シャドーイング記事に入り切らなかったこと
英語を始めたばかりの頃って、
「覚えた言葉を片っ端から使って、とにかくペラペラ話してみたい!」
っていう衝動に駆られませんか??
私も、その一人でした。
今日、話せるようになるための練習について、シャドーイングの記事を書いたのですが。↓↓
ここに入り切らなかった話を
こちらの記事に書きたいと思います。
私は英語学習を始めて最初の2週間、
新しい文法を覚えるのが楽しくて
夢中で文法を詰め込みました。
詰め込みながらも、文法ばっかりやっても話せなきゃ意味ないよね!
って考えだったので、
とにかく英語を口にするようにしていたんです。
とりあえず日常の言葉を
何個か壁に貼ったりして
ドライヤーで髪を乾かす間も、
『I’m drying my hair.』
と、壁に貼った英文を口に出す。
(これを書いてたカレンダーを探したのですが、そういえばドライヤーの風で飛ばされて水没したんでした。)
ちょっと大きい施設に
行きたい時は
『I want to go to the shopping mall.』
を何度も呟く。
中華料理を食べてる時は
『I'm eating Chinese food.』
と自分の動作を実況する。
初心者あるあるの、今読むと
こんな事言わないよ!
ってなるカタコト英語。
でも、初心者レベルのつたない英語でも、
このときは口に出せていたんです。
日記も毎日書いていました。
12月6日
Hi! It's Saturday, December 6th. It's sunny.
I have been studying English for 8 days. I'm studying English. It's slow. I'm thinking about my English, because my English is still not good. I'm having beer right now. It's Kirin beer. I like this beer.I have finished studying English tonight. I have to sleep, but I want to study English a little more.
See you tomorrow.
日記は学んだ文法と単語を使いたくて
書いていました。
当時のものをそのまま貼っています。
しかし2週間で、
以前から記事にも書いているけれど、
私の脳は完全にオーバーヒートした。
ここから、すぐに文法の勉強をやめて
リスニングへの方向転換を決めた。
なぜなら、文法はやればやるほど複雑になるし、このままだと全部覚えるのに
気が遠くなるほどの時間がかかると考えたからだ。
もっと直感的に、もっと速く英語をモノにしたい。
そう考えた私の決断は、驚くほど自分に合っていたようで、
リスニングの習得は信じられないほど
スムーズに進んだ。
でも、その「成功」と引き換えに
私の体には明らかな異変が現れた。
まずはカタコト英語すら
「全くしゃべれなくなった」こと。
そしてもう一つ、これはずっと私は記事に書いてきたけど
「文字を見るのが、気持ち悪い」
壁に貼ったメモも、日記の文字も
あんなに楽しかったはずの英語の羅列が、生理的に受け付けない。
脳が「これ以上、文字情報を入れないでくれ!」と拒絶反応を起こしていた。
英文を見ると車酔いみたいな、
(二日酔いみたいな)
感覚になるのだ。
「文字への拒絶」
「話せないない絶望」
私は、自分の脳が拒絶するなら仕方ないと
思ってできる勉強だけやった。
何週間かしたら文字は見ても気持ち悪くなくなったので、
『英文を受け入れる準備ができたんだなぁ〜』
と思い、少し前から本の解読を始めました。
でも、たった一つだけ、
元に戻らないものがあった。
「口」だ。
文字は読める。
音は聞こえる。
もちろん発音の練習もしている。
なのに、ショッピングモールを歩きながらベラベラ話していた
「ヘタクソな独り言」だけが、
どうしても戻ってこない。
なぜだろう?と考えたとき、
一つの答えに辿り着いた。
それは、セサミストリートを見続けて
「本物の、正しい英語の音」
を脳が覚えてしまったからだ。
最初の2週間、私が話していた英語。
それは、文法という型に無理やりハメただけの、リズムも発音もバラバラな
「自分勝手な英語」だった。
私は普段、アホなことばっかり言っているけれど、(これは日常生活でも)
実はやると決めた事には
ストイックで真面目な性格だ。
その真面目さが、裏目に出た。
セサミストリートを見て、ネイティブの「本物の音」を脳が覚えてしまったから、
私の中の『ストイックな脳』がブチ切れたのだ。
「本物の音を知った以上、そんなデタラメな英語、二度と口に出したちゃだめよ!」
多分こんな感じで、
私の口は物理的に動かなくなった。
真面目すぎる私の脳は、中途半端にしゃべって「話せた気」になることを、
私に許してくれなくなってしまった。
だからこそ、私はこの「沈黙」を突破するために、自分を納得させるための道を探した。
「脳が『これなら出してもいい』と認めるくらいの、正しいスピーキングを身につけるしかない」
その極限のストイックさから生まれたのが、今日記事にしたシャドーイングです。
一回できていたことが、
ある日突然できなくなった。
でも、あきらめたくない!!!
そんな思いで考えました。
今振り返っても、
本当に摩訶不思議な体験をしたなと思う。
ある日突然『言葉を失う』なんて。
話せなくなることなんて、
本当にあるんだなぁって。
もし、私のこの体験が、
誰かの役に立てれば嬉しいです。
普段は、英語初心者の視点から
勉強日記などを書いています。
良かったら他の記事も読んでもらえると
嬉しいです!!
いいなと思ったら応援しよう!
ビール代にします!