あの居酒屋の夜を、どう記事にしたのか──「経験の素材」を価値に変える、視点の置き方
「何を書けばいいかわからない」
この不変の悩みに向き合った前回の記事。
12年前の居酒屋の出来事。
実はあの記事、わたしの中では
ひとつの実験でもありました。
「なんてことのない過去の出来事が、今の視点を通すことで価値ある記事になるのか」を、自分自身で試してみたかったんです。
今日はその舞台裏、
つまり記事の構造を全部お見せします。
経験をどう「物語」に変えるのか。その具体例です。
今回は、いつもと違ってかなり具体的です。
・経験を物語にしたい
・自分の経験に価値ってあるのかな
・経験って具体的にどう書けば読んでもらえるの?
そんなふうに思っている方に向けて書きました。
この構造は、「経験」を素材に記事を書くときのベースになるもの。これは、日記から一歩進んだ、エッセイやフォトエッセイにも使えるものです。
同じようなことを書いているのに、読まれる人とそうでない人がいる。
その違いのひとつは、こういう視点を持っているかどうかだと、わたしは思っています。
どんな記事であっても、この構造を知っておいて損はないです。
そして、もしあなたが「経験を物語にしたい」「読まれる記事を書きたい」と考えているなら、できれば無意識に使えるくらいまで、体に馴染ませてほしい構造です。
いつものわたしらしくなく、少し強めな物言いですが、本気でそう願っているので公開します。
正直、本音を言うと、これを公開していいのかな、手の内を見せることになるね、なんて思ったりもしました。
でも、ある方の有料記事を読んで、「出し惜しみはしない」と決めました。
メンバーシップに参加くださっている方、そして記事を購入くださった方だけにはお伝えしようと思います。
手元にある「経験の素材」を並べてみる
記事を書くとき、わたしはまず、引き出しの中から「素材」を取り出すところから始めます。
前回の記事で使った素材は、これだけです。
・12年前、ブログのサポートをしていた頃の居酒屋でのオフ会
・メンバーさんたちの「ネタが尽きた」という切実な悩み
・わたし自身も、シングルマザーで仕事を掛け持ちをしていた事実
・ワークとして出した「店員さんの背景を想像する」というエピソード
これらはあくまで、私の記憶の中に眠っていた「過去の出来事」にすぎません。
「過去」を「今の視点」で読み解く
大切なのは、ここからです。
「経験という素材」は揃いました。では、どうやって料理をしていくのか。
ここから詳しくほどいていきます。
ここから先は
この記事が参加している募集
いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!
