした文化交流イベントを開催するのは今回が初めてだ。

私自身、これまで仕事では、事業者向けのビジネスマッチングやセミナー、ショッピングモールなどでの一般向けイベント等に携わってきた。しかし、参加者一人ひとりの顔が見える小規模な文化交流イベントは初めてだった。

これまでの経験を生かせる部分はあったものの、準備に使える時間は限られていた。試行錯誤を重ねながら、当日を迎えた。

広報では、会場となったほどがや市民活動センターや、ご協力いただいているほどがや国際交流ラウンジ、インドネシア料理店などにチラシを置かせていただいた。インターネットでも情報を発信し、共催のDuta MelatiからもSNSを通じて広報していただいた。

まずは、インドネシアを知ってもらう

開始15分ほど前から参加者が集まり始め、14時にイベントが始まった。

最初に、私から今回のイベントに込めた思いをお話しした。

まずは、多くの方にインドネシアを知ってもらいたい。こうした活動の積み重ねは、日本とインドネシアの関係を深めるだけでなく、少子化・人口減少が進む日本において、多様な背景を持つ人々が互いの文化を理解し、ともに暮らしていく社会の土台にもなる。私はそう考えている。

挨拶の後は、Duta Melatiによる舞踊から始まった。

最初に披露されたのは、Padupa(パドゥパ)。南スラウェシのブギス・マカッサル地域に伝わる、歓迎と祈りの踊りだ。二人の踊り手が華やかな衣装で舞った。

Padupa

私はこれまでにも何度か見ているが、何度見ても華やかで、会場を一気に明るくしてくれる踊りだ。

文化を知り、言葉と踊りに触れる

続いて、Duta Melati代表によるインドネシアの文化紹介が行われた。

代表は、日本での生活が約50年に及ぶ。多様な民族と文化を持つインドネシアについて、基本的な説明に加え、自身の経験に基づく話も交えながら、分かりやすく紹介していただいた。

文化紹介の最後は、インドネシア語のミニレッスン。代表は普段からインドネシア語講師として活動しており、初めて学ぶ人にも分かりやすいレッスンだった。会場の皆さんと一緒に、インドネシア語の挨拶などを楽しく練習した。

その後は舞踊体験。Duta Melatiの皆さんに手本を示していただき、参加者は椅子に座ったまま、手や腕の動きを中心にインドネシア舞踊を体験した。会場には自然と笑顔が広がっていった。

料理を味わいながら交流する

舞踊体験の後は、インドネシア料理店に作っていただいたお弁当を皆で食べた。

今回は辛さを控えめにしていただいたが、香辛料を生かしたインドネシアらしい味わいは十分に感じられた。

食事の途中には、Duta Melati代表がBajidor Kahot(バジドル・カホット)を披露した。西ジャワのスンダ文化を基調とし、バリの要素も取り入れた創作舞踊だ。

先ほどのPadupaとはまた違う、力強く躍動感のある踊りに、会場中が見入っていた。

Bajidor Kahot

食事を囲みながら、参加者同士の交流も進んだ。

参加者には、長年インドネシアで事業に携わってきた方、新たな事業展開に関心を持つ方、以前バリで暮らしていた方など、さまざまな背景を持つ方がいた。遠方から参加してくださった方もいた。

私も、これまでラオスで続けてきた事業や、カンボジアで経験したトラブル、在日インドネシア人社会との関係づくりについて話す機会があった。思いがけないほど関心を持って聞いていただき、自分にとっても、これまでの経験を改めて見つめ直す時間となった。

私が目指していた、和気あいあいとした雰囲気のイベントになったと思う。

今回を、次の活動につなげる

準備から当日まで、予定どおりにいかないことも少なくなかった。当日も機材がうまく作動しないなど、いくつもの予想外の出来事があった。

それでも、そのたびにDuta Melatiの皆さんや周囲の方々が動いてくださり、参加者の皆さんにも温かく見守り、進行に協力していただいた。多くの方の支えによって無事に終えられたことを、改めて実感している。

今回は、インドネシアに詳しいかどうかにかかわらず、気軽に文化に触れてもらうための「入り口」となるイベントだった。今後も、こうした間口を広げる文化交流を続けるとともに、より専門的な事業者向けセミナーにも取り組んでいきたい。

さらに、日本に暮らすインドネシア人の皆さんが、自らの文化を日本社会や次の世代へ伝えていく活動を支えるとともに、インドネシアの子どもたちへの支援にも取り組んでいきたい。

また、これまでの海外事業の経験を生かし、将来的にはインドネシアに限らず、アジアを中心とした海外事業を一つずつ形にしていきたいと考えている。

今回参加してくださった皆様に、心から感謝したい。

また、共催し、舞踊や文化紹介、舞踊体験などを担当してくださったDuta Melatiの皆様、お弁当を用意してくださったインドネシア料理店、広報や運営にご協力いただいた皆様にも、改めてお礼を申し上げたい。

今回のイベントを、アジアの窓口にとって、インドネシアを中心とする新たな活動の確かな第一歩にしていきたい。

いいなと思ったら応援しよう!