【結論】sp500派vsオルカン派 サクッと解説
SNSを開けば、「S&P500を買っておけば間違いない」「米国株最強!」という声ばかり聞こえてきます。
確かに、ここ10年〜20年のチャートを見れば、アメリカ一強でした。 Google、Apple、Amazon……世界を支配する企業はすべてアメリカにあります。
しかし、僕は資産のほとんどを、米国株一本(S&P500)ではなく、全世界株式(通称:オルカン)に投じています。
なぜか? 僕がFラン卒で臆病だからです。 そして、「歴史上、永遠に覇権を握り続けた国は一つも存在しない」という残酷な事実を知っているからです。
今日は、S&P500信者が目を背けている「国家の盛衰」と、僕が実践している「負けないための歴史観」についてお話しします。
「アメリカ最強」は、たかだか最近の話
みんな、「今」しか見ていません。 ここ数十年のアメリカが強かったから、未来永劫アメリカが強いと思い込んでいます。これを「直近偏向バイアス」と言います。
でも、時計の針を少し戻してみましょう。
1980年代後半: 世界の時価総額ランキングの上位は、ほとんどが日本企業でした。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われ、アメリカはオワコン扱いされていました。
19世紀: 世界の金融センターはロンドンであり、大英帝国(ポンド)が世界を支配していました。
それより前はオランダ、その前はスペイン……。
歴史を見れば明らかです。 「覇権国」は必ず入れ替わります。
もし1988年に「日本株最強!」と信じて全力投資していたら、その後の「失われた30年」で資産は増えるどころか、地獄を見ていたでしょう。
今、「米国株最強!」と言ってS&P500に全ツッパしている人は、当時の日本株信者と同じリスクを背負っていることに気づいているでしょうか?
オルカンは「覇権国の自動スイッチ」
だから僕は、オルカンを選びます。
オルカン(全世界株式)の中身は、今は約60%がアメリカです。 「じゃあアメリカに賭けてるのと同じじゃん」と思うかもしれません。
違います。オルカンの凄いところは、「自動リバランス(入れ替え)機能」です。
もし将来、アメリカが没落して株価が下がり、代わりにインドや中国、あるいはその他の国が覇権を握ったとします。 すると、オルカンは自動的にアメリカの比率を下げ、その時「勝っている国」の比率を上げてくれます。
S&P500: 「アメリカという馬」に賭けるギャンブル。馬がコケたら終わり。
オルカン: 「レースそのもの」に賭ける胴元。どの馬が勝っても、勝った馬に乗っかるだけ。
僕たちが寝ている間に、オルカンの中で勝手に「国ガチャ」の調整が行われるのです。 これこそが、最強の生存戦略です。
僕は「アメリカ」ではなく「資本主義」を信じる
僕は、次の覇権国がどこになるか分かりません。 インドかもしれないし、また日本が復活するかもしれないし、全くノーマークの国かもしれない。
Fランの僕に、そんな高度な未来予測は不可能です。 だから、予測そのものを放棄しました。
「どこの国が勝とうが知ったことではない。でも、人類全体で見れば、経済は成長し続ける」
これが僕の賭けの対象です。 特定の国の政治や通貨に命運を委ねるのではなく、「人間の欲望と資本主義システム」に投資する。
アメリカがダメになれば、次の国が台頭するだけ。 オルカンを持っている僕は、そのニュースを見ながら「へえ、次はあそこか」と思ってコーヒーを飲むだけです。
「S&P500の方がリターンが高い」という人は、過去のバックテストしか見ていません。 未来のリターンを保証するものは歴史上どこにもありません。
資産3450万円を守り、さらに2億へ増やすために。 僕は「最強の国」ではなく、「しぶとい人類」に賭け続けます。

