「そんなの古い」の一言で、3ヶ月分のフォロワーと私の夢が消えた話
〜生まれて初めてSNSに投稿した私が、海外からのコメントで某SNSをやめるまで〜

投稿ボタンを押す直前、少し躊躇いました。
生まれて初めてのSNS投稿でした。大げさに聞こえるかもしれませんが、本当にそれまで一度もやったことがなかった。どこに何を書けばいいのかも分からないまま、手探りで画面を触っていました。
海外の展示会に、声がかかるかもと思っていた
なぜ海外向けに投稿しようと思ったのか。
海外ではアートに対して敏感な人が多いと聞いていました。画像生成をやるなら、国内より海外の方が反応があるかもしれない。そんな考えが頭にありました。
もっと正直に言うと、展示会に声がかかるかもしれないとも思っていました。海外のどこかのギャラリーや企画から、連絡が来るかもしれない。今思えば相当甘い考えですが、当時はその可能性が、ゼロには見えていませんでした。
ただSNSの使い方が全く分からなかった。コミュニティで思い切って「投稿の仕方が分かりません」と聞いたこともあります。それくらい、何も知らない状態からのスタートでした。
画像を一度に何枚も出してしまうと翌日のネタがなくなる。そう気づいてからは、1日1枚のペースで自分なりに調整しながら続けていきました。
3ヶ月間、誰かに見てもらえていた
投稿を続けるうちに、少しずつ反応が来るようになりました。
「Beautiful!」「Amazing!」コメントが届くたびに、続けてよかったと思いました。フォロワーも少しずつ増えていって、積み重なっていく感覚がありました。
収益も何も無く、展示会からの連絡も来なかった。それでも、海外の誰かが私の画像を見てくれているという事実だけが、当時の支えになっていました。
「そんなの古い」
ある日、動画も投稿してみました。
Veo3が日本でも使えるようになったタイミングで、動画生成にも挑戦していた頃でした。せっかくだからと、作った動画をコミュニティに投稿しました。
そこに、海外の方からコメントが来ました。
「Veo3?そんなの古い。次の新しいツールはいつなの?」
読んで、一瞬止まりました。
怒りというより、呆気に取られた感じがありました。リアクションしたのか、それとも黙っていたのか、正直もう覚えていません。その後すぐ、コミュニティにアクセスできなくなりました。ブロックされてしまった。
3ヶ月分のフォロワーが、全て消えてしまいました。
某SNSは、もういいと思った
ショックだったのは確かです。でも怒りよりも先に、疲れた感じがありました。
画像を毎日投稿して、見てもらえることを積み重ねてきた。それが一言で終わった。しかも理由を説明される間もなく。
某SNSを開く気持ちが、完全に失われていました。アカウント自体を触らなくなったのは、自然な流れでした。
代わりに、Instagramに画像をたまに投稿するようになり、気が向いたときだけ、自分のペースで。
展示会の夢は、今はもうありません。でもそれが悪いとも思っていない。あの頃の甘い期待がなければ、あれだけ続けられなかったかもしれないから。
そう思いながらも、たった一言で3ヶ月が消えた感触は、まだどこかに残っています。
私のAI副業迷走の記録を、他にも書いています。
