ジムカーナ・ラリー・サーキットでタイムと安全を両立するブレーキパッド選び
2025/11/26追記1 ローター皮膜除去と皮膜の作り方を追記
2025/11/26追記2 ブレーキ踏力=レッグプレス重量を追記
2026/5/14追記 「評価項目」に項目を追加
1. はじめに
初心者がやりがちなのは「初期制動が強いスポーツパッド=速くなる」と思って選ぶことです。
しかし、ジムカーナや1km前後のミニサーキットの1〜2周勝負では、実はフロントは純正パッドの方が速いことが多いです。
理由は、初期制動が強すぎると、踏み始めがスイッチ化してロックしやすく、制動距離が伸びて車の姿勢も乱れるからです。
※ただし高速サーキットでは純正パッドではフェードが起きやすく、厳しいことがあります。
2. パッド選びの基本方針
舗装路のブレーキパッド選びでは、次の基準を意識しましょう。
ダートは、また少し異なります。
初期制動が強すぎず、踏力に応じて制動が増えるリニアタイプ
タイヤをロックさせられること
競技で履くタイヤ・車両での車両挙動を最優先に判断する
フェードが起きないこと(距離やコースに応じて確認)
リアが先にロックするバランス(ラリー向け)
コントロール性が良いと、濡れた路面の霧の中、不意に出て来たガードレールにびっくりしても、ABSなくてもブレーキロックすることなく、回避できます。
3. ブレーキパッド選定チェックリスト
前提として、ブレーキ踏力100㎏くらい出せないと適切な評価が出来ない可能性があります。
※ブレーキ踏力は、レッグプレスをフルバケ~ブレーキペダルの距離に合わせて、片足で100㎏を持ち上げる時の力です。
また止まるブレーキと曲がるブレーキが使えることが重要ですが、初期制動が強過ぎるパッドだと、止まるブレーキや曲がるブレーキの正しい動作をしても、車が正解の挙動をしないので、技術向上速度が遅くなります。
パッドを交換して、評価する際には必ず、ローターに新しいパッドの酸化皮膜を作る必要があります。
そのやり方は、
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
