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【開催レポ】かごしま水族館で鳳凰高校サイエンスクラブが成果発表 〜XRで遊んで学ぼう南さつまの深海魚〜

11月22日土曜日にかごしま水族館とコラボした「デジタルとリアルで体感!XRで遊んで学ぼう南さつまの深海魚」を開催しました。

私たち鳳凰高等学校サイエンスクラブでは,2021年度から南さつま市と連携して,南さつま市で水揚げされる「深海魚のブランディング」に取り組んでいます。

今回は、今年度の成果である「遊んで学べるXRゲーム」のお披露目の場として本イベントを企画。より多くの人に私たちの活動を「知って」「体験して」もらいたい! という想いで当日を迎えました。


開催概要

タイトル
デジタルとリアルで体感!XRで遊んで学ぼう南さつまの深海魚
場所
いおワールドかごしま水族館 1階レクチャールーム
日程
2025年11月22日(土)
①11:00〜 ②11:30〜 ③13:00〜 ④13:30〜
⑤14:30〜 ⑥15:00〜 ⑦15:30〜
主催
鳳凰高等学校サイエンスクラブ(https://hooh.ed.jp/info/
共催
いおワールドかごしま水族館(https://ioworld.jp/news
協力
monoDuki合同会社(https://www.monoduki.com/

イベント内容

今回のイベントのメインは、鳳凰高校サイエンスクラブのメンバーが開発した、遊んで学べるXRゲーム「XR深海魚仕分け人」の体験会。
ですが、それだけではありません。クラブがこれまで取り組んできた活動の紹介や、実際の深海魚に触れられる展示も同時に行いました!

前日まで改良! 進化した「XR深海魚仕分け人」

これまでのゲーム性を引き継ぎつつ,アップデートした深海魚仕分け人

れまでもnoteなどで発信してきた「XR深海魚仕分け人」ですが、今回のイベントに向けて、生徒たちは密かにアップデートに取り組んでいました。

▼過去バージョンのゲームについてのnoteはこちらから

学校の体験入学や地域のイベントなど、これまで多くの方(中学生や地域の方々)にゲームを体験していただきました。そこで得たフィードバックや気づきをもとに、より楽しめる工夫を凝らしました。

体験入学で中学生に体験をしてもらっている様子

アップデート作業はイベント前日まで続きましたが、なんとか無事に当日のお披露目を迎えることができました。

イベント当日にアップデートされたゲームを楽しむ参加者の方

その甲斐あってか、当日は100名を超える方に体験していただくことができました!

中には、体験後に「もう一回やりたい!」と再度参加してくれるお子さんもおり、ゲームの楽しさを十分に実感してもらえたようです。

デジタルだけじゃない!「リアル」な深海魚に触れる学びの場

展示したパネルやこれまでの成果物たち

XRゲームだけでなく、「なぜこのゲームを作ったのか」という背景がわかるパネル展示や、これまでのプロジェクトの成果物(解剖下敷き、レシピ、捌き方資料など)の展示も行いました。

深海魚の展示ブースで学ぶ親子

ゲームを楽しんだ後にこのブースへ移動し、深海魚の身体の特徴や、その独特な質感を実際に確かめている参加者の姿が多く見られました。

南さつま市で水揚げされた深海魚たち

今回のXRゲームは機材の関係で「7歳以上」が対象です。どうしてもゲームを体験できない小さなお子さんたちもいましたが、その分、目の前のリアルな深海魚に興味津々! 目を輝かせて観察していました。

また、通りすがりの来館者の方にも足を止めていただき、私たちの活動や深海魚について広く知っていただく良い機会となりました。

1年生中心のチームで挑む! 成功のための入念な準備

水族館のイベントに合わせて視察を行う生徒たち

今年はサイエンスクラブに多くの1年生が入部し、本イベントの運営も彼らが中心となりました。 まだ運営経験が浅いため、いつも以上の入念な準備が必要です。

そこで、イベント前週に行われたかごしま水族館主催の「きびなご塾」に、本校から2名の生徒がサポート役として参加。 自分たちの本番に向けて、現場の動きや空気感を掴むための「視察」も兼ねていました。

イベント前に流れを確認する生徒たち

イベント当日は、開始直前まで全員で役割や動きを入念に確認しました。

来場者への声かけや誘導、そしてXRデバイス(Meta Quest 3)の操作説明など、今回の運営では「人とのコミュニケーション能力」が強く求められます。

参加者の方に操作説明する生徒たち

はじめは慣れない説明や案内に戸惑う生徒もいましたが、実践の中で気づきを得たり、周囲の大人からのアドバイスを吸収したりすることで急成長。

イベントの途中からは、見違えるほどスムーズに運営できるようになっていました。

来館者にイベント参加を促す生徒たち

また、この日はあいにくの(?)晴天。 実は、天気が良いと行楽に出かける人が増えるため、水族館の来館者は減少する傾向にあります。

そこで生徒たちは、待っているだけでなく積極的に来館者への声かけを実施しました。

完売達成を喜ぶ生徒たち

その努力の甲斐あって、用意した無料チケットはほぼ完売!
逆境をバネに、生徒たちの「呼び込み力」や「伝える力」も大きく向上した一日となりました。

「つくる」から「研究する」へ。次のステップに向けて

会場入り口に設置された等身大パネルと設営準備する生徒たち

かごしま水族館での共催イベントは、生徒たちにとって貴重な経験になっただけでなく、今後の活動の視野を大きく広げるきっかけとなりました。

当日は私たち以外にも、monoDuki合同会社代表の村上さんが出展。かごしま水族館と共同研究されている「AR/XRを活用した展示コンテンツ」を披露していただきました。

かごしま水族館の館長さんとmonoDuki合同会社の村上さん

現在、生徒たちの活動は「コンテンツ制作」がメインですが、今後は「その体験が人の意識や感覚にどう影響するか」という学術的な研究にも発展させていきたいと考えています。

プロの研究事例や実装を間近で見られたことは、そのための大きなヒントとなり、非常に有意義な時間でした。

アンケートに協力いただいている様子

今回のような形式でのイベント開催は一区切りとなりますが、今後も水族館との連携を深め、さらに活動を発展させていきたいと考えています。

足を運び、体験してくださった多くの皆様、本当にありがとうございました。

今後も私たちの活動や研究の様子をnoteで発信していきます。 ぜひ「スキ」や「フォロー」で応援していただけると、生徒たちの励みになります!どうぞよろしくお願いします。

編集後記

今回、特に印象的だったのは生徒たちの「対応力」です。イベントではいつもマニュアル通りにいかない場面が多いです。そのような臨機応変さが必要な場面でも自分たちで考えて動く姿に頼もしさを感じました。生徒たちには教室だけでは得ることができない成長を感じてもらえたらとても嬉しいです。

Special Thanks

  • かごしま水族館の皆様: 企画段階から当日の運営サポートまで、多大なるご協力をいただきました。

  • monoDuki合同会社 村上様: 先進的な展示事例を見せていただき、生徒たちの大きな刺激となりました。

  • monoDuki合同会社 鮫島様:当日の運営サポートや写真撮影などきめ細かいサポートをいただきました。

  • 南さつま市役所 黒瀬様:当日は南さつま市の野間池漁港から深海魚を運んでいただいたり,展示のサポートをいただいたりしました。

【報道】

南日本新聞に掲載していただきました。(2025/11/30付)

朝日新聞に掲載していただきました。(2025/12/9付)

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鳳凰高校サイエンスクラブ もし、この活動に共感してサポートいただけたらものすごく嬉しいです。サポートいただいたものは、次回の活動にすべて充てたいと思います。