【学校情報2026】高志中学校(福井県)|倍率・入試日程・対策法
(2026年4月27日更新)
福井県立高志中学校の「令和9年度入学者選抜(2026年12月実施・2027年4月入学)」を中心に情報をまとめたものです。
この記事でわかること
・2026年12月実施予定の入試スケジュール(福井県は12月実施)
・直近の倍率推移と、令和8年度に倍率が大幅に下がった背景
・適性検査3科目+面接の配点と、iBASE独自の対策ポイント
・令和8年度(2026年度)実施の学校説明会情報
1. 基本情報
■ 学校名 福井県立 高志中学校(併設:福井県立高志高等学校)
■ 設置形態 併設型中高一貫校(福井県立/2015年4月開校)
■ 所在地 〒910-0854 福井県福井市御幸2丁目25-8
■ アクセス JR・北陸新幹線・ハピラインふくい線・えちぜん鉄道「福井駅」東口から徒歩約12〜15分/京福バス「高志高校前」下車すぐ
2. 入試日程
🔔 令和9年度(2027年4月入学)の選抜要項は、例年7月頃に福井県教育庁高校教育課より発表されます。
例年のスケジュール(参考)
出願受付 例年11月下旬(インターネット出願)
適性検査 例年12月中旬の土曜日
面接 適性検査の翌日(日曜日)
合格発表 12月下旬(学校での掲示および郵送)
なお、福井県立高志中学校は全国でも数少ない「12月実施」の公立中高一貫校です。1月実施が主流の他都道府県と比べて1か月早く本番を迎えるため、6年生秋までの仕上げを意識したスケジュール設計が欠かせません。直近の令和8年度入学者選抜(2025年12月13日適性検査・14日面接)では、12月22日に合格発表が行われました。
3. 倍率の推移と傾向
■ 最新実績:実質倍率 約2.4倍(令和8年度/2025年12月実施)
受験者数217名/募集定員90名
■ 過去の志願倍率(参考)
2017年度 3.73倍
2018年度 3.77倍
2019年度 3.64倍
2020年度 3.67倍
2023年度 3.41倍(出願者307名/定員90名)
2026年度 2.4倍 ※過去最低水準
📊 iBASE分析
福井県立高志中は2015年の開校以来、長らく3.5〜3.8倍の高倍率を維持してきた、福井県内で唯一無二の公立中高一貫校です。福井県全域から優秀層が集まる構図が定着しており、合格には小学校での高い学力に加え、適性検査特有の「資料読み取り」「論理的記述」への対応力が必須でした。
ところが令和8年度入試では受験者数217名・倍率2.4倍と、過去最低水準まで一気に低下しました。背景としては、(1) 2024年の北陸新幹線福井延伸後の世帯動態変化、(2) 少子化の進行、(3) 私立中学(福井大学附属義務教育学校など)との選択肢競合、などが想定されます。ただし「入りやすくなった」と短絡的に考えるのは早計です。福井県内でこのレベルの探究型カリキュラム+進学実績を持つ学校は他になく、トップ層の受検姿勢は引き続き高水準を維持していると見るべきでしょう。
4. 入試科目・配点
■ 第1日目(12月中旬/土曜日)に適性検査、第2日目(日曜日)に面接を実施
適性検査1(言語系)
試験時間 50分
配点 100点
出題内容 文章の内容や筆者の考えを読み取り、論点や自分の考えを表現する力をみる
特徴 長文読解+記述力が問われる。作文に近い記述問題が含まれる
適性検査2(算数系)
試験時間 50分
配点 100点
出題内容 数量や図形について論理的に考察し、表現する力をみる
特徴 計算スピードよりも「思考過程の記述」が重視される
適性検査3(理科・社会系)
試験時間 50分
配点 100点
出題内容 資料やデータから自然現象や社会現象を考察し、表現する力をみる
特徴 グラフ・表・実験データの読み取りと考察記述が中心
個人面接
形式 個人面接(10分程度)
配点 50点
内容 自らの考えを言葉で表現し、コミュニケーション能力を評価
調査書(報告書)
対象学年 小学校在学中の学習・行動の記録(出身小学校長が作成)
5. 学校説明会・オープンキャンパス
🗓️ 福井県立高志高等学校・高志中学校 公式発表(過年度実績ベース)
■ 第1回学校説明会
開催日:例年7月中旬の土曜日(令和7年度は7月12日に実施)
対象:入学を希望する小学6年生と保護者
形式:学校紹介・授業参観・在校生との交流など
■ 第2回学校説明会・出願説明会
開催日:例年9月〜10月
対象:入学を希望する小学6年生と保護者
※令和8年度向けの確定日程は、学校HP「中学校」ページに順次掲載されます。事前申込制となる年度もあるため早めの確認を推奨します。
👉 最新情報は学校HPの「受験生・保護者の皆様へ」ページでご確認ください。
6. 高志中の特徴
■ 福井県唯一の公立中高一貫校(県立/併設型)
福井県では公立の中高一貫校は本校のみです。福井県全域から「将来は難関大進学を目指したい」と考える小学生が集まる、県内屈指の進学校です。1学年90名(2クラス〜3クラス)の少人数編成で、6年間を通じた系統的な学びが提供されています。
■ SSH(スーパーサイエンスハイスクール)×SGH(スーパーグローバルハイスクール)の探究力
高志高校は2003年度から県内初のSSH指定校となり、現在も継続指定中です(令和8年度SSH先導的改革Ⅱ期内定)。さらに2014年からはSGHにも指定され、令和4年度入学生以降は高校の全生徒が「探究創造科」に統一され、課題研究「KoA(Koshi Academic)」を内進生・高入生混合で履修する体制が整っています。中学段階から本格的な探究学習に触れられる、北陸屈指の環境です。
■ 大学合格実績
近年は東京大学に内進生から複数名の現役合格を輩出するなど、北陸地区の公立校としてはトップクラスの実績を誇ります。京都大・大阪大・東北大など旧帝大、地元の福井大・金沢大、難関私立大(早慶上理・GMARCH・関関同立)への合格者を毎年安定して輩出しています。
7. 求められる力・適性等
■ 文章の論点を読み取り、自分の考えを記述で表現できる
適性検査1では長文を読み解き、自分の意見を論理的に書く力が問われます。日頃から「読んで・考えて・書く」習慣がある子に有利です。
■ 数量や図形の問題を、計算ではなく「考え方」で説明できる
適性検査2は単なる計算問題ではなく、思考過程の記述が求められます。「なぜそう解いたか」を言葉にする習慣が重要です。
■ 資料やデータから情報を読み取り、考察できる
適性検査3はグラフ・表・実験データを使った出題が中心です。理科・社会の知識だけでなく、「データから事実を読み取り、自分の考えを述べる」力が試されます。
■ 探究的な学びに前向きに取り組める
高志はSSH・SGH指定校で、中高6年間を通じて課題研究やフィールドワークが充実しています。「自分でテーマを見つけて深掘りしたい」という知的好奇心の強い子に適した環境です。
8. iBASE難易度指標
■ 志願倍率の高さ ★★★☆☆
■ 適性検査の難易度 ★★★★☆
■ 記述量の多さ ★★★★★
■ 面接の比重 ★★★☆☆
■ 福井県内での人気度 ★★★★★
※現時点での暫定評価です。正式版は2026年内の公開予定です。
9. 併願検討校
福井県内に他の公立中高一貫校はないため、併願は事実上できません。ただし、検討段階で比較対象となる学校として、近隣県の公立中高一貫校もご参照ください。
石川県立 金沢錦丘中学校 — 北陸地区の併設型中高一貫校・隣県代表校
京都府立 洛北高等学校附属中学校 — 関西の公立中高一貫トップ校・SSH指定
京都市立 西京高等学校附属中学校 — 京都市内の併設型・グローバル教育
滋賀県立 守山中学校 — 滋賀県南部の公立中高一貫校
長野県立 屋代高等学校附属中学校 — 信越地区の併設型中高一貫校
10. 過去問・対策
■ 学校HP・教育委員会HP
過去問は福井県教育庁高校教育課のホームページに掲載されているほか、福井新聞ONLINEの特設ページでも2015〜2024年度の問題・解答例・出題のねらいが公開されています(最新年度は会員限定)。市販の過去問集の併用がおすすめです。
■ 市販の過去問集(最新版)
『福井県立高志中学校 入学試験問題集 2026年春受験用』(プリント形式のリアル過去問で本番の臨場感!/福井県中学校 1)
■ iBASEの対策記事まとめ
11. 関連情報・お問い合わせ
■ 関連HP
■ iBASEの書籍
『公立中高一貫校 受検を考え始めたら親子で取り組む20のワーク』(エール出版社/2024年7月20日初版発行)
こんな方におすすめです。
公立中高一貫校受検で必要な力を知りたい方
受検を通じて親子の絆を深めたい方
変化の激しい時代に必要な学びについて考えたい方
■ お問い合わせ
受検に関するご相談、学習法のご質問など、お気軽にお問い合わせください。
メール:info@edict-ibase.com
公式LINE:@742exlca
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