初期制動が強いフロントパッドは上手くならない
・ブレーキロックで直進
・ABSがすぐ入る
・進入でアンダー
・毎回ブレーキの感触が違う
ジムカーナ、サーキット初心者で、これが起きている人はかなり多いです。
ラリーだと悲しいかな、すぐクラッシュするので、遭遇できる確率は非常に低いです。
初心者は、初期制動強いブレーキを選びがちだけど
— 踏みッパ@3/28(土)筑波 ドリフト・ジムカーナ練習会主催 (@humippa) November 25, 2025
あれ、めっちゃロックしやすくてタイム落とす原因
・フロントタイヤがグリップする前に減速しすぎる
・踏み始めがON/OFFになる
・ステアの入りが毎回ズレる
だから、速く走りたいなら
踏んだ分だけ効くブレーキの方が扱いやすくて安定する
つづく pic.twitter.com/toRbzyMcVa
実は、フロントの初期制動が強すぎるブレーキパッドは、
・タイヤロック
・進入ミス
・再現性低下
・“抜くブレーキ”
を誘発しやすく、ドライバーの上達速度をかなり落とします。
踏みッパ練習会でも、
「ブレーキロックで、真っ直ぐ進む車」
「ブレーキで、ドアンダーを出す車」
が何台もいます。
しかも厄介なのが、オーナー本人は「よく効く良いブレーキ」だと思っている事です。
つまり、本人の操作と関係なく「たまたま止まれた/曲がれた」が増えます。
ドライバーが上手くなったのではなく、
「たまたま車が止まった」
「たまたま曲がった」が増えます。
これが非常に厄介です。
人間は、たまたまでも成功した操作を正解として覚えるからです。
上達とは
「同じ入力で、同じ挙動を出せる」状態を増やす事です。
でも初期制動が強すぎると、
・今回は曲がる
・次は飛び出す
・その次はABS
が起きやすい。
すると人間は、「何が正解だったのか」を学習できません。
初期制動が強いブレーキでの運転実例
フロントに初期制動が強すぎるパッドで、私がいつものブレーキの踏み方をすると
・「あ、フロントロックするな」と途中で踏力を抜く
・狙った減速Gと速度に到達しない
その時点で、進入ラインも、向きも、立ち上がりも全部ズレます。
動画を見てもらうと、フロントの沈みを途中で止めて、コーナー進入で若干フロントが持ち上がっている所があります。
本来なら荷重を作り続けるはずが、「抜く操作」に変わっています。
これが上達が遅くなる理由です。
私の踏力の立ち上げ方で沈み過ぎるだけであれば、私が下手なだけなのですが、お客さんはブレーキロックして、真っ直ぐ行っています。
オーナーも、この難しいブレーキを使い切れていません。
ぬるいブレーキで走るのも手ですが、このタイヤなら、このくらい行けるだろうがあるので、1本目からぬるい走りに調整するのは難しいです。
速くなるブレーキとは?
理想はこうです。
・初期は穏やか
・μが踏力に対してリニアに増える
・ピークが扱いやすい
・温度レンジが安定している
踏力で減速を「作れる」パッド。
これなら正解を見つけられるので、上達を加速させます。
では、「初心者〜中級者が上達しやすいブレーキ」
は、どう選べばいいのか?
実際にどういうパッドを避け、何を選ぶべきかを下で解説します。
初心者シリーズでは
「初心者でも速く・上手くなれる」を体系化して、
「何からやればいいか迷わない状態」にした公道練習法を解説しています。
各県戦で優勝を目指す方向けのマガジンも下記に用意しています。
では、
・強い初期制動は何が起きる?
・なぜ遅くなるのか
・なぜ初期制動が強いと再現性が壊れるのか
・上手い人は、なぜ“効きすぎるブレーキ”を嫌うのか
・本当に速くなるパッドは何が違うのか
を、実際の操作ベースで解説します。
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