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初心者は軽トラに乗れ

スポーツカーに乗る前に、まず軽トラに乗れ。

これは冗談ではなく、本気です。

免許を獲ったばかりの人ほど
速い車に乗りたがります。
気持ちはよく分かります。
けど、最初に必要なのは、
速い車じゃありません。

詳しくはこちらで解説しています。

下手な操作が隠せない車です。
そして、それに向いているのが

軽トラです。


モータースポーツを長くやってきて、
「この人、運転うまいな」と思う人ほど、
操作が静かです。

雑な入力がない。
無駄がない。
車が暴れない。

これは才能ではなく、
基礎があるかどうかです。

大学自動車部に荷物運搬車として、
一台あった方がいいくらいです。

でも実際は、それ以上に
運転が上手くなる車
として優秀なんです。


なぜ軽トラなのか

理由は誤魔化しが効かないから。

最近のスポーツカーや
ハイグリップタイヤは、
多少雑な操作でも
なんとなく曲がれてしまいます。

多少ブレーキが雑でも、
多少アクセルが荒くても、
多少ラインが悪くても、
タイヤが助けてくれる。

でも、軽トラは違います。
タイヤの限界が低い。
車の余力が少ない。

雑に操作すると、すぐに

・曲がらない
・止まらない
・前に進まない

が返ってきます。

つまり

自分の下手さが隠せない

んです。
これ重要。

こちらは軽トラレースだから、乗って欲しい軽トラじゃないけど、面白そうですね。


低限界タイヤは物理を教えてくれる

グリップの低いタイヤは、
無理な操作が効きません。

雑にハンドルを切る

曲がらない

雑にブレーキを踏む

姿勢が乱れる

雑にアクセルを踏む

前に進まない

だから、自然と

丁寧に操作する

ようになります。

これは、「感覚」ではなく

物理の理解

です。

・荷重移動
・姿勢変化
・タイヤの使い方

それを体で覚えられるのが、
かなり大きい。

動画は1.5Lのヴィッツですが、
丁寧な運転をすると
25年前のGRID2とエコタイヤの
組み合わせでもS2000に追い付きます。


軽トラは無駄操作を消してくれる

軽トラは

・パワーがない
・タイヤが細い
・重心が高い
・反応が素直

だからこそ
変な癖が全部バレます。

・無駄な舵
・雑なアクセル
・遅いブレーキ
・変な姿勢

全部、そのまま遅さになる。
誤魔化せない。
だから上手くなる。

免許取り立ての初心者が
軽トラに1~2ヵ月乗ると、
本当に運転が上手くなります。
これはかなり本当。
サーキットやジムカーナ場ではなく、
公道で十分です。


ただし、軽トラだけでは足りない

ここも重要です。
軽トラだけ乗っていると、今度は逆に

攻められない人

になります。

高グリップ車に戻った時に

踏めない
使い切れない
限界を上げられない

こうなる。
なぜなら、軽トラは

使える操作幅が狭い

から。

だから理想は

軽トラで基礎を作る

グリップの高い車で幅を広げる

この順番。


まとめ

初心者ほど、速い車に乗りたがる。
でも、最初に必要なのは
速い車ではなく

下手さが隠れない車

です。

低限界タイヤは
操作の物理理解を鍛える。

軽トラは
丁寧さと無駄排除を鍛える。

だから

初心者は軽トラに乗れ

遠回りに見えて、実は一番速い。
これ、本当。

昔の漫画ですが
『オーバーレブ』でも、軽トラベースの
改造車が登場します。

漫画としては『頭文字D』が有名ですが
ドラテクの教本としては
個人的にはオーバーレブの方が好きです。


ここまで読んで
「軽トラが良いのは分かった。

じゃあ、
実際に何をどう練習すればいいのか?」
と思った方へ。


この初心者シリーズでは
「初心者でも速く・上手くなれる」を体系化して、
「何からやればいいか迷わない状態」にした公道練習法を解説しています。


各県戦で優勝を目指す方向けのマガジンも下記に用意しています。


次回は、

軽トラの次はデミオでいい

の理由を解説します。

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