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医学部って一般家庭でも行けますか?ー行けます!② 国立大学一般選抜突破!

「医学部って、推薦じゃないと難しいんじゃないですか?」
そんなふうに思っておられる方は、きっと少なくないと思います。

でも、わが家の子どもは二人とも、国立大学医学部医学科に一般選抜で進学しました。

いわゆる、昔でいう一般入試、今の言い方でいう一般選抜です。

皆さんもご存じの通り、大学入試には大きく分けて推薦入試と一般入試があります。

推薦入試は、学校の評定がある程度必要で、さらに学校長の推薦を受けられることが条件になる場合が多い入試です。

一方、一般入試は、学力で勝負する入試です。もちろん簡単な道ではありませんが、推薦の条件を満たさなかったとしても、誰にでも医学部を目指せる道が残されています。

わが家の子どもたちも、まさにその道を通りました。

実は我が家の子供達の受験当時、医学部の推薦を受けるには、評定平均4.3以上が一つの目安になっていました。

(現在は学校により4.0〜や、評定が明記されていない学校もあります)

我が家の場合は、一人は4.5あり、推薦基準を十分に満たしていました。

けれど、もう一人は4.1で、推薦基準に届きませんでした。

ここだけを見ると、
「4.5の子の方が優秀で、4.1の子は少し不利だったのね」
と思われるかもしれません。

でも、実はここに、この数字だけではみえてこない大きなポイントがあります。

4.1だった子は、全国でも有数の超難関校に、一方、4.5だった子は地元の難関校に在学していました。

つまり、同じ「評定」という数字でも、そこに至るまでの学校環境や周囲の学力レベルは、まったく同じではなかったのです。

超難関校
では、周囲に学力の高い生徒が集まります。

定期テストも簡単ではありませんし、少し気を抜けば評定はすぐに下がります。

一方で、学校によっては、同じ努力をしていても評定が取りやすい場合もあります。

学校の違いをもっと端的に言うと、4.1の子の学校は東大、京大、国立大学医学部医学科を合わせると、合格者が三桁、4.5の子の学校は30名くらいです。

評定の取りづらさが如実にわかる数字ですよね。

私はこの経験を通して、評定というのは、数字だけを見て単純に比べられるものではないということを痛感しました。

そして、このことは後になって、私が塾で保護者の方に学校選びのアドバイスをするときの、大きな軸になりました。

親御さんはどうしても、「偏差値の高い学校に入れた方がいい」「進学校に行った方が有利」と考えがちです。

もちろん、それが悪いわけではありません。

実際、学力の高い仲間の中で学ぶことには大きな意味があります。

でも一方で、医学部受験を見据えたとき、学校選びは偏差値だけで決めてはいけないと私は思っています。

推薦を受けることができるという事は、国立大学の医学部医学科の場合、受験のチャンスが人より一回多くあるということなのです。

これに関してはまたいつかの機会にお話ししますね。

その学校では評定がどれくらい取りやすいのか。

推薦を狙いやすい環境なのか。

学校の授業進度や補習体制はどうか。

欠席や体調不良があったときに、どの程度フォローしてもらえるのか。

そして、その子自身の性格や体力に合っているのか。

そういうことまで含めて考えないと、後になって「こんなはずではなかった」ということが起きてしまいます。

実際、わが家の子どもたちも、小さい頃から二人ともそれほど体が強い方ではなく、年間を通して学校を休むことが比較的多い子たちでした。

二人とも推薦の条件の欠席○日以内という条項を満たしていなかったので、推薦を得る事はできませんでした。

そこで、その子に与えられた条件の中で、どうやって医学部まで持っていくかを考えるしかありませんでした。

そうしてわが家は、早い段階から覚悟を決めました。

推薦が難しいなら、一般選抜で正面から勝負しよう!

これが、わが家の結論でした。

もちろん、一般選抜は簡単ではありません。

推薦のように早く進路が決まる安心感もありませんし、センター試験から二次試験まで、長い時間をかけて戦い抜かなければなりません。

けれど、見方を変えれば、評定が足りなくても、推薦が使えなくても、学力で医学部を目指せる道がちゃんと残されているということでもあります。

私は、同じように不安を抱えているお母さん、お父さんに、このことをぜひお伝えしたいのです。

お子さんが体が弱い。
欠席が多い。
思うように評定が取れない。
進学校に行ったために、評定が伸びにくい。

そういう事情があったとしても、医学部をあきらめる必要はありません。

推薦が難しければ、一般選抜という道があります。

医学部受験は中学校や高校選びから始まっています。中学校や高校選びも、偏差値だけではなく、その先の受験の戦い方まで見据えて考える必要があるからです。

次回以降は、

・いちばん気になる医学部のお金の話
・一般選抜に向かったわが家の方針
・推薦入試のメリットと注意点
・一般選抜のメリットと戦い方
・医学部受験の準備は、いつから始めるのか
・続・医学部のお金の話

――など、わが家の経験をもとに、医学部受験を目指すご家庭に役立つ情報を、できるだけわかりやすくお届けしていきたいと思っています。

「医学部は特別な家庭のもの」と思っておられる方にも、少しでも希望を持っていただけるようなお話を書いていけたらと思っていますので、よろしければまた次回も読みにいらしてください。


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